福永祐一騎手の引退式に行ってきて感動した話【雑記】

雑記
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この前の土曜日に阪神競馬場に行ってきました。
目的は福永祐一騎手の引退式を現地で見届けるため!

僕は去年から競馬を見るようになったまだまだ初心者。
毎週のレースでちょこっと馬券を買ったり、たまに競馬場へ観戦に行ったりとしていましたが、そんな僕が好きなジョッキーの1人が福永祐一さん。

競馬を見始めてからジョッキーの方々のことも知るようになり、Youtubeの「教えて!福永先生」の動画で理路整然とレース展開を分析する姿に感銘を受けたり、天才と呼ばれる父親との関係をはじめとした様々なエピソードを知り、去年の南部杯に現地に行ったときにカフェファラオに騎乗して1着でゴール版を駆け抜ける姿などが印象に残り、陰ながら応援しておりました。

(あと個人的に馬券買うときは福永さんを入れると結構当たったし!)

数々の功績を残してきたベテランジョッキーの福永さん。
そのような偉大な方が引退すると聞けば、同じ時代を生きているのも何かの縁だし駆けつけておかねば!と、現地へ向かいました。
地方勢の僕としては飛行機代がネックで直前まで悩んだところもありましたが……行ってよかった!!

引退式当日、昼前に大阪の伊丹空港に到着。
ここでひとつ致命的なミスをしたことに気づく。モバイルバッテリーを忘れてしまった……!
競馬場って充電スポットがあまりないイメージなので、これはやってしまったなと。
できるだけのスマホの充電を満タンにして競馬場に向かおうと空港で充電していたので、阪神競馬場に到着したのは12時過ぎでした。

この日は来客者に「福永祐一メモリアルブック」が配られるということだったので、まだ残ってるかな……とちょっと不安でしたが、無事にもらえて良かったです。

昼食としてたこ焼きを食べ、カツカレーを食べ、腹も満たす。
この日はチューリップ賞のレースだけ買おうと思っていたので、それ以外はほぼグルメを堪能。

この日は引退式が行われるパドックへの入場が15時くらいで入場に制限がかかるとのことだったので、引退式のためにパドックで待機するか、チューリップ賞のレースを見るためにレース場へ行くかの二択を迫られる。
どっちも見たかったけど、今回は引退式を見るためにはるばる遠征してきたのでレース場へ行くのはグッと我慢。結局、引退式まで2時間以上パドックで待っていました。

チューリップ賞の試合前、誘導馬に福永さんが乗る姿を見ることができたのも良かったです。
燕尾服を着て乗馬する福永さんは非常にジェントルメンでカッコよかった!
かつて騎乗しており、現在は誘導場として活躍しているヨツバに乗っている姿も感慨深い。

(ちなみにチューリップ賞はペリファーニアちゃんの複勝が当たってました。レースは見れなかったけど当たって嬉しい!)

そして、16時30分引退式開始。
パドックを取り囲むように大勢のお客さんが集まっていて、福永さんの人気のほどや人望の厚さを感じました。

引退式は感動しました……!
競馬関係者の方々から花束を渡されるところから、もう胸がグッときました。
師匠であり家族のような関係でもある北橋先生や、ともに競い合ってきたジョッキー仲間たちから、花束を贈られる姿が「ああ、本当に騎手引退したんだなあ……」という事実を改めて感じて寂しいという気持ちはありました。

川田騎手が感極まって涙を流す姿にはもらい泣きしそうになるし、同期の和田さんや先輩の武豊さんの挨拶も、福永さんとの長年積み重ねてきた関係性が伺えて感動しました。

そして福永さんのご両親が登場。
騎手は命がけの仕事なので、福永さんは無事に引退することができて本当に良かったなあと実感。

福永さんが語った「洋一の息子でなければ、騎手の道を選んでいなかったし、豊さんがいなかったら、騎手の道を志すこともなかった」という言葉に福永さんの人生の一端を感じられて、強く印象に残りました。

父親の洋一さんが競馬中に大きな事故にあった中でジョッキーとしての道を選んだことや、天才ジョッキーの息子として多くの苦悩を抱えながらももがき続け、27年の間で数え切れないほどの功績を残し、引退直前でもレースで勝利するなど最後までプロとして活躍して引退する姿は凄いなと。
そして引退式で「最高の騎手人生でした」と言う生き方が格好良く、1人の人間として尊敬します。

最後、ミスチルの「終わりなき旅」が流れる中、パドックをぐるっと回ってお客さんに手を振って去っていく姿がまたしても大きな感動がありました。

これから調教師として第二の人生が始まる福永さんの姿と「終わりなき旅」の歌詞が合いすぎて、もう涙腺に響く……!
(引退式以降、「終わりなき旅」を何度もリピートしています)

「寂しい」って気持ちと「お疲れ様」って気持ちと「今までありがとうございました」って気持ちが入り混じって胸がいっぱい。
ジョッキーとしての福永さんがお客さんの前に現れるのはこれが最後なんだという思いから、いっぱい手を振りました。

「もっと早く競馬に興味をもっていたらもっと福永さんのレースを見れたのにな」という気持ちもありますが、それ以上に福永さんのレースを少しでも見ることが出来た嬉しさの方が大きい。
競馬の面白さを教えてくれてありがとうという気持ちです。

お疲れ様でした福永さん。調教師としての活躍も期待しております!

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