ちょっと間が空きましたが天皇賞(秋)を現地観戦してきたので、その時の感想を備忘録的に書いていきます。
いやー、世界最強を”理解らせ”られちゃったね……!
武豊騎手の乗り替わりといった思わぬ展開もありましたが、見ごたえのあるレースでした。
概要
天皇賞(秋)は10月29日に東京競馬場で開催された芝2000メートルのレース。
今年は出走11頭と少なめでしたが、現在世界最強と称される「イクイノックス」や日本ダービーでイクイノックスを破ってダービー馬になった「ドウデュース」、G1レースを勝した経験のある「ジャスティンパレス」や「ジャックドール」といった実力馬が集結。
実力馬同士のぶつかり合いが注目のレースでした!
天皇賞(秋)レース開始前まで
東京競馬場には9時半ごろに到着。
天気も良く、観戦にはちょうどいいくらいの気候でした。
天皇賞(秋)の11レースまでにいくつかのレースで馬券を買いましたが、あまり当たらない!
新馬戦で人気薄のワイドがたまたま当たったものの、それ以外のレースがことごとく外しまくり。
しかも、惜しいからもどかしい!
レース状況から、ルメール騎手とモレイラ騎手がかなりの確率で馬券内に入る傾向と分かっていたのに、僕が買った時に限って馬券内に入らなかったり、馬連で買えばいいものを欲張って三連複にした結果、一頭だけ4着で外したりと連敗。
買い方が下手なんでしょうなあ……レースは見応えあったから良かったけどね。
そして11レース目を待っている中、場内の人たちがなんだかざわついていることに気づきました。
すれ違う人たちが話している内容が耳に入ってきて、なんと武豊ジョッキーが入れ替わりになることを知り驚きました。
確かにX(現Twitter)を開くと入れ替わりの件が話題に。
11レースでもドウデュースが戸崎騎手に乗り替わりになることもその後知りました。
これは非常にショックでしたね……。
どれほどの怪我なのかは分からず心配でしたし、カンテレ競馬の公式Youtubeのうまんちゅの動画で今回のレースへの意気込みを語る姿を前日に見ていたので残念な気持ちはありました。
それでも、ドウデュースは強い馬だと思っているのでその期待と、急遽乗り替わりの大役を務めることになった戸崎騎手を信じてレースを待とうと切り替えました。
10レース終了後の時点でゴール前はすでに観衆で密集。
想定していたより待機している人が多く、あまり前の方に行けませんでした。
みんなも今回のレースに対する期待が大きいのかなと思いつつ、僕も待機。
(観衆の中だとスマホの電波状態が悪く、危うく即パッドで馬券を買い逃すところだった)
天皇賞(秋)のレースの感想
レースの結果としては……イクイノックス強かったですねえ~!
圧倒的な力を見せつけられました。
レース序盤から3番手のあたりに位置し、「今回のレースは去年ほどハイペースじゃないのかな?」と一瞬錯覚しましたが、そんなことはなかった。
むしろ先頭ジャックドールの果敢な逃げは目を見張るものがありました。
1000メートル通過は57秒7と、ペース的には昨年のパンラサラッサの大逃げ並みのスピードで駆け抜けており、ジャックドール&藤岡佑介騎手の腹を決めた逃げは見事だったと思います。
恐るべきはそれに悠々と付いて行く印象すら与えるイクイノックス。
「このハイペースだと終盤ちょっと失速するんじゃないか」と思いましたが、そんな僕のちゃちな考えを吹っ飛ばすような、力強いスパートを見せつけてくれました。
4コーナー回って先頭に立った後、そこからさらにグングンと伸びて後続を放していく様はとんでもなかったです!
最後のストレートに入ってすぐに「あっ、これはイクイノックス勝ったな」と自然と思わされる強力な走りには、世界最強がどの馬かを理解らされましたね……!
前半の高速ペースもしっかりと前方で着いていきながら、後半でさらにスピードが伸びていく様は圧巻でした。
そして結果は1分55秒2のレコード勝ち。
2011年にトーセンジョーダンがマークして以来、ずっと更新されなかったレコードを1秒近く更新。
これは凄すぎ!場内も歓声が上がっていました。
ルメール騎手の手綱裁きも見事で、このコンビが今後負ける姿を想像できないレベル。
次走はジャパンカップとのこと。
そもそも、イクイノックスはジャパンカップを目標に仕上げているっていうんだから「今回のレースよりさらに上の走りがあるかも!?」という驚きと恐ろしさ(良い意味で)を感じます。
2着のジャスティンパレスも終盤で外から伸びてきて力を見せつけてくれましたし、3着のプログノーシスも後方からの末脚は強いなと思わされる。
先行していた馬が次々と潰れたから(イクイノックス除く)、後半で備えていたジャスティンパレスとプログノーシスが2着3着に来るのもこういう展開になったかあ~と。
振り返ってみると他の馬も強かったですね。
ガイアフォースも後半まで粘っておりかなり健闘。このまま最後まで行くか!?って思ったほどで今後も楽しみです。(馬券に入れてなかったから二重にハラハラしていました)
ドウデュースはイクイノックスをマークしていたものの突き放されてしまいました。
ただ、急な乗り替わりもあったなか戸崎騎手含めて勝ちに行くためにやれることを全力でやってくれた印象を受けました。
次回はジャパンカップに出走予定とのことなので、改めて武豊騎手とのコンビで万全の状態でレースに挑んでもらえることを期待!
ちなみに僕の馬券はトリガミです……。
ワイドはあたったものの、ダノンベルーガorドウデュースが3着以内に入っていれば3連複が当たったのに(涙)。
ジャスティンパレスは買えてたんだけどね。
とはいえ、レコード更新の瞬間を見ることができて満足したレースでした。
イクイノックスという強い馬の走りをこの目で見ることができたのは嬉しい。
ジャパンカップも増々楽しみになってきた!
2022年の天皇賞(秋)のレースを見た時の感想の記事はこちらです
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