春アニメ12作品感想まとめ!(ウマ娘 シンデレラグレイ/ガンダムジークアクス/ひびめし/アポカリプスホテル/ウィッチウォッチなど)【2025年春アニメおすすめ】

アニメ感想
当サイトではアフィリエイト広告を使用しています

春アニメの感想まとめ!

毎シーズン視聴したアニメの感想を備忘録的に書いているやつ。
夏アニメ話題作が続々開始しておりますが、その前に春アニメを振り返っておきたい!

この記事では、僕が視聴した2025年春アニメの感想12本をまとめていきます!
配信サービス等で視聴する際の参考や感想の共有になれば嬉しいです。

毎週SNSなどで話題の絶えなかった『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』や、熱いレース描写が痺れる『ウマ娘シンデレラグレイ』、オリジナルアニメでは『アポカリプスホテル』『日々は過ぎれど飯うまし』なども面白かった!

日常系アニメは『mono』『ざつ旅』もあって充実していた分、終了後のロスがすごい。
忙しい現代の癒しが……!

※本編内容に一部触れている箇所があるので気になる方は注意!
※個人的な嗜好が強め!

スポンサーリンク

視聴した春アニメ一覧

  • アポカリプスホテル
  • ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-
  • ウィッチウォッチ
  • ウマ娘 シンデレラグレイ
  • 機動戦士Gundam GQuuuuuuX
  • ざつ旅-That’s Journey-
  • Summer Pockets
  • 忍者と殺し屋のふたりぐらし
  • ☆日々は過ぎれど飯うまし
  • mono
  • LAZARUS ラザロ
  • ロックは淑女の嗜みでして

※特に気に入っているタイトルには☆をつけています

僕はニコニコ、Amazonプライム、U-NEXTで視聴しています。

オリジナル作品や日常系アニメも含めて全体的に面白かった!

個人的お気に入りは『ウマ娘 シンデレラグレイ』『日々は過ぎれど飯うまし』!それぞれスポーツ系、日常系としてかなり楽しめました。

『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』も衝撃の展開の連続。SNSのトレンドに載ったりとネット上の盛り上がりを感じたのも印象深い!

日常系作品は『ざつ旅-That’s Journey-』『mono』も良い!日常系充実してたな〜。

スポンサーリンク

アポカリプスホテル

非常に面白いオリジナルアニメでした!
放送前まで完全にノーマークだったけど見逃さなくて良かった!

「人類がいなくなった地球でホテルを運営するロボットたちの話」という始まりから引き込まれましたが、そこから思わぬ方向に話が転がってびっくりしました!

ホテルを訪れる宇宙人たちとのドタバタコメディや、丁寧な作画で妙に迫力のあるアクションバトル、倫理観にぎょっとするシュールな展開もあれば、ポストアポカリプス作品ならではの切なさもありと、毎話毎話で様々なジャンルが盛り込まれて展開が読めない!

原作のないオリジナルアニメだからこそのドキドキ感があり、1話ごとのクオリティも安定していたので最後まで楽しめました。

基本はホテル内でのドタバタコメディがメイン。
キャラクター同時の掛け合いが面白く、タヌキ星人のポン子たちが合流してからはさらに賑やかになって魅力が倍増!

ストーリーが進むにつれてキャラクターへの愛着も増します!
ホテリエロボットのヤチヨさんの真面目だけどノリの良い感じや、ポン子が成長するにつれホテルを支える存在になっていく様も素敵。個性的で良いキャラが揃っていました。

ぶっ飛んだ展開もあるんだけど、物語の根底にある切なさや寂しさがほんのりと漂うバランスも絶妙。

いろいろ面白いエピソードがありましたが、特に印象に残ったのはほぼセリフのない回。
かつて人間たちが生活していた痕跡を見つめながらヤチヨさんが世界を歩き続ける姿は、退廃的な世界に対しての情緒とその世界で生活するヤチヨさんの生命力を感じて好きな回。

毎話バリエーションのある展開が用意されていて飽きさせない。
終わり方も、この作品らしい感じでナイス!

今期のなかでもダークホース的な面白さで言えば1、2を争う作品。
今回で終わってもちょうどいいし、続きがあれば見たいとも思える良作でした!

スポンサーリンク

ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-

『僕のヒーローアカデミア』のスピンオフ。
本編とまた違った良さがあり、作画などのクオリティも高くて面白かったです!

ヒロアカ世界のヴィジランテ(自警団)のキャラ達にスポットライトを当てたストーリーのため、表には出ないけど自分たちなりのやり方でヒーロー活動をするのが大きなポイント。

公に認められている存在じゃなくても、困っている人がいたら誰よりも速く駆けつけて助けようとする姿はヒーローの精神性!まさにヒロアカのスピンオフ作品。

アクションシーンの作画も良く、地形を活かしたダイナミックな動きや「個性」を発動したときの能力演出のおかげで、毎回見ごたえのあるアクションを楽しめました!

メインキャラクター3人も魅力的!
主人公・「航一」の親しみやすくも全力でヒーロー活動に勤しみ成長する姿や、「ポップ」のヒロイン力の高さやアイドル活動に真面目なところも素敵。そして、「ナックルダスター」の怪しい強面おじさんかと思ったら師匠ポジション的な頼りがいのある一面などが良かった!

特にナックルダスターは、相対するヴィランとの因縁や過去の後悔なども描かれ、とても味わい深いキャラ。タイプの異なる3人のバランスが好きでしたし、徐々に3人が馴染んでいく姿も良かったです。
もっと3人の活躍を見ていたいと思いましたね。

本編に登場したキャラが時々登場するのも『ヒロアカ』世界の繋がりが見えてニヤリとできるポイント。でも、本編を見ていなくても楽しめるバランスになっているのは上手い。1クールの区切りもちょうど良かったし。

ヒロアカファンの人はもちろん、未見の人でも楽しめるヒーローアクションアニメでした!
2期が2026年放送と決定しているので楽しみ!

ウィッチウォッチ

全体的なバランスの良いギャグコメディ!
丁寧に作られていて大きな欠点もなく、幅広い層が楽しめる面白さを感じました。

鬼の力を持つ高校生・守人(モイちゃん)と幼馴染で魔女のニコを中心に、友人たちとのドタバタした日々を描くマジカルコメディ。

王道的な設定ながら、テンポの良いギャグや多彩さコメディ展開、キャラクター同士の掛け合いが秀逸で、毎週安心して楽しめました!

魔法によって引き起こるドタバタ劇やテンションの高いギャグ、パロディネタなどが次々と登場し、色んなシチュエーションのコメディを見せてくれて飽きさせない。

僕が特に好きだったのは、カンちゃんが魔法で10倍の速度になる回。カンちゃんの行動がいちいち面白いのと同時に哀愁が感じられて絶妙なコメディ回でした。

個性的なキャラがたくさん登場するのも大きな魅力!

クラスメイト含めて1人1人がキャラ立ちしているし表情も豊か。声優さんの演技もぴったりはまっているので、コミカルなやりとりがとても楽しい。
ギャグ・ツッコミの両方を担当できるキャラが多いこともあり、登場キャラとシチュエーションによっていろんなギャグ展開や関係性を見られるのもGOOD!

ニコとモイちゃんの面白可笑しくも、時にはラブコメ的なやりとりが見られるのもキュート。

他にも、根が明るくて盛り上げ役のカンちゃんや、サブカルをこじらせ系男子の圭護、筋金入りのオタクを隠そうとして漏れ出ちゃってる悠里先生などなど。
後半になるほど登場キャラが増えて、賑やかさが増してさらに面白くなります!

バトル展開が時折差し込まれるところもいいアクセント。平成ジャンプ作品の雰囲気を感じられて、個人的に刺さる。
(パロディにジャンプネタを使えるのはさすが集英社作品!)

現在は2クール目が放送中。
コメディ作品が好きな人にはおすすめ!

ウマ娘 シンデレラグレイ

激熱な展開とレースが続く、熱量の高いスポーツアニメでめちゃくちゃ面白かった!
今までの『ウマ娘』アニメシリーズのなかでも、クオリティはトップクラス。『ウマ娘』知らない人でも引き込まれる内容になっていたと思います!

様々な名馬たちのエピソードをベースにした『ウマ娘』のストーリー。今回の『シングレ』では「オグリキャップ」の史実が題材になっています。元のオグリキャップの馬生自体がドラマティックで非常に興味深さがあるんですが、『シングレ』はウマ娘の設定と絡めて物語として上手く脚色してます。

地方の笠松競馬場でデビューしたオグリキャップがレースの中で頭角を現し、やがて強者達が揃う中央のレースへと乗り込み、さらなるライバルたちと激突しスターへとなっていく過程が熱い!

まさにシンデレラストーリーで盛り上がるし、向かう先々で競い合うライバル達も猛者ばかりで、レースに華があります。『ウマ娘』のアニメシリーズの中でも、ライバル同士がバチバチにぶつかりあう熱さは大きな特徴でスポーツアニメ色が強め。

序盤のカサマツ編では「フジマサマーチ」との友情&ライバル関係が丁寧に描かれ、中央編からは世代を代表する強者「タマモクロス」との熾烈なバトルが繰り広げられて激熱。
特にタマモクロスは強者のオーラが半端ない。「バトルアニメか!」ってくらい話が進むたびにさらに強い存在が登場するんだけど、史実通りなんだよね……!

トレーナーとの関係も色濃く描かれ、特にカサマツ編ラストの北原トレーナーとの一連のやりとりは感動……!オグリキャップとの絆と夢、切なさが詰まっていて非常に印象的なシーンでした。
原作漫画でも名シーンでしたが、アニメーション演出や声優さんの演技が加わってよりグッときました。

レースシーンの演出や作画もクオリティが高く、実際の競馬実況を思わせるアングルもあれば、走っているウマ娘の視点で描かれるところもあり、臨場感満点の見せ方で手に汗握る。

レースのスピード感を体感させる演出もあれば、アニメ的に派手なエフェクトで演出されるシーンもあり、1戦1戦のレースシーンがこだわられていて面白かったです。

アニオリの追加シーンや漫画版の小ネタを拾ったりと丁寧なアニメ化になっていたのも嬉しい。
コミカルなシーンも多いので、レースだけじゃなくキャラの魅力も描いていて素晴らしいアニメ化でした!

10月から2クール目の放送も決まっており今から楽しみ!
次は世界中から最強のライバルが集結する「ジャパンカップ編」が始まるので、これまた激熱のレースが描かれること間違いなし!

機動戦士Gundam GQuuuuuuX

「こんなことやっていいんだ!」という衝撃作でした!
ストーリーで気になる箇所はいろいろあったけど、SNS上でのお祭り感も合わせて忘れられない作品!

ガンダムシリーズ最新作。春アニメの中で一番話題に事欠かさなかった印象があります。

毎話が波乱の展開の連続!良くも悪くもドライブ感が激しく、物語がどう転がっていくのか読めないストーリーはリアルタイムの盛り上がりが味わえてワクワクしました。

ファーストガンダムのifストーリー要素・展開を踏まえた要素があり、あれだけ有名で濃いファンの多いストーリーを下地にして活用し、制作陣の考えた展開を描いているのがすごい。
全力の同人スピリッツを感じた気がします。

僕はファーストガンダムにあまり詳しくないけれど制作陣の熱量は伝わってきて、「ガンダム最新作でこんなことやっていいんだ!?」と驚きました。

ただ、正直な気持ちとしては、ファーストガンダム要素が強すぎた印象はあります。
マチュ・ニャアン・シュウジといった新キャラたちのストーリーがそこまで掘り下げられなかったのは気になったかな。

ファーストガンダム要素は面白いし好きではあるんですが、ジークアクスから登場したキャラ達が紡ぐ新しい世界観でのストーリーも期待していたので、そこはもっと見たかった!

展開が早いから、心情が変化する描写の薄さや行動が場当たり的に見えるところは結構あります。
戦争終結後の世界に生きるティーンエイジャーたちの生活や葛藤とかクランバトルの設定など、いくらでも広げられそうな要素が多かったからもったいない。

でも、キャラは結構好きですね。
マチュやニャアンの刹那的な行動が、ある意味現代的だなと感じるところはあるし、感情に従った行動の結果どんどん破滅に向かっていく展開も、青春の闇の面を感じさせて嫌いじゃない!

キャラで言うと、シイコさんや「緑のおじさん」ことシャリア・ブルなど出番の多さ少なさに関わらず印象に残ったキャラばかりで良かったです。

戦闘シーンもかなり力が入っていました!
アニメーション・演出・SEが上手く合わさって臨場感満点のバトル、そして最終回の「いやいや、やりすぎ!」って感じる驚きの展開もインパクト抜群でした。

賛否両論になっておかしくない作品なのは確か。
後に配信で一挙に視聴した人がどう感じるかは分かりません。

でも個人的には、劇場先行上映から最終回までのSNS上での盛り上がりも合わさったお祭り感は楽しかった!最終回も理解しきれてない箇所は結構あるけど妙な爽快感があって結構好き。
ファーストガンダムを改めて見てみたいと思うきっかけにもなりました。

ジークアクスみたいなつくりの作品は今後当分現れないでしょうね……!
そういう点も踏まえて貴重な経験を味わえたし、忘れられない1本でした!

ざつ旅-That’s Journey-

旅を題材にした日常系アニメ。当てもなくふらっと旅に出る魅力が染み渡る!
春アニメ日常系作品で、お気に入り3本のうちの1つ。

漫画家志望の女子大生・「鈴ヶ森ちか」が、ふとしたことから行き当たりばったりな旅に出る話。

基本的に1話ごとにいろんな場所に旅に出て、その場所で観光したり、食事したり、温泉に入ったりするといった展開が続きます。
旅に出たからと言って衝撃の展開があるわけじゃないし、考え方が180度変わるような劇的な出来事もない。でも、それがいい!

日常がガラッと変化しなくても、旅という「ちょっとした非日常」を味わうことの良さを感じました。旅先での発見があったり、友人との楽しい思い出ができたりすることで、「また日常を頑張るか~」ってなるような旅の魅力が伝わってきてGOOD!

1人旅をする回もあれば、誰かと一緒に出掛ける回もあり、どちらの魅力も見せてくれます。
物語的にも飽きさせないし、自然と「旅っていいなあ」と思わせてくれる!

「ざつ旅」の名の通り、”SNSで募ったアンケート結果で旅先を決める”という展開が面白い。計画を決めずにふらっと旅に出るってのが羨ましく感じます!
社会人になると休日も限られてくるし、予算も気にしたりで衝動的にパッと旅に出ることが減ってしまったから、登場キャラたちの姿が眩しい。「ええなあ……」としみじみさせられる。

旅行先の作画も綺麗で、その土地に行ったことがある人ならピンとくるはず。
会津若松や京都、伊勢神宮、青森に島根など、いろんな場所の風景やアクティビティ、料理などが描かれていて旅番組をみているような感覚に。

ナレーションが任天堂のゲームPVなどでも有名な「窪田等」さんが担当していて、落ち着きのある声がぴったりとハマっています。しかも、おちゃめで親しみやすい言い回しも良い。

登場キャラもみんな好きでしたね。
主人公の「ちか」が旅を重ねるうちにだんだんとアクティブになっていく様子が面白いし、ちかの友人の「暦」や先輩漫画家の「冬音」などとの、まったりとしたやりとりが心地よい。

旅の中で等身大の悩みをこぼすシーンもしみじみとするし、キャラクター同士の関係性や会話も重すぎず軽すぎずで程よかったです。

行ったことある場所だったら「あ~、こんな感じの場所だったわ」ってなるし、行ってない場所なら「いつか行ってみたいな~」という気持ちになり、毎週どこに行くのかワクワクするアニメでした。

2期があればさらにいろんなところに行って欲しい!ちか達が北海道や離島を旅する様子も見たい。
肩ひじ張らずにまったりと楽しめる日常系アニメでした!

Summer Pockets

Keyのノベルゲームのアニメ化作品。
原作のストーリーや雰囲気を丁寧に表現しようとしているところは好感!

各ヒロインもそれぞれ可愛らしく魅力的!
でも、ヒロインによってはストーリーの尺の短さを感じる部分はあり、アニメ化の難しさを感じるところも。

離島を舞台にしたファンタジー要素のある恋愛アドベンチャーで、各ヒロインルートごとのストーリーが順番に描かれていく構成です。
2クール番組で、1クール時点では3人目のヒロインのストーリー途中まで放送中。

「夏休み」がテーマの1つになっているので、在りし日の夏休みの眩しさやワクワク感といったノスタルジーが感じられる雰囲気とストーリーはエモい!
平成Key作品を彷彿とさせる雰囲気もあり、個人的にはそちらの意味でも「懐かしい~」って気持ちに浸っちゃう。

雰囲気づくりにこだわっているように感じられ、特に序盤は島の様子や登場キャラとのイベントを丁寧に描いていました。Key作品は日常パートでの何気ない掛け合いや穏やかな日々が、後の感動に効いてくることが多いと思っているので、スロースターターでもじっくりと見せるつくりは良かったです。

ヒロインはみんな可愛らしく魅力的!でも、尺が足りないなと感じてしまう部分も……
最初に描かれた「鴎」のストーリーは重要なポイントを結構押さえていてまとまった内容になっていたと思いますが、その次の「紬」のストーリーは省略されている箇所が目立ってダイジェスト感を強く感じちゃいましたね。

ゲーム版をプレイした時に、「紬」ルートのストーリーは仲間達との日常のやりとりの積み重ねがあることで後半の展開でかなり感動した記憶があったので、アニメ版は印象が違うところがあってちょっとびっくり。

アニメだと仲間達とのやりとりが静止画で一気に見せる演出になってたりして省略されているなあと思いました。その分、後半の展開が急に感じたところはありましたね。

とはいえ、紬の可愛さは結構描かれていたし、鴎のストーリーは夏の冒険を描いたワクワクと少しの切なさが含まれた清々しい終わり方で好み。
現在放送中の蒼のストーリーは、表情豊かな蒼の魅力がしっかりと描かれていると思うので好感触。

この後は、しろはのストーリーとその後の話があると思うけどどう描かれるのか気になる。
やはり尺の都合はあると思うけど、上手くアニメならではの構成にまとめてくれることに期待!

忍者と殺し屋のふたりぐらし

今期のダークホース枠だと『にんころ』も外せない。衝撃度合いならトップクラス!
可愛らしい絵柄のゆるい雰囲気の日常系アニメだと思ったら、倫理観ゆるアニメだった!

忍者の里を抜け出し、街中で行き倒れていたくノ一「さとこ」が、殺し屋の「このは」に助けられたことをきっかけに、共同生活をはじめるストーリー。

驚くくらい登場人物の命が軽く、さと子を追ってきた刺客たちがあっさりと散っていくのでびびる!
声優さんも結構有名な人が担当していて、キャラデザもメインキャラにいそうな風格なのに、サクサクと瞬殺されるので「なんだこれは……!?」と思わずにいられない。

さと子が使える忍術「触れるものを葉っぱに変える」が強烈。遺体をささっと葉っぱに変えてビニール袋にまとめたり、焼き芋を焼くために使ったりと、たいした躊躇なく行うので人の心がなさすぎる

いともたやすくえげつない行為が行われるけど、作中で特にツッコむキャラがいなくて自然と話が進むのもシュールで独特な空気感。

殺し屋のこのはよりも、さと子の方が純粋にためらいなく同郷の忍者を処理する分、狂気的に見える!ドジっ子キャラ的な性格や明るい声なので、より強烈に印象に残りました。

演出も人の心がなく、追っ手の忍者を処分した後に回想で生前の穏やかな日々を見せたり、「ロボ子」というキャラが登場する回は妙に感情移入させてから最後唐突に退場させたり。
視聴者に「ええ……?」と思わせる無慈悲な演出がいっぱいで不思議な感覚になります。

制作会社であるシャフトの独特なアングルのカット・シーンを省略する演出なども相まって、物語が進むたび今作特有の雰囲気に段々ハマっていきました。

でも、こんなに人の心がない作品なのに、さと子とこのはの関係が後半になるにつれてだんだんと変化していく様子はエモい。
はじめのうちは、仲良いというよりは仕事の関係で一緒にいるって感じだった2人が、いつしかそれだけじゃない関係になっていき、ラストは思ってた以上に清々しい。

殺伐として人の心のない演出もちらほらあったのに、ラストはなんでこんなにすっきりした気持ちに自分はなっているんだろう、と思う不思議な満足感。

癖は強いけど唯一無二の味わいがある作品でしたね!
展開のインパクトに気を取られたけど、作画とかも丁寧で良かったです。

日々は過ぎれど飯うまし

春アニメの日常系作品の中では一番好きな作品!
コミカルでまったりとした女子大生たちのサークル模様がとても良かった!

PAワークス制作のオリジナルアニメで、『のんのんびより』の「あっと」先生がストーリー原案を担当。「食文化研究部」というサークルでの女子大生たちの日常を描いたハートフルコメディ。

女子大生たちがサークル活動の中で遠出したり、イベントを行うゆるやかな日常系アニメ。
特に何か起きるわけじゃないけど、ずっと見てたいな~と思わせる和気あいあいとした雰囲気が好きでした!

『ざつ旅』や『mono』に比べると、コメディ要素が少々強めかな。作者が同じだけあって『のんのんびより』の雰囲気に近いです。

「食文化研究部」に所属する5人がそれぞれ個性的で、賑やかな友情関係がコミカルで楽しい。
軽妙なやりとりや少しずつ仲良くなっていく様子とかがほほえましい!

内気な性格の「まこ」ちゃん(食事の時だけ目つきが変わる)が積極的に話すようになったり、陽気だけど無計画で行動する「しのん」のおバカなかわいさだったりと、5人全員好きですね!

登場人物が全員大学生なのもポイント。
中学や高校のように学校の授業や行事といったスケジュールにあまり追い立てられなくなり、自分で講義や活動を選択する、大学特有のモラトリアム期間のゆるやかなノリが居心地がよい。

また、大学生だから車を運転できる年齢のため、みんなで遠くにドライブする展開があるのも、高校生がメインの日常系アニメとは違った部分。

今作のタイトルにもあるように、ご飯を食べる描写は多め!
料理・食事シーンは毎回あるし、飯作画に力が入っていておいしそうな物ばかり!飯テロ間違いなし。

仲のいい女の子たちが一緒にご飯を食べる姿にほっこりする。

キャラクターデザインも可愛らしく、みんな表情豊かで魅力的!
個人的に特に好きだったキャラは「つつじちゃん」!ダウナーな雰囲気と特徴的な声色、面白い性格や羊をモチーフにしたもこもこした服装など、良いキャラでしたね~

大きなストーリーはなくても、5人の楽しそうな大学生活をずっと見たいなあと思わされた大好きな作品になりました。最終回がきてしまって寂しい!

作画や雰囲気もよく、日常系アニメが好きな人ならおすすめ!

mono

『mono』も今期お気に入り日常系の1つ!
女子高生たちのワイワイした日常は楽しく、個性的なカメラアングルの演出やアニメーションなども面白いポイントでした。

『ゆるキャン△』を手掛けたあfろ先生が連載中の4コマ作品のアニメ化作品。
雰囲気は『ゆるキャン△』に近く、まったりとした会話や表情芸に共通するところを感じます。

「シネフォト部」の女子高生たちを中心としており、撮影や映像づくりがテーマ。魚眼レンズ視点や360度カメラのアングル、スケボーに搭載したときの映像など、大胆な構図のシーンが出るのがビジュアル的に面白い!

特にスケボーにのってビデオを撮る回は作画も力が入っており、躍動感がすごい!
日常系アニメでこんなシーンを見られるとは思わなかったので驚きと感心がありました。

今期日常系作品の『ざつ旅』や『ひびめし』と同じように、「旅」「料理」「漫画家キャラ」といった要素は今作にも含まれています。(ひびめしは漫画家キャラはいない)

共通点はありながらどれも面白いですが、『mono』はコミカルでゆるいやりとりや独特の表情芸は特徴的かなあ。
(個人的には、『ざつ旅』はもうちょっと百合っぽい風味があり、『ひびめし』はもうちょいコメディに寄ったやりとりが多めって感じがします)

シネフォト部の面々や漫画家「春乃」さんとの交流など、ゆるくも賑やかな空気が心地よい。
声優さんの演技も良く、特徴的なボイスのキャラが多かったのも好き。

古賀葵さんの元気いっぱいでちょっとおばかなくらいの明るさや、遠野ひかるさんのダウナー気味でクセになる声とか、キャラとのイメージがマッチしていました。

小ネタもいろいろ仕込まれており、『ゆるキャン△』のキャラがちらっと登場したり、『水曜どうでしょう』ネタが差し込まれたり(『ざつ旅』にもあったな……!)しているのも遊び心を感じましたね!
妙にホラーネタも多かった気がする。

1つ気になった点は、1話だけ漫画家の先生たちだけで旅をする回があったんですが、それまでの回と雰囲気が違ったこともあってか、個人的には面白味が薄かったかな。
シネフォト部の面々のやりとりの楽しさに慣れていたので、急にきたからハマらなかったのかもしれない。キャラは結構好きですけどね!

とはいえ、全体的に楽しめた作品でした!
日常系アニメ好き、『ゆるキャン△』のノリが好きな人には合うはず!

LAZARUS ラザロ

渾身のアクションシーンは魅力!
ただ、ストーリーは進み具合が分かりづらく、もう少し展開的にまとめられたんじゃないかと感じてもったいない。でも、終わり方はなんだかんだすっきりして嫌いじゃない!

原作・監督が『カウボーイビバップ』や『サムライチャンプルー』などを手掛けた渡辺信一郎さんが担当するオリジナルアニメ。アクション監修に、『ジョンウィック』シリーズのチャド・スタエルスキさんが携わっています。

天才科学者スキナー博士が開発した万能鎮痛剤が世界中に普及して3年、姿を消していたスキナー博士から突如ビデオメッセージが公開され、鎮痛剤には毒が仕込まれていて3年後に発症、ワクチンを手に入れなければ全員亡くなるとの事実が発覚する。そこで、スキナーを探すための特殊チーム「ラザロ」が結成され、タイムリミットである30日以内にワクチンを手に入れるため動き出す――って話。

アクションシーンのクオリティは抜群に高い!
作画もヌルヌル動くし、人間離れしたアクションを人間っぽい動きで描写しているのが『ジョンウィック』などの実写映画を手掛けた人がアクション監修しているからだろうなと感じます。興味惹かれるアクションに繋がっていました。

建物内や街中を縦横無尽に駆け回るパルクールアクションや、狭い場所での多人数バトル、武器を使ったタイマンバトルなど、豊富なシチュエーションのアクションは見ごたえあるものばかり!

ラザロのメンバー同士の軽妙な会話や、オシャレな雰囲気のBGMなど独自の世界観は魅力的。
ラザロのメンバーの関係性は結構好きで、唐突に集められた訳ありな人たちが物語が進むにつれて、徐々にチームのような雰囲気ができてくるのは好みな展開でした。

でも、ストーリーはもったいなさがありましたね……。
序盤の掴みは良かったものの、本筋の「スキナー博士の居所探し」がなかなか進まず、脇道のエピソードが変に目立った印象がありました。

タイムリミットが30日と提示されていることもあって、ところどころの展開で「今そんなことやってて大丈夫か?」という疑問がどうしても浮かんでしまう!

また、1話完結エピソードでラザロの各メンバーの過去を描く回がありますが、そちらでは逆に尺不足を感じ、話の展開が大味に感じる時がありました。
そういうこともあってストーリーでは、全体的な構成のバランスの悪さが気になりました。

おそらく、本筋のストーリーだけなら映画1本くらいの時間にまとめられそう。
または、2クールあれば各キャラの掘り下げや世界観の詳しい説明を十分に描けてもっと良くなったかもしれない。そう思わせるような尺の問題が気になるストーリー構成だったなと正直感じました。

でも、最後は結構スッキリした終わりで嫌いじゃないです。
ラザロのメンバーは好きなので、このメンバーで別のミッションに挑む話があったら見たいですね。

アクションシーンのクオリティは高いし、配信で一挙に見たらまた感想が変わるかもしれない。
アクション好きの人は注目。

ロックは淑女の嗜みでして

面白いガールズバンドアニメでした!
お嬢様×ロック」という異色の組み合わせの面白味と、後半にかけて盛り上がっていく展開、熱いライブシーンの魅力が良かったです!

ボーカルのないインストバンドの活動を描いているのが今作の特徴。
これまでもバンドアニメは色々ありましたが、今作はボーカルがない分、より演奏を聴かせるライブシーンになっていたのは個性を感じました。

最初はボーカルがないと寂しいかなと思ってましたが問題なし!
演奏だけでも引き込まれるような熱量&疾走感・迫力のある音と演出で素晴らしかったです。

ライブシーンは3DCGになっており、ダイナミックなアングルや激しい演出で迫力がある!
特に後半の4人集合した後のライブシーンでは音の厚みも増し、ストーリー展開や楽曲と合わさって熱量の高いライブを見せてくれるので感動しました!

ストーリーも後半にかけて盛り上がっていく内容で面白かったです!
お嬢様学校に通い普段は淑女のふるまいをするお嬢様たちが、ロックだと性格も表情もさらけ出して激しい姿になるギャップがたまらない。
口調は粗くなるし、表情の気迫も凄いしでインパクト抜群。

主人公「りりさ」のドスのきいた声もぴったりで、声優さんの演技が光ります!

コミカルな楽しさもありながら、日常の中で隠したり、抑えていた自分自身の感情を、ロックでなら思いっきり解放できるということを描いているのも清々しい。
抑圧を解放する、まさにロックアニメ!

ライブシーンのクオリティも高かったし、これからさらに盛り上がりそうってところで最終回だったので、2期があれば見たいですね~!
バンドアニメ好きの人には特に注目の作品!

おわりに

以上が2025年春アニメ感想まとめです!

面白い作品多かったですね~!
最後まで見た上での個人的なお気に入りは『ウマ娘シンデレラグレイ』『日々は過ぎれど飯うまし』は特に良かったです!

話題性と毎週の盛り上がりでいうと『ガンダムジークアクス』、クオリティの高いオリジナルアニメなら『アポカリプスホテル』も見逃せない。

充実の日常系アニメだとひびめし以外の『ざつ旅』『mono』もあって癒されたクールでした。
全部終わってしまって寂しい……!

インパクトだと『忍者と殺し屋のふたりぐらし』もすごかったです。
倫理観ゆるゆるのわりに、最終回がすっきりしていて不思議な作品でした。

みなさんは気になる作品はありましたか?
興味ある作品があればぜひ配信サービスなどでチェックしてみてください!

夏アニメももう始まっているので、どんどん見ていかねば!
何本かすでに見ているけど豊作の気配が漂います。

もし配信サービスに加入していないなら、「Amazonプライムビデオ」「DMM TV」あたりが月額料金安め(月額600円以下)で見やすいですよ!

Amazonプライムビデオに登録する

前クールの冬アニメだと『メダリスト』と『チ。』が名作!

前々クールの秋アニメまとめはこちら

コメント

タイトルとURLをコピーしました