夏アニメの感想まとめ!
毎シーズン視聴したアニメの感想を備忘録的に書いているやつです。
この記事では、僕が視聴した2025年夏アニメの感想20本をまとめていきます!
配信サービス等で視聴する際の参考や感想の共有になれば嬉しいです。
夏アニメは面白い作品だらけで大豊作!
未視聴の作品にも評判の良いものがあり、ラインナップが充実していましたね。
怒涛の展開が続いた『ダンダダン』2期や、コスプレを題材にした人気ラブコメ『その着せ替え人形は恋をする Season 2』、心揺さぶる衝撃作『タコピーの原罪』、放送開始後から一気に話題になった『銀河特急 ミルキー⭐︎サブウェイ』などいろいろ。
バラエティ豊かな傑作・良作が揃う、激熱なシーズンでした!
※本編内容に一部触れている箇所があるので気になる方は注意&個人的な嗜好が強め!
- 視聴した夏アニメ一覧
- アークナイツ【焔燼曙明/RISE FROM EMBER】
- 怪獣8号 第2期
- 薫る花は凛と咲く
- 銀河特急 ミルキー☆サブウェイ
- ぐらんぶる Season 2
- サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと
- SAKAMOTO DAYS 第2クール
- 自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う 2nd season
- 青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない
- その着せ替え人形は恋をする Season 2
- Turkey!
- タコピーの原罪
- ダンダダン 第2期
- 9-nine- Ruler’s Crown
- ばっどがーる
- フードコートで、また明日。
- 瑠璃の宝石
- わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)
- ウィッチウォッチ
- Summer Pockets
- おわりに
視聴した夏アニメ一覧
- ◎アークナイツ【焔燼曙明/RISE FROM EMBER】
- 怪獣8号 第2期
- ★薫る花は凛と咲く
- ◎銀河特急 ミルキー☆サブウェイ
- ぐらんぶる Season 2
- ◎サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと
- SAKAMOTO DAYS 第2クール
- 自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う 2nd season
- ◎青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない
- ★その着せ替え人形は恋をする Season 2
- Turkey!
- ★タコピーの原罪
- ★ダンダダン 第2期
- 9-nine- Ruler’s Crown
- ばっどがーる
- ◎フードコートで、また明日。
- ◎瑠璃の宝石
- ★わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)
- ◎(前クールからの続き)ウィッチウォッチ
- (前クールからの続き)Summer Pockets
特にお気に入りのタイトルには★、
とても楽しめたタイトルには◎を付けています。
※僕はニコニコ、Amazonプライム、U-NEXT等で視聴しています。
面白い作品、好きな作品がいっぱいでした!
2期・3期の新シーズン作品はどれも面白く、『ダンダダン』『その着せ替え人形は恋をする』『青春ブタ野郎』『アークナイツ【焔燼曙明/RISE FROM EMBER】』と、ジャンルは異なってもどれもクオリティが高く、期待以上に楽しめました。
特に、ダンダダンと着せ恋は夏アニメでもひときわ秀逸!
新規作では、学園魔法ファンタジー『サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと』や、鉱物採集をテーマにした『瑠璃の宝石』、百合ラブコメ『わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)』、1話約3分のショートSFアニメ『銀河特急 ミルキー☆サブウェイ』なども、最終回まで楽しませてくれました。
ミルキーサブウェイは全話配信終了後にYoutubeで一気に見ましたが、SNSで話題になるのも納得の魅力!話の構成やキャラの立たせ方など巧みで感心!
全6話構成の『タコピーの原罪』『フードコートで、また明日。』も、短い尺の中で内容がまとめられて好きな作品でした!
※この2作は前回の中間感想記事の時点で最終回を迎えていたため、その内容をほぼ流用しています。
アークナイツ【焔燼曙明/RISE FROM EMBER】
『アークナイツ』は、3期もクオリティ高くて見事!
それぞれのキャラの信念がぶつかり合い、争いが起こる悲しみや憎しみ、それでも立ち上がり進むアーミヤたちの姿、などストーリーにグッと引き込まれました!
僕はゲーム版未プレイでアニメ版だけ視聴していますが、設定やキャラ、専門用語の多さなどで、詳しく理解できていない部分はあると思います。
また、3期は尺の関係か、話がガンガン進んでいる印象があったので、敷居の高さを感じる時はありました。
でも、それぞれのキャラの生きる姿や、臨場感のある戦闘演出・安定した作画、声優さんの素晴らしい演技によって、自然と物語に入り込み感情を揺さぶられる!
多少分からない箇所はあっても雰囲気だけで十分楽しめる、作品のパワーと魅力を感じました。
感染者・非感染者を巡った対立や差別が起こる世界で、各キャラが信念に従って動いた結果、争い合う運命になってしまうのが物悲しい。
それでも、何度打ちのめされても困難に立ち向かう姿も描かれており、心が熱くなる濃厚なストーリーは見どころ。
中盤のタルラの過去編は胸が苦しくなる展開で切なく、そうした展開を経ての最後のバトルシーンは滾る!
戦闘シーンの作画や音響、演出も相当力が入っており圧巻!
特に音響のこだわりは、劇場のような環境で視聴してみたいと思うくらい良かったです。
まだ解決されていない謎や各キャラの行く末も気になりますが、一区切りついた雰囲気も感じる最終回。
現在もゲーム版はサービス中だし、アニメ化ストックもまだあるんだろうけど、今後どこまで続けるか気になりますね。
アニメで3期まで放送すること自体凄いことだし、1期~3期までずっと高いクオリティで手掛けてくれたのは偉業!アニメの続きはもちろん見たいけど、ここまで仕上げてくれた制作陣に感謝の気持ちでいっぱいです。
ソシャゲ原作アニメは当たり外れ大きいけど、アークナイツはかなり良い作品だと思います。
シリアスな作風が好きで、世界観やキャラにピンと来た人はぜひ!
(1期・2期を見ていないなら、話ががっつり続いているので先に見るのがおすすめ)
怪獣8号 第2期
ジャンプ+で掲載されていた漫画『怪獣8号』の2期。
中盤で少し不安を感じましたが、終盤にかけて各キャラの活躍が増え、好みの内容でした。当初思っていた以上に最後まで楽しめましたね!
主人公カフカの変身アクションや、キコルや鳴海隊長たちの近接武器を使った戦闘など、バトルシーンの作画は全体的に良くて迫力十分。
中盤までの敵「怪獣9号」との戦いは相手がしぶとくて、いまいち盛り上がりに欠ける印象はありましたが、後半は敵も変わって王道バトル作品の良さが出ていました。
味方の危機に颯爽と駆けつける展開や、絶体絶命の状況で奮起する展開はやっぱり熱い!
市民を助ける描写もあり、防衛隊が主役メンバーの作品だからこそ、人々を救助するシーンや主人公以外の活躍も描かれるのは個人的に嬉しいポイント。
テンポ良く話が進むので見やすく、展開の盛り上がりもあって素直に楽しかったですね。
同時多発的に敵が攻めてきて防衛隊が大ピンチになる展開はハラハラしました!
『怪獣8号』は、次々と新しい敵が現れる+各キャラの活躍や裏側で支えている人たちの描写とかがあれば、一定以上の面白さはありますよね。アクションの作画も丁寧だし!
9号とのバトルが続くと、少々引き伸ばし感があって「うーん……」って思ってしまうけど、そこを除けば大きく気になる点はないです。
原作完結済みだし、いずれ3期もありそう。
アニメ版は今のところ良い調子なので、このまま最後まで駆け抜けて欲しい!
薫る花は凛と咲く
綺麗な青春アニメでした……!
恋愛メインかと思ったら、友情や家族とのエピソードも描かれており、青春アニメをたっぷり満喫できました。
隣り合う底辺男子高校と由緒正しきお嬢様高校という独特な舞台設定ながら、全く環境の違うところで育った男女が徐々に惹かれあうっていうのは恋愛の王道ストーリー!
色んな人との交流や対話を重ね、心情が変化していく過程が丁寧に描かれていて心に染みます。
ヒロインの薫子ちゃんが優しく明るく、光属性すぎて眩しい!
主人公・凛太郎が薫子と出会い、少しずつ心を開いて自分の気持ちを表に出していく様子。
また、見た目のイメージで周囲から恐れられていた凛太郎自身が、学校のイメージを気にして薫子と距離をとっていたことに気づく……といった心の機微がじっくり表されているのがナイス。
薫子の友人の「昴」のエピソードも周囲の見方の変化が描かれていてジーンとしたし、凛太郎と友人たちとのエピソードも心温まる。青春作品の醍醐味ですね。
人として一歩ずつ成長する若人たちの成長にホロリときちゃう……自分も年を取ったな。
凛太郎と薫子ちゃんの純朴な恋愛模様も尊い!
お互いの優しさに惹かれる様子や、初めて一緒に出掛けた時の初々しい模様など、ついニコニコして見守りたくなるシーンがいっぱい。
薫子ちゃんの笑顔が素敵だし、お菓子を一杯食べる姿もかわいい。
凛太郎が薫子に惹かれていく様子を物語のなかで見せながら、終盤は逆に、薫子から凛太郎への想いも見せてくれる構成も巧み。
1クールのなかで上手く物語がまとまっていて、いい最終回でした……!
なお、千鳥が底辺男子校という設定がありますが、作中ではあまり感じませんでしたね。
初めの方のヤンキーに絡まれる展開では「おっ、マガジン原作っぽい!?」って思ったけど、序盤以外はほとんど登場せずヤンキーバトル展開はない。
凛太郎の友人も性格良いやつばかりなので、ドロドロした展開はなく見やすかったです。
クローバーワークス制作の作画は最後まで綺麗で素晴らしい!
キャラクターの表情が豊かで、光の演出も美しかったです。要所要所のシーンでのきらめきが、青春の1ページを切り取っているようでエモかった。
青春恋愛作品が好きな人にはおすすめ!
話のまとまりが良かったので満足したけど、2期があれば見たいですね~。
銀河特急 ミルキー☆サブウェイ
個人的ダークホース!
最終回後に全話視聴しましたが、夏アニメの中でも話題性が高かったのも分かる面白さ!
1話3分少々のショートアニメで、緩急のあるテンポの良い展開や、キャラクターの個性が立った描写が一切無駄なく盛り込まれ、見事な構成でした!
銀河道路交通法で逮捕された、強化人間の「チハル」とサイボーグの「マキナ」など6人のキャラが、奉仕活動で乗り込んだ銀河特急で起こる事件に巻き込まれていくSF。
尺が短いので説明セリフはほとんどなく、情報量は多いはずなのに非常に見やすい!
難しいこと考えず、素直に楽しめる内容になっており、ストーリーの面白さに次々と見ていたらあっという間に終わりました!
(設定とかを考察する面白味もあるので二度美味しい)
展開はテンポ良く進み、キャラ同士の小気味いい会話劇はコミカルで楽しい!
声優さんの演技が自然な雰囲気で、間のない会話も実際の会話みたいで印象的でした。
ゆるいけど楽しく、それでいて各キャラの性格や生い立ちが想像できる内容で巧み。
キャラクターは短い出番でもしっかりと魅力が伝わる良いキャラばかり!
登場キャラ全員個性的だし、それぞれの見せ場も用意されているのもあって全員に好感を持てました。個人的には、警察署巡査のリョーコさんのゆるい話し方が好み!
アクションと音がハマって気持ちのいいシーンや、キャラの目の動きで気持ちを表したり、ちょっとした動きで性格を表現していたりなど、演出も凝っています。
少しレトロな世界観も独特で惹きつけられます。
何回でも見たくなる面白味があるし、なんせ1話3分ちょっとだからサクッと視聴できちゃう。
(そして気づけば最終話まで視聴!)
驚異的なのが、新進気鋭の亀山監督が脚本やキャラクター、モデリングや編集など制作のほとんどを担当していること!それで、このクオリティの作品を生み出しているんだからとんでもないですね。
この先の作品も楽しみです。アニメ界の未来は明るい!
Youtubeでも全話配信中なので未視聴の方はぜひ!
1話がかなり短いから、とりあえず3話くらいまで見てほしい。
ぐらんぶる Season 2
愛すべきおバカたちのドタバタコメディは6年振りでも楽しかった!
大学ダイビングサークルを舞台に、ハイテンションなギャグとたまにカッコイイシーン&真面目なダイビング描写が入り混じるのが、さすが『ぐらんぶる』!
おバカでクズな男どもが全裸で酒を飲むシーンが、ダイビングシーンより多いのはお約束。
声優さんの全力演技のギャグがテンポよく繰り広げられ、ワイワイとして楽しかったです。
女子大の学園祭に入ろうとする回では、あの手この手で手を尽くし、時には仲間同士で足を引っ張り合ったりと、仲良いんだか悪いんだか分からない展開がカオス!
でも、いざというときは友人のために行動したりとカッコよく、憎めないキャラばかり。
『バカとテストと召喚獣』の作者が原作だけあって、そのあたりの描き方が上手いですね。
現在のアニメ作品で第一線を走る声優陣が、テンションの高いギャグ演技をしているのも楽しいポイント!
主要キャラ声優は1期と同じく、内田雄馬さん・木村良平さん・安済知佳さん・内田真礼さんをはじめ、花江夏樹さんや榎木淳弥さんなども出演し、「みんな大きくなったね……!」と時の流れを感じます。
女の子キャラも可愛く、千紗が時々乙女な部分を見せるところとかキュート。
ラブコメ要素もあるのが嬉しい!
2期から登場した桜子も印象的で良いキャラでした!
初登場時は嫌味なモブキャラポジションかと思ったら、再登場後の伊織との気さくなやりとりが面白く、回を重ねるにつれ好きになっていった存在。
なんだかんだ、桜子は伊織と一緒に話しているときが自然体の魅力で素敵ですね。
個性的なキャラたちの活き活きとした姿やギャグが面白く、時に恋愛や友情も描かれる大学サークルコメディ。気楽に楽しめる良い作品でした!
サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと
丁寧に作られた正統派の魔法学園ファンタジー作品で満足!
ちょっと懐かしい雰囲気も感じつつ、作画や演出も見事。こういうファンタジー系のアニメって良いよねえ……。
主人公のモニカがとても魅力的なキャラでした!
「沈黙の魔女」と呼ばれる圧倒的な実力と、人見知りでプルプル震える小動物的な姿のギャップがたまらない。
表情がコロコロと頻繁に変わりながら、学園で奮闘する姿が愛でたくなるかわいさ。
声優の会沢紗弥さんの演技もかなりハマっており、モニカ特有の鳴き声は癖になる。
学園で出会う人々や様々な出来事を通して、内気で自信のない少女がちょっとずつ成長していく様子は応援したくなるし、心温まる内容もあってジーンとします。
圧倒的な能力を使うのはここぞという場面に限り、安易に能力無双する展開じゃなかったのは個人的に好みでした。
学園で新しく出会う友人もいれば、嫌味を言ってくる人もいるし。別れもあれば、複雑な過去のある相手との再会もあったりと、学園での日々でモニカがいろんな体験をする様子を見守っているような気分。
モニカが一歩踏み出して、やったことのないことに挑戦しようとする様子には、感慨深くなってしまいました。これが親心か……!
魅力的なキャラたちとのユーモアある会話劇や、王子護衛にまつわる様々な事件など、最後まで飽きさせない展開で楽しめました。
作画も良かったし、良質な魔法学園ファンタジーでした!
SAKAMOTO DAYS 第2クール
1クール目よりも2クール目の方が好き!
アクションシーンの魅力がパワーアップしていて、面白さもアップ!
1クール目はキャラ説明や日常回が結構あったのに比べ、2クール目では敵組織スラーとの対決が本格化。強力な敵が出ることでバトルも苛烈になり、アクションシーンの作画や演出も1期より力が入っていて見ごたえ抜群。
アクションがウリの作品だから、アクションシーンの魅力が増すと全体の魅力も上がる!
後半のJCC編入試験編では、新キャラの晶や真冬、虎丸といった癖のある面々が登場し、各々のバトルスタイルで対決、共闘するのが面白かったです。
敵だった相手が仲間として一緒に闘う、という定番の展開はやっぱ好きですねえ。
特に序盤から中盤のバトルシーンでの、高層タワーや飛行機内といった限定的な空間での戦いが繰り広げられていたのは見どころ。
地形を活かしたスピードアクションはアニメ映えし、迫力満点の激闘はワクワクしました!
そして、坂本さんの強さは安心感。
坂本さんはどんな相手と対決しても「多分なんとかなるだろ」って思うけど、仲間達はギリギリのバトルになりがちだから、そのあたりのバトルバランスもちょうど良かったかな。
3期ありそうな雰囲気で終わったから、おそらく続きもやってくれるはず。
アクションシーンの作画や演出が重要だと思うので、じっくり準備してクオリティにこだわってくれたら嬉しいですね。
自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う 2nd season
「異世界転生で主人公が自動販売機!」のインパクトで見始めて、2期もなんだかんだ最終回まで視聴!
超面白いというほどハマっているわけじゃないけど見やすいし、ほどほどの面白さがあってコメント付き動画と相性が良かったです。
設定は出オチに感じるけど、主人公の自動販売機「ハッコン」の存在が大きな特徴で、自動販売機に絡めた色んな技が繰り広げられるのは楽しい。
スキルを使うとフォルムチェンジして、割となんでもありなのは都合がいいなと思いつつも面白い点。
飲み物だけじゃなくて食べ物を販売する自動販売機にフォルムチェンジして仲間達に物資を支給したり、戦闘面では水の放出や巨大化したりと大活躍!
ハッコンの声優を担当する福山潤さんの軽妙な語り口や、周りの人々から慕われる様子も絵面が自動販売機だからコミカルな模様になるところとか、変に嫌味のない異世界ファンタジーで見やすかったです。
テンポ良くサクサクと進むので、肩ひじはらずに視聴できる作品でした。
ラッミスやヒュールミといった登場人物たちとのやりとりも賑やかで、見ているうちに徐々に愛着が湧いてくるし、ラッミスがハッコンのことが好きな様子は絵面は不思議だけど可愛らしさもあり、キャラは全般的に好きでしたね。
倒し方が割とえぐくない!?と思ったり、変人キャラの悲しい過去が本当に悲しい話じゃん!とか、コメント付きでツッコミつつ試聴するとちょうどいいくらいの雰囲気は嫌いじゃなかったです。
なんと3期も決定済み。2期発表のときも驚いたけど、まさかの発表でした!
最後までやってくれるのかな。
1クールの中に、こういうお手軽に楽しめる作品もあるいいですよね。
青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない
青ブタシリーズは堅実な面白さ!
ほんのりと切ない余韻のある物語は味わい深く、「青ブタ良いなあ」と改めて実感!
今回は久々のアニメシリーズ。
3~4話ほどで1エピソードを描く構成です。
舞台が大学になっても、「思春期症候群」にまつわる各キャラの悩みや葛藤を描いたドラマや、謎を追うミステリー展開はよくできています。
今回から登場するキャラたちの抱える悩みも、共感や理解できるところが色々とあり、キャラへの思い入れが強くなります。そのおかげでストーリーへの没入度が高い。
また、思春期症候群の解決によって、思春期が終わり大人になっていくことへのほんのりとした切なさが感じられ、この余韻はシリーズの魅力だなと。
会話劇が軽妙なのも好きなポイント。
主人公の咲太をはじめ、登場時人物同士のユーモアがありながら小気味よく繰り広げられる会話が楽しく、劇的にアニメーションが動く作品ではないけど飽きずに見ていられます。
咲太と麻衣さんの信頼しあった関係性も良かった!
これまでのシリーズでいろいろな困難を乗り越えてきた2人だから生まれる空気感が絶妙で、時にはサポートしたり、さらっとイチャついたりと、2人ともキャラが立っていて好き。
エピソードごとの余韻もあって、面白さと切なさが混ざったちょっと不思議な青春ストーリー。
劇場版も2026年に決まって、シリーズ完結までやってくれるのは楽しみ。
2018年にアニメ1期が放送され、ついに終わってしまうのかという寂しさもあるけれど、ぜひとも完結まで見届けたい!
その着せ替え人形は恋をする Season 2
1期も素晴らしい内容でしたが、2期も期待にしっかり応えてくれる内容で大満足!
コスプレに対する知識や興味を持たせてくれるし、アニメーションや演出のクオリティも高い、傑作ラブコメでした!
登場人物がみんないい人で「もう、着せ恋の世界自体が好き!」と思えるくらい。
見ていて居心地が良く、まるで殺伐とした現代社会でのオアシスのよう……。
登場人物がそれぞれ相手の事をリスペクトしあっているのが素敵。
五条君と海夢(まりん)ちゃんのメイン2人がコスプレ活動に取り組む中で、学内外で出会う人たちとの交流により、人の輪ががどんどん広がっていく様子がワクワクしました。
基本はコメディで楽しく話が進みつつ、コスプレへの情熱は真摯に描かれていたり、内気な面があった五条君が学校の友人たちと距離を縮める様子が描かれていたりと、重すぎず軽すぎず話のバランスがちょうどいい。
好きなキャラは多いけど、五条君とまりんちゃんがやはり最高!
まじめで物事に熱心な五条君と、明るく行動力のあるギャルまりんちゃん。
2人の関係性が素敵。
信頼しあった関係で互いにリスペクトしながら、まりんちゃんから五条君へのラブが大きいのが可愛い。ポジティブなギャルだけど、一歩踏み出せずに悶々とするまりんちゃんの姿は超キュート!
いろいろあって五条君を部屋に泊めることになったまりんちゃんが一人で勘違いしちゃう回は、楽しかったしドキドキもあって好きな話。恋愛のアンジャッシュみたいな展開は大好き!
アニメーションのクオリティや演出も凝っていて、キャラの細かな動きまで表現しており、性格や感情まで伝わるよう。
学校祭ステージ発表シーンでやコスプレ題材のホラゲーのドット調のイラスト描写など、「そこまで作り込む!?」って驚くくらいのクオリティ&演出の手数の多さで、見ていて面白いです。
新鮮味のある見せ方・演出が色々と用意されていたので、その点でも毎話ワクワクしました。
毎週ずっと楽しませてくれた素晴らしいラブコメ作品!
原作漫画のアニメ化としても抜群の出来でした!
Turkey!
とても奇妙なアニメだった……!
「なんだこの脚本!?」って思うくらい毎話ツッコミどころのある展開が続き、最後の方まで物語がどこに転がるか読めない衝撃作でした。
原作のない、オリジナルアニメならではの体験は存分に味わえたのかもしれない……。
1話の終盤で急に戦国時代にタイムスリップしたボウリング部の女子高生たち。タイムスリップ先でたどり着いた屋敷を舞台に、屋敷に住む人々と交流する展開が繰り広げられます。
ボウリング要素のねじ込み方が強引!
序盤で襲い掛かってきた武士相手にボウリングを転がして撃退したときには「マジか……!」と驚愕したけど、終盤でも、仲間達の命を懸けてボウリングをする展開になったのはどういうことなの……!?
なんでもボウリングで解決するホビーアニメかな?と、よぎってしまうくらいツッコミが追い付かない展開の連続はインパクト抜群でしたね。
でも、とんでも展開なわりにギャグへ振り切った雰囲気じゃなく、本人たちは真面目にやっているのも奇妙なバランス。部員同士のギスギスした言い合いが起きたり、命を奪うことへの葛藤が描かれたり、「いったい何を見ているんだ……」と視聴中の混乱が止まらない。
気持ちの持っていき方が分からないよ!
ただ、人におすすめしたい作品じゃないけど、展開の読めなさはだんだんと癖になるところはあったし、ラストが割とすっきりしているので読後感も悪くない。
OPの謎バンドシーンとか、結局なんだったのかよくわかっていないところは色々あるけど……まあいいか!
戦国時代が舞台のわりには、あまりその要素を活かしている感じがしなかったり、作画は最後まで崩れなかったり、本当に不思議な作品でしたねえ。
リアルタイムでニコニコで見てたからこそ、最後まで見届けられたのかもしれない。貴重な体験になりました。
タコピーの原罪
衝撃の問題作であり、心を強く揺さぶられる忘れられない作品!
2025年夏アニメを代表する傑作でした。
全6話構成とは思えないほど、濃厚な内容が凝縮。
子供のいじめ・ネグレクト問題などハードな描写は多いけど、刺激を狙った露悪的な作品というわけではなく、重要なメッセージを描くための描写になっており、物語を通して深く心に響きました。
話の転がし方も見事で、どの方向に話が進むのかハラハラさせられる点も巧み。
登場人物の様々な側面を見せることで、「この人は被害者」「この人は加害者」といったような一方的な見方をさせないつくりになっていたのも、物語の内容やテーマと上手く組み合わさっていて感心しました。
他にも、場面に合わせた緩急あるテンポ感、陽気な音楽とシビアな現実のギャップが際立つ演出、声優陣の感情のこもった熱演など、見どころが多くて素晴らしかったです。
ラストの余韻は大きかったです。
かなりメンタルにくる作品でしたが、最後は思った以上に清々しい気持ちに。
難しいことの多い現実だけど、なんだか救われたような感覚になりました……!
キツイ描写が苦手な人は注意ですが、とても心に染みる普遍的なメッセージ性を描いた傑作だと思うので、気になる方はぜひ。
実際に視聴して、いろいろ感じて忘れられない体験になると思います。
ダンダダン 第2期
ダンダダンは2期も勢いが衰えず最後まで面白く、圧巻のクオリティでした!
毎週のように怒涛の展開で、EDまでがあっという間に感じます。
アクション、コメディ、SF、ラブコメなど、様々な展開がごちゃ混ぜだけど絶妙なバランスで調和。ジャンルにとらわれない多彩な展開が独特の魅力があって面白い。
怪異とのガチ能力バトルは見ごたえ満点で、2期で登場する「邪視」との対決は迫力あって見入りました。フィジカル強い敵がスピーディに攻めてくるのはシンプルに最強。
終盤の怪獣VSロボバトルのはっちゃけ具合も飛びぬけていて最後まで衝撃!
作画や演出も圧巻でずば抜けています!
アニメーションの面白さと芸術性が組み合わさったようなシーンもあり、凄い映像表現になっていました。
特に音楽室でのバトルは、BGMと演出とバトルの組み合わせの上手さに感心するしかない。
バトルでも、自分たちの能力の特徴や周辺状況を利用し、知恵を巡らして強敵に対峙するのも能力バトルの面白味が存分を感じられました。
2期ではジジや邪視、金太がメンバーに加わって、会話劇もさらに楽しく。
それぞれ個性的で日常シーンでも存在感あるし、バトルシーンでの活躍もしっかり描かれるので、回を重ねるにつれ好きなキャラが増えていきます。
そして、オカルンとモモの初心なラブコメ模様も見どころ!カオスな展開の連発だけど、こういう王道の部分はきっちりやってくれるのはありがたい。
声優さんの演技も素晴らしく、2人の関係の行く末も気になります。
1期に続き、またしても最終回で続きが気になる終わり方をするのがずるい!3期決定済みとはいえ、早く見たくなっちゃうよ!
夏アニメのなかでもかなり楽しめました。おすすめの1つです!
9-nine- Ruler’s Crown
原作ゲームが好きだからそれなりに楽しめたけど、駆け足気味なストーリーや少々力不足な作画・演出などもったいないところが多かったのは否めない!
原作の複数ヒロインルートがある構成や、ノベルゲーならではのギミックを活かした要素などが、アニメにするにあたって難しかったように感じました。
元のゲームが、全4章で章ごとにピックアップされるヒロインが分かれる構成(プラスで新章もある)、かつ40時間以上のボリュームなので、アニメで一つのストーリーにまとめるのは結構ムズイ。
展開は早かったけど、限られた尺の中でも各ヒロインのルート内容をまとめて再構成しようと、工夫しているのは伝わってきました。
ただ、終盤の展開は分かりにくいなと感じたのはたしか。特に初見の人だと、ストーリーのギミックが分かりづらいんじゃないかと思ったし、ゲーム版で感じたときの衝撃は薄め。
ノベルゲーという構造だから効果的だった演出ともいえるので、アニメ版はアニメならではの演出で表現してほしかった気持ちはあります。
演出面でも気になるところは多々あり、バトルシーンの迫力の薄さや、無駄に大量の血が噴出したりと、演出に「?」と感じるシーンは結構目につきます。
盛り上がる展開や絶望的な展開はあるのに、いまいち気持ちが乗りづらいシーンになっていたのはもったいなかったです。
根本のストーリーの面白味が伝わる部分はあったし、各ヒロインとも魅力があるので、そのあたりは好きなポイント!良い意味で平成の能力系バトルアニメのような雰囲気を味わえましたね。
声優さんの演技は良く、特に主人公の妹「新見天」を演じる種崎敦美さんの演技は、気さくな可愛らしさが表現されていてハマってました!
アニメ化してくれたことや各キャラの動く姿を見れたことは素直に嬉しかったです。
それだけに、原作ゲーム終盤の「怒涛の盛り上がりで早く先が見たくなる!」ような興奮をアニメでも味わいたかったというのは少々心残り。
アニメ版で興味を持った人はゲーム版もぜひプレイをおすすめ!
熱いシーンや各ヒロインの掘り下げも丁寧に描かれているので、アニメ版の補足にもなります。
ばっどがーる
JKたちの賑やかな日常を描いたコメディに、ときどき百合要素も混ざって面白かったです!
良いきらら系アニメでした。
キャラクターがみんな個性的で活き活きとしていました!
主人公の優ちゃんをはじめ、どのキャラも一癖あって、何かしら場をかき乱し、盛り上げてくれるので、ドタバタコメディで楽しかったです。
ワルに憧れているけど根が良い子すぎる優谷優、見た目がギャルで恐れられているけど常識人の涼風涼、学園のマドンナだけどいたずら好きな子供っぽい面もある水鳥亜鳥先輩など、メインのキャラが面白い&可愛いので良かったです。
個人的には、るら先輩が好きだったから、もっと出番が見たかったくらい!
その他も、はじけた性格のキャラばかり登場するので、色んな掛け合いがテンポ良く繰り広げられ、最後まで面白かったです。
また、時おり百合要素が差し込まれるのも特徴的な点!
片思いの感情を抱いているキャラが何人か登場し、繊細な関係性が垣間見えるのが興味をそそられます。
特に、さっぱりとした性格に見える涼が、幼馴染の優にしっとりとした好意を抱いているのがたまらない。無邪気な優ちゃんは、その想いに全然気づいていないけど、だから好きになったのかもと思うとね……!
基本はコメディだけど、そのあたりの心情がしっかり描かれる展開もあって良かったです。
優ちゃんと涼のような関係性は好きなので、関係の行く末も気になります!
どことなく平成のきらら作品の空気を感じたのも馴染み深かったし、結構ハマった日常コメディでしたね。
フードコートで、また明日。
夏アニメの中でもダークホース作品でした!
フードコートで女子高生2人がとりとめのない話をするだけの、派手な展開のないゆるやかな日常系アニメ。
でも見ているうちにだんだんとクセになり、最終回になった時はちょっと寂しかったくらい。
舞台の大半はフードコートで、派手な出来事は起こらずアニメーションも結構シンプル。
2人の女子高生が、クラスメイトの話やプレイ中のソシャゲのキャラの話、最近見ている動画配信者の話など、身近な話題を繰り広げるのみ。
でも、そのゆるやかな空気感が心地いい!
1話を見終わったときは「ふーん」って感じでしたが、2話3話と見るうちにクセになってきて、回を重ねる度に好きになっていく味わい深さがありました!
見た目は清楚な黒髪美少女、性格はおもしれー女の「和田」。見た目は派手なギャル、中身はしっかりものでクールな雰囲気の「山本」。
対照的な2人の軽妙なやりとりが楽しい。
和田は時々顔芸が見せたりと面白い&やかましいし、クールな雰囲気の山本は面倒見が良くてオカンの雰囲気があって仲の良いコンビでした。
遠方のアングルでフードコートに座る2人を描くシーンがところどころ用意され、「日常のなかにこういう2人がいるのかもなあ」と思わせる雰囲気づくりも印象に残りました。
全6話の短さもあって、気軽に視聴できる日常系作品でした。
2人が駄弁っている様子をもっと見たかったですね。気づけば夏アニメで好きな作品の1つになっていました!
瑠璃の宝石
面白さと感動が凝縮された作品!
知的好奇心もくすぐられ、鉱物採集への興味も広げてくれる良作。
何気なく目にしていたものにも壮大な歴史やロマンがあると知って興味が広がり、世界の見方がちょっと変わるような素敵な作品でした。
「鉱物採集」がテーマで、毎回3~4人ほどのメンバーであちこちに採集に出かける話。
1話完結の構成なのも見やすく、鉱物にまつわる知識が毎話知ることができてためになる!
主人公の瑠璃ちゃんが初心者の状態で鉱石探しを始めるので、鉱石に詳しくない僕も一緒に知識を学べ、共感しやすいつくりだったのも物語に入り込みやすい。
瑠璃ちゃんが新しいことを知るたびに、素直な喜びや反応を見せてくれるのも良かったですね。
川から流れついた石や砂浜にあるガラスなど、身近にある自然をきっかけに鉱石採集へと辿る流れが冒険みたいでワクワク。
試行錯誤を繰り返し、一つ一つ学びながらやがて探していた鉱石を見つける流れは優れた演出やBGMもあいまって、純粋な感動が沸き上がりました!
また、鉱石探しのエピソードと合わせて、友情や将来の夢にまつわるエピソードも描かれているのが巧み。回を重ねるごとに成長していく瑠璃ちゃんの様子、毎回清々しい読後感を残すラストなど、なんだかジーンとした気持ちになります。
高校組の瑠璃と硝子、大学組の凪と曜子というメインキャラ4人のバランスも良く、少人数でも不足を感じないメンバーで、掛け合いも非常に楽しかったです。
この4人でもっと色んな所に出かけているところを見たい!
瑠璃と凪さんの関係性も好き。鉱物に関する知識が豊富な凪さんが、瑠璃の質問に真摯に答えたり、興味を伸ばしつつ、成長を暖かく見守る姿勢が素敵。
かといって堅苦しい関係じゃなく、瑠璃が喜怒哀楽が豊かな性格だから、積極的に凪さんに絡んでいくのも微笑ましい。
作画も素晴らしく、非常に美しい自然描写やキャラクターの細かな動きが見事。
探し求めた先に目当ての鉱石を見つけたときのシーンは本当に美しい。
キャラクターの動きやアングルも癖を感じる瞬間があり、さすが『おにまい』を手掛けたスタジオバインド!こだわりが一級品です。
凪さんのはちきれんばかりのダイナマイトボディーからも目を離せない!
このあたりは多少人を選ぶかもしれませんが、各キャラの魅力や個性が表現されていたと思うので個人的に好き。(たまに気をとられて、話が入ってこない時はあったけどね!)
鉱石という題材を真正面から描いたサイエンスストーリー。
堅苦しくない内容で、新しいものや世界への興味を湧かせてくれる良作でした!
わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)
とても良くできたガールズラブコメ!かなり大好きな作品でした。
コメディ色が強く、キャラの表情がコロコロ変化したり、デフォルメ演出を使ったコミカルな表現、声優さんの楽しい演技がいっぱい盛り込まれ、非常に楽しい内容!
それでいて、百合要素もちゃんと用意されているから、ライトな百合作品が好きならおすすめ!
会話のテンポも良く、主人公の「れな子」をはじめ、周囲のキャラとの会話劇が楽しい。
れな子が次々とヒロインと親密な関係になっていく、ある種ハーレム的なドタバタストーリーですが、れな子自身は高校デビューをした陰キャ気質というキャラで、友情を求めているスタンスが中心なのは嫌味がなく、魅力的な主人公でした
(でも無自覚にたぶらかすムーブをとっちゃうのは、れな子が悪い!)
3~4話ほどで1人のヒロインにピックアップしたエピソードを描く構成になっており、完璧美少女の真唯、クール系美人の紗月、癒し系美少女の紫陽花、とタイプの異なる相手との物語が描かれるのはバラエティ豊か。
どの話も起承転結がしっかりして面白く、どんどん関係性が入り乱れていくので盛り上がる!
個人的には紫陽花さんが特に好きでしたね。
ゆるふわな雰囲気だけど、自分の気持ちを出せないことに悩んでいる姿や、れな子に甘える姿が可愛かった!
作画・演出も丁寧だし、原作イラスト担当の竹嶋えく先生の手掛けたキャラが活き活きと動いていたのも素晴らしかったです。
最終回は衝撃の終わり方!またしても、れな子が悪い。
続編の13話~17話はテレビ放送に先駆け映画館で上映するので超楽しみ!
コメディ要素が多いので、百合作品を普段あまり見ない人でも見やすいんじゃないかな。
個人的にも、お気に入りの作品でした!
ウィッチウォッチ
最後まで安定したクオリティのコメディを続けてくれて満足!
1クール目は終盤にバトル的な展開があったけど、2クール目は単話完結型の日常コメディ回ばかりでしたね。毎度パターンの違うコメディが展開されて、毎週の楽しみでした!
主人公のモイちゃんやニコをはじめ、ケイゴやネムといったキャラが加わって、掛け合いがさらに多彩に。さらに、真桑先生とクックによる同人誌をつくるエピソードもあって、バラエティ豊かなシチュエーションや会話劇が用意されているので感心しました!
どのキャラも個性が強く、単体でも面白いけど相手になるメンバーやシチュエーションによって、いくらでも話を広がるので飽きない。作者の手数の多さに脱帽!
その上で、時々いい話やキュンとするエピソードを混ぜ込んでくるから上手い!
登場キャラ全員好きなレベルでしたね。
印象に残った回も多く、デスゲームの設定説明がややこしすぎる回や、Youtuber見たいな配信を行う回や、コンビお笑いをはじめる回とか面白かったです。
同人誌つくる回も、作成の流れを少し知ることができて意外とためになりましたね。
安定感のあるコメディ作品で広くおすすめできる良作。
末永く続いてほしいと思っていたので、2期決定は嬉しい!
Summer Pockets
原作ゲームの内容をアニメで結構上手くまとめていて良かったです!
多少駆け足に感じたところもあったけど、あの長い作品をよくぞ2クールで描いたなと感心しました!
今作は『CLANNAD』や『リトルバスターズ!!』を手掛けたKeyのノベルゲー原作のアニメ。
2クール目は尺不足をそこまで感じることはなく、アニメ用に上手く物語を構成されていたように感じました。各ヒロインの魅力や感動のストーリーを味わえて結構満足。
ヒロインの「蒼」と「しろは」のストーリーではキャラの魅力や可愛さがしっかり味わえる内容だったし、ラストの「うみ」ちゃんにまつわるストーリーもこれまでの過程を踏まえ、きっちりまとまっていました。
特に、蒼ちゃんは声優の高森奈津美さんの演技もぴったりで、親しみやすい可愛さがアニメでも発揮されていて嬉しい。
Keyお約束のファンタジー設定は好みが分かれるところだと思いますが、サマポケはアニメだけでも割と分かりやすくなっていたんじゃないかなと。
BGMと合わせた感動の展開はちゃんと用意されており、安心感がありました。
ゲーム版に比べると日常パートのコメディ部分が削られたり、各キャラとのやりとりもコンパクトになっている部分はありますが、2クールでサマポケの魅力を最大限表現してくれたことが見事です!
作画も特に崩れずに、没入感を保ったまま最後までやってくれて感謝。
コメディ・感動のバランスが良く、Key作品初心者も見やすい作品。
アニメ版で興味を持った人はゲーム版プレイすると、さらにサマポケの魅力を味わえると思うのでおすすめ!
おわりに
以上が2025年夏アニメ感想まとめでした!
あれもこれも面白いと思っていたら、いつもより視聴数が増えてしまいました!
それによって感想全部書くのも時間がかかったね……。
その分、いろんな作品に出会えて良かったです。
面白かった作品の中から特にお気に入りを挙げていくなら……
『タコピーの原罪』『ダンダダン』『その着せ替え人形は恋をする』『わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)』『薫る花は凛と咲く』あたり。
短い話数で衝撃や感動を残した『タコピーの原罪』、ジャンル混合の内容で毎週引きが強い『ダンダダン』、見ていて元気をもらえるキャラも世界も好みなラブコメ『その着せ替え人形は恋をする』。
ラブコメ百合作品ではトップクラスに好きかもしれない『わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)』、青春ストーリーの醍醐味がいっぱいの『薫る花は凛と咲く』など、タイプ別の良さが出ていてどれも好き!
他にも、『青春ブタ野郎』、『瑠璃の宝石』『フードコートで、また明日。』『ミルキーサブウェイ』なども1クール通して面白く、どれもおすすめの内容でした。
終わっちゃうのが寂しい作品も多かったよ!
秋アニメも現在始まっていますね。
今のところ、夏に比べると視聴本数は少ないんですが、もう少し広げていく予定です。
みなさんは気になる作品はありましたか?
興味ある作品があれば、ぜひ配信サービスなどでチェックしてみてください!
今回紹介したアニメは各種配信サービスでも配信中!
みなさんの加入しているサービスでチェックしてみてください。
もし配信サービスに加入していないなら、「Amazonプライムビデオ」「DMM TV」あたりが月額料金安め(月額600円以下)で見やすいですよ!
前クールの春アニメだと、『ウマ娘シンデレラグレイ』(1クール目)や『日々は過ぎれど飯うまし』が特に好きでしたね!



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