WBCめちゃくちゃ面白かったね!という話と、シャニマス5thライブに参加してきた感想です。
WBCが最高の試合だった
今年のWBCを予選から決勝まで見ました。
WBCが終わって数日経過しましたが、今だにYoutubeでWBC関係の動画を漁ってしまう程度にWBCロスになっています。
僕は野球については学生の頃は新聞で結果を見ていたのですが(道民だったのでファイターズを応援していました)、社会人になってからはテレビや新聞を見ることが少なくなったこともあり、あまりプロ野球は追っていませんでした。
今回のWBCはAmazonプライムでも配信されているとのことで、「ちょっと見てみるか」と思い立って見ました。
なのでプロ野球に関しては結構にわかの状態。
ですが、今回のWBCは野球の面白さが詰まったような試合ばかりで見ていて非常に熱くなり、面白かったです!
大谷翔平選手を始めとしてスター性のある選手が多く、素晴らしいパフォーマンスが見れたのはもちろん、試合展開も「最後までどちらが勝つか分からない」絶妙なバランスで、見ていて激熱でした。
吉田選手、村上選手、ヌートバー選手、ダルビッシュ選手……一人ひとりが見所いっぱいだし、みんな良い活躍をしていて、これだけ豪華なメンバーが集結したんだなあと感じました。
どの試合も面白かったのですが、準決勝・決勝は特に熱すぎる!
決勝なんてドラマティックすぎて、創作を超えたんじゃないかというくらいの劇的な試合でした。
個人的には、僕は道民だったこともあり日本ハムファイターズのニュースは学生時代に良く見ていたし、大谷選手は同年代だったのでちょくちょくニュースを追っていたこともあり、最後トラウト選手を三振で打ち取ったところはもの凄く感慨深かったですね。
改めてスポーツって面白いなと実感したイベントでした。
この前のワールドカップもそうですが、良くできたスポーツってルールがしっかりまとまっているから、ファンの方々がのめり込むだけの面白さがあるんだよなあって思いました。
特に野球熱は再燃したので、またプロ野球見ようかな。
ちょうど日本ハムファイターズが新球場できて心機一転!ってタイミングだし。
シャニマス5thライブでなんともいえない感情になった話
この前、アイドルマスターシャイニーカラーズの5thライブに行ってきました。
1日目は現地、2日目は配信で参戦しました。
今回のライブ、演者さんのパフォーマンスは素晴らしかったんですが、演出(特にDay1)が挑戦的で賛否両論な評価を受けているところもあります。
内容としては、Day1でIfルートとして「アイドルとしてのラストライブ」といったテイストで、終わりを匂わせるような演出が所々で差し込まれるライブでした。
その分Day2では、アイドルとしてこの先も進んでいく未来を描いたようなライブ(従来の周年ライブのテイスト)で、二日間で異なってテイストを描くという構成。
※細かいところで違ってるかもしれませんが、おおむねこんなテイストだったはず
Day2は良かったんだけど、個人的にはDay1の演出で思うところがねえ……。
「面白いところが多いのに……!なんだこのもやもやは……!」という気持ちを綴っていきます。
前提として、Day1も演者さんのライブパフォーマンスは見ごたえあって満足したし、和楽器やバックダンサー・制服衣装でのパフォーマンスなども良かったです。
また、常に新しいことをやろうとするシャニマス運営の挑戦的な姿勢は好印象なのですが、今回のライブに関しては演出によって素直に楽しめにくいところがあって正直手放しで称賛しづらい感じでした。
今回のDay1ライブ、始まりから終わりまで終始不穏な感じを匂わせていたんですが、Day2まで見て思った率直な感想としては「1日分使ってまでやる演出だったのかな」という印象でした。
元々キービジュアル公開の時から、いつものライブと雰囲気違うとは思っていたのですが、ライブ開始してから如実になりました。
開演最初にライブで恒例の「はづきさんの注意説明」がなかったり、楽曲の前にユニットが「これがアイドルとして最後のパフォーマンスになるかもしれない」みたいな雰囲気の話が差し込まれるなど、終わりを匂わせる演出が多く、パフォーマンスへの集中しづらかったのは気になりました。
シャイニーカラーズっていうブランド自体はこの先も続く可能性が高いとは思ってはおりますが、正直、ゲーム自体はあまりシャレになっていないですからね!
シャニマスはゲーム部分が爆発的に人気を得ているかというとそんな印象もないし、近年のガシャ追加(トワコレやマイコレ)が集金要素が強くなりがちで賛否生まれている点や、シーズ関係のシナリオは前提となるコミュを読んでいないと話が理解しづらい点など、全体的に「新規プレイヤーを入れようとする雰囲気が薄まって、既存プレイヤーからの集金を強める傾向」がソシャゲとしての先行きとしてちょっと不安が拭えないというのが現状。
ゲームシステムが文章を読むノベルゲーム的要素が強いので人を選ぶ点、育成システムは『ウマ娘』など類似で演出がよりリッチなゲームが出ている点、グレフェス・フェスツアーズ・マッチライブのゲーム性がプレイヤーから大きく支持を受けている印象がない点など、新規プレイヤーが増えにくい状況であるように思います。
あと、最近だとスクエニのソシャゲが次々と短期終了したり、アイマスシリーズでも『ポプマス』は早くにサービス終了するなど、ソシャゲのサービス継続に対してちょっと心配していたのも関係あるかもしれません
そんなシャイニーカラーズが「終わるかもしれない……」っていうのは、さすがに終わらないだろうと分かっていつつも、「それ言えるほど順風満帆でもないだろ!」って頭をよぎりましたね。
※正直、近日中に「enzaが終了しました」というニュースが流れても「やっぱりなあ……」って思うくらいで大して驚かない
あと今回の不満に関しては、ライブまでの情報の出し方やライブでの演出、チケットの売り方など多少の工夫で回避できたんじゃないかなと思ってもったいないと感じました。
加えて、そういった不穏な演出をDay1で行った割には、Day2はDay1見ないと楽しめないライブなのかというとそんなことはないのも気になりました。
要するに、Day2は単独で見ても完結するつくりになっているのに、Day1はもやっとする終わり方なので単独としては満足しづらいつくりになのが、Day1のみ現地参加した身としては複雑。
僕はDay1のライブ終了後は「なんだこれは……」となりました。
今となっては「ああいう経験もなかなか味わえるものではないかもなあ」という受け取り方もできますが、だから演出としては成功だったという風には感じてないですね。
各日単独ではなく、2日間通しで見てもらうことを目指したライブなのであれば、2日間参加しやすい施策を取った方が印象としては良かった。
現地参加チケットは基本的に抽選なので、参加者が自分の意志でDay1かDay2か選べるわけではありません。
(実際僕はBD先行~リセール抽選まで全部応募して、全部Day2外しましたし!)
例えば、当日券が用意できる程十分なキャパシティを用意する・2日間通しチケットを販売する・どちらか一日現地チケットに参加するなら配信の割引をする……といった対策も併せてとってくれれば不満はかなり減らせたんじゃないかなと。
しかもチケットの値段はDay1とDay2同じわけだし。
ライブ1公演1万円ほどの値段と安くない価格なのに加えて、地方勢は遠征費がかかるので、このライブに対して5~6万くらいかけて来場したわけであり、周年ライブかつ数年ぶりの声出し解禁ということで「やっと声出しで応援できる!」ということをずっと楽しみにしていたにも関わらず、演者からの挨拶パートも異様な雰囲気だったのもなんだかなあと思います。
(異様な雰囲気にしたのは今回の演出が原因だし)
単純にDay1だけでも満足できるつくりにしてくれれば良いのですが、どうしても2日間通しで意味がある演出をやりたかったのであれば、そのあたりも施策を打ってほしかった。
演出は挑戦的な割に、ライブとしてのチケットの売り方はいつもどおりなんだなと。
あと、コンセプトを事前に公開し過ぎるのも興が削がれるかもというのは分かりますが、今回はあまりに説明していなさすぎ。
後から考えれば意図をいくらかくみ取ることはできますが、無料のゲーム内で行われるコミュとは違って、今回は有料で行うライブなんだから、説明しなさすぎなのは違うんじゃないのかと思います。
事前の情報を絞りすぎないか、もしくは、Day1内でコンセプトを察せるように構成を練ってほしかったところ。
あと、中途半端にもやもやさせるくらいなら、ライブ全体を一つのコミュのように見せるようなかなり攻めたつくりでもよかったのになと僕は思います。その方が、賛否両論分かれるとは言え、他では味わえないライブを堪能できたのに。
ついでに言うなら、高山Pがコンセプトの話を一昨日の配信のアーカイブでちょっとされたとのことですが、これももったいないなと。
Day1現地に参加してもやもやした人が再度7000円近く払ってアーカイブを購入するのかなという疑問もありますが、当日だけのアーカイブ配信で後から振り返り不可能なので、その時間帯見逃したらもう見れないというのはもったいなさすぎる。
3月なんて学生は卒業シーズン、社会人は年度末で忙しい時期なんだから、せめてその時間帯に見れない人も見れるようにしておけばいいのにねえ。
パフォーマンスやコンセプトは面白いものだったのに、伝え方に上手くいっていないところがあって不要に賛否両論を生んでいると感じるところはあるので、そのあたりはライブ後でもよいのでちゃんと伝えてほしかったところ。
それだけで、全員とは言わないまでも納得してくれる人は増やせそうだし。
特にシャニマスのコミュでも「相手に伝わるかどうかは分からなくても、何度も伝えようとすることが大事」といったことをしっかりと描いているだけに、なぜ今回はこういう振る舞いになってしまったんだ!
ライブの内容自体はおおむね皆満足しているはずなのに、伝え方が足りないことで賛否両論が増えてしまっている状況が本当に惜しい。
長々と書きましたが不思議な感情になったライブでした。
Day2の配信も見ておりましたが、Day1と比べて清々しく応援する観客たちや、演者たちの感動的な挨拶、斑鳩ルカ加入やアニメ発表のサプライズ情報の公開といったライブの醍醐味がいっぱいの映像を見ていて、かえって「なんでDay1の演出ああだったのかなあ」と頭の片隅で思いながら見ることになったのは他のライブでは経験したことがない。
さすがにもう一度味わいたいとは思いませんが、こういう挑戦的な取り組み自体は好きなので、今回の良かったところや悪かったところを受け止めたうえで、次にどんなものを見せてくれるのかは期待したいです。
最後に、冒頭でも書きましたが、パフォーマンス自体はとても素晴らしいものだったので、色々と分かったうえであとからBDで見た時にはかなり良いライブだと思います。
特にDay2はすごく良かったので興味がある人はどこかの機会で見てほしいですね。
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