『サイバーパンク エッジランナーズ』感想|これは名作!バイオレンスでイかれた世界と、眩しく儚い生き様に圧倒されるネトフリ独占配信アニメ!

アニメ感想
引用元:公式予告編より
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Netflix独占配信タイトル『サイバーパンク エッジランナーズ』見ました!
前から面白そうな作品だと思っていたのでNetflix加入して全話視聴したら……最高でした!

尖った作風で個性的な名作を多く生み出しているアニメーション会社・トリガーが制作。
バイオレンスたっぷりの作風は人を選ぶ部分もありますが、「全10話でここまでの余韻を感じさせてくれるのか……!」というラストは凄い。
2022年に視聴したアニメの中でもトップクラスに好きな作品。

テンポも良く、全10話があっという間なので、気になる方は今すぐ見てほしい!
ちなみに、ゲームの『サイバーパンク2077』は未プレイで視聴しましたが全く問題ありませんでした。

※具体的なネタバレは避けていますが、物語の展開や登場人物の関係性には多少触れています。気になる方はご注意ください。

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概要

公式予告編。バイオレンスなシーンもあるので苦手な方は注意!

公式サイト

ポーランドのゲーム制作会社CD PROJEKT REDが2020年に発売した『サイバーパンク2077』のスピンオフ作品。
ゲーム本編よりも前のナイトシティを舞台にした前日譚です。

アニメーション制作は『キルラキル』『SSSS.GRIDMAN』『プロメア』等を手掛けたトリガーが担当。

監督は今石洋之 (『天元突破グレンラガン』『キルラキル』『プロメア』)。
クリエイティブディレクターは若林広海 (『キルラキル』)。
キャラクターデザインは吉成曜 (『リトルウィッチアカデミア』『BNA ビー・エヌ・エー』) 。
脚本は宇佐義大 (『GRIDMAN UNIVERSE』シリーズ、『プロメア』) と大塚雅彦 (『スター・ウォーズ:ビジョンズ ‘The Elder’』)。
劇伴制作は山岡晃 (『サイレントヒル』シリーズ) が担当しています。

ストーリー

テクノロジーと人体改造が一般化した未来都市ナイトシティで、ストリートキッドとして生きる少年を10話構成の独立したストーリーで描く。
すべてを失った1人の少年が生き延びるために選んだ道、それは”サイバーパンク”として知られるアウトローの傭兵、エッジランナーになることだった。

公式予告編より
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感想

世界観にマッチしたビビッドな色彩とインパクト抜群の演出!

公式予告編より

ネオン輝くド派手な街並み、はじける鮮血、飛び散る脳漿……。ビビッドな色彩で描かれる、イかれた世界観の雰囲気がかなり良かったです!

鮮やかだけど、同時に汚い部分もある。行き過ぎた資本主義の権化のようで、貧富の激しさを感じさせるナイトシティという舞台を上手く表現しています。

テクノロジーは現代よりも遥かに発達していてビル街は綺麗なのに、汚れた路地裏や浮浪者が彷徨う様子も描かれます。生まれた環境で人生がほとんど決まってしまう世界が、街の鮮やかさと相まって、なんとも虚しく感じられましたね。

バトル時の演出もインパクト抜群!
特に、主人公・デイビッドが一定時間高速移動できる「サンデヴィスタン」を使用する際、動いた軌跡が残像のように描写されるのは、アニメならでは見せ方で刺激的!

また、配信限定アニメということもあって規制が緩い分、バイオレンスな表現もあり、鮮血が飛び散ったり、身体がはじけ飛んだりするシーンもちらほら。
刺激と無常さを感じさせる描写が、ナイトシティの雰囲気に合っていました。

とはいえ、痛みを生々しく感じさせるようなグロテスクシーンではなく、作品に必要なものとして描かれているように個人的には感じられました。
描写もテンポよく進むので、グロがそこまで得意ではない自分にとっては見やすかったです。

スピード感のある、テンポの良いストーリー

公式予告編より

1話あたり約25分、全10話構成の今作。
テンポが良く、ストーリーにも見入ってしまうので、あっという間に見終わってしまいました!

ゲーム版『サイバーパンク2077』の前日譚ですが、アニメだけで独立した物語になっているので、ゲーム版が未プレイでも問題なし。

各話で大きなイベントが発生し、新たな登場人物も次々と現れるので、間延びすることなく話が進みます。高いテンションを保ったまま最後まで視聴できました。

専門用語が割と出てきますが、作中の描写でなんとなく理解できるし、詳しく説明しすぎないからこそサクサク進むのも好印象。
(用語の説明は公式サイトにも載っています。もっと詳しく知りたければ、ゲーム版をプレイするとよさげ)

基本的にデイビッドの物語に焦点を当てているため、話の軸がブレないのも、この疾走感に繋がっていると思います。
ポンポンと進むスピード感が、デイビッド達の「命を消費して、人生を駆け抜けていく生き様」に合っていたように感じました。

仲間キャラも魅力的なやつばかりなので、欲を言えば過去編とかももっと見たかったくらい!!
(このスピード感で他キャラのことも知りたいと思わせてくれるのは、作品のつくりが上手いからなんでしょうけどね!)

1話見終わると次を見たくなるので、Netflixの一挙配信方式も今作に合っていました。
土日で一気に視聴できます!

過酷な世界での生き様&純粋なラブストーリーに胸を打たれる

公式予告編より

過酷な世界を舞台にした、エッジランナーたちの閃光のような生き様は鮮やか。

「どう生きるかよりもどう死ぬのか」と作中で語られるように、傭兵として生きる「エッジランナー」たちの世界では、人の命が軽く、サクサクと命を落としていくのが無情です。
(というか、ナイトシティ全体で人の命が軽いような気も……)

お金があれば手厚い保障は受けられるけど、なければ満足した医療を受けることも、住む場所も得られない。
そんな過酷な世界で、「自分の命をどう使うか」「この世界に何を残すのか」「生き残った者は何を受け継いで、どう生きていくのか」。そうした問いを感じさせる、儚くも眩しい生き様が記憶に残りました。

全てを失った少年デイビッドが、己の人生を全力で生きる。様々な人物との出会いや別れを経験し、多くの想いを受け継ぎながら、死に物狂いでもがいていく姿には思わず涙。
どうしようもない世界でも、諦めない姿に胸打たれましたね……。

また、激しいバトルシーンだけでなく、静かなシーンも味わい深く描かれています。

トリガー制作のアニメは、ぶっ飛んだシーンに定評がある印象だったので「静かなシーンでもこれほど染みるとは……!」と恐れ入りました。

デイビッドとルーシーの関係性も心に残ります。
この作品って、バイオレンスでエロティックな描写もある作品なのに、根本は結構純度の高いボーイミーツガール作品なんですよね。

過酷で無情な世界でも、これほど純粋に相手を想い合える関係性は美しい。それだけに、お互いを想いあっているからこそ、すれ違う場面があるのは切ないです。
2人にとって、互いが運命の相手だったんだろうなと感じる関係性が、なんとも愛おしい。

そして、その結末は……
ラストの余韻は凄かったです。

僕は今作を見るためだけにNetflixに加入したものなんですが、大変満足しました……!
ゲーム版のプレイ経験に関わらず、気になる方にはぜひとも見てほしい。おすすめです!

ネトフリ独占番組ならこちらも面白かったです!

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