『ペプシよ、戦闘機はどこに?』/『トークサバイバー』(シーズン1)感想|どちらも面白い!ネトフリ独占ドキュメンタリー&バラエティ!【Netflix】

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Netflixで視聴した作品の感想。
今回は『ペプシよ、戦闘機はどこに? ~景品キャンペーンと法廷バトル~』/『トークサバイバー』(シーズン1)の感想です。

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ペプシよ、戦闘機はどこに

ペプシよ、戦闘機はどこに? ~景品キャンペーンと法廷バトル~』は1990年代にアメリカで起こった「レナード対ペプシコ事件」を題材にしたドキュメンタリー作品。

事の起こりは1990年代。
クールでイケイケな広告展開で「ペプシコーラ」を大々的に宣伝し、コカ・コーラに匹敵するほどの人気を獲得していたペプシコ社。

そんなペプシコ社が、ペプシコーラ購入に応じてポイントがもらえ、溜めたポイントに応じてグッズと交換できるキャンペーンを新たに展開。

キャンペーンに合わせてCMを流したのですが、このCM内で「700万ポイント溜めたら戦闘機がもらえる!」という演出が入っていたことが事件の全ての発端。
(ちなみに1箱24本分で10ポイント。普通にペプシコーラ飲んでたら到底届きません)

ペプシコ社はCM上のジョーク的な演出として入れた内容でしたが、なんと本気で信じて実際に700万ポイント集めようと行動したアメリカの大学生がいた!

アメリカの大学生ジョンレナードさんは、戦闘機を手に入れるために700万ポイントを獲得する計画を立て、実行に移していき、それはやがてペプシコ社との訴訟対決に至り、アメリカ全土が注目する大きな事件へとなっていく……という話。

「実際にこんな事件があったんだ!」という嘘みたいで本当の話が面白い!

商品購入に応じてポイントがもらえるキャンペーンは今でも目にすることはありますが、ポイント集める行為自体でも結構大変ですよね。

それを考えると、この事件のレベルは半端ない。

僕も昔「生茶をたくさん飲んだらグッズと引き換えできるキャンペーン」で、冷蔵庫一杯になるくらい生茶を買い続けた経験がありましたが、その時ですら「生茶はもういいよ~」って思いましたね……。

1箱24本分で10ポイントもらえるキャンペーンだったそうなので、単純に計算すれば700万ポイント溜めるには、70万箱=1680万本のペプシコーラを飲む必要があります。

これを実際に集めようと考えるんだから行動力の鬼。

レナードさんが戦闘機獲得のためにプロセスを立てていく過程は面白い!

規定を確認して購入計画を立て、知り合いの投資家に説得してまわり、戦闘機獲得への計画を実行していく展開が見ていてワクワクします。

無謀な挑戦に若者が挑むような姿に見えて、なんだか応援したくなる気持ちが湧いてきます。
(このドキュメンタリーは実際にレナードさんや知り合いの投資家の方、ペプシコ社の関係者の方も出ています)

まあ、ペプシコ社からしたら溜まったものじゃないですけどね。

まさかジョークでCM流したら、本気で実現してくる人が出てくるだから!

ちなみに、このCMでは当初は細則が書かれていなかったので(「CM上の演出です」みたいなやつ)、これが後々訴訟に繋がっていくのも興味深い点。

この作品を見たことで、普段CM見るときに「端っこに細々とした文字が書いてあるのってやっぱり重要なんだなあ」って実感しました。

1人の青年の行動が全米が注目する大規模なニュースになっていく展開がドラマチックだし、登場する人物も癖のある人ばかり!

僕は実際の事件の内容を知らなかったこともあり、先の読めない展開が次々と起こって「どんな結末を迎えるんだろう」と最後まで気になる面白さがありました!

終わり方も清々しく、前向きな気持ちになれる作品。

全4話とコンパクトな尺でかなり見やすい。
ネットフリックスに加入しているなら視聴をおすすめしたい作品!

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トークサバイバー(シーズン1)

トークサバイバー』はネットフリックスで独占のバラエティー番組。

企画演出・プロデューサーは数々のバラエティー番組を手掛けてきた元テレ東プロデューサーの佐久間宣行。

妙に気合の入ったスリリングな展開のドラマと、参加者同士によるエピソードトーク(大喜利もある)が組み合わさった構成のバラエティ。

トークが面白くなかった人はその時点で脱落。残った参加者がドラマの続きを演じることができ、最後まで生き残る人は誰か?って感じの構成です。

ネットフリックス配信ということもあって、ドラマ部分も思っていたより豪華なつくり。

ストーリーも普通に面白いし、間宮祥太朗、東出昌大といった俳優陣も登場しているので妙に見ごたえあります。

ドラマパートでは司会である千鳥のノブのツッコミが入るのも面白い。
エピソードトークパートとの温度差もあって、良いアクセントでした。

エピソードトークで各参加者が繰り出すトークも面白いものが多く、僕はなんだかんだ全部笑ったかも。

それぞれのお題に基づいたトークが繰り広げられるのですが、参加者によって個性の違うトークが見られるのは楽しい。

ドラマ後半に行くにつれ、生き残った参加者はトークの話題が尽きてくるので絞り出すようなネタが見えてくるのも面白い。

ドラマパートに登場する俳優陣もエピソードトーク時に同じ場にいるのですが、思わず笑っている姿などがちらっと映るのも微笑ましくて良い。

シーズン2も制作決定とのことで楽しみ。
バラエティ作品が好みの方は注目。

ネトフリ独占アニメならこちらも面白かったです!

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