Switchの『超おどるメイドインワリオ』の感想・レビュー!
1人でプレイした感想になります。
『メイドインワリオ』シリーズ通しての特徴なのですが、直感的な操作で次々とプチゲームをクリアしていく爽快感はやはり面白い!
今作はコントローラー(Joy-Con)を用いた全身を使ったアクションが求められるため、前作『おすそわけるメイドインワリオ』よりも直感的で分かりやすい楽しさがありました。
また、コントローラーの活用方法が斬新で面白い!
モーションセンサーを活かした全身を使うアクションが楽しいのに加え、手首につけたストラップを活かしてあえてJoy-Conを手放したり、モーションカメラを使って指の形を映すゲームなどアイデアがいっぱい。
「Joy-Conをこんな使い方するんだ!」と驚くゲームがいろいろ収録されていて興味深い体験でした!
まさかSwitch発売から6年ほど経ってこんな遊び方があったとは……!思わず感心しました。
気になった点としてはボリュームの少なさかな。
1人プレイだと数時間あれば一通り遊べてしまうのでちょっと物足りなく感じました。
ただ、パーティ用モードが充実しているので、複数人でのプレイが目的という人ならあまり気にならないかも。
ストーリーを一通りクリアするのにかかった時間は2時間くらい。
クリア後に追加されるモードもあるので、5~6時間以上は遊べると思います。
概要
機種:Switch
メーカー:任天堂
ジャンル:アクション
発売日:2023/11/3
『超おどるメイドインワリオ』は、バラエティ豊かなプチゲームを瞬間的にクリアしていくのが特徴の『メイドインワリオ』シリーズ最新作。
2006年にWiiで発売された『おどるメイドインワリオ』の流れを組む作品であり、Joy-Conを両手に持ち、全身を使ったアクションでプチゲームを遊びます。
Joy-Conを振ったり、傾けたりするなどシンプルな操作で誰でも気軽にプレイできます。
これまでのシリーズ同様、パズル、アクション、リズムゲームなど、バラエティ豊かなプチゲームが多数収録。
ワリオや仲間たちが登場するストーリーモードの他、2人~4人で遊べるパーティモードも用意されています。
なお、ゲームの特性上、携帯モードでのプレイやプロコンには非対応。
良かった点
Switchコントローラーの使い方が面白い&楽しい!
Joy-Conを用いた、全身を使ったアクションが楽しいのは今作の大きな魅力!
モーションセンサーを使ったシンプルなアクションで直感的に楽しめます。
今作ではプチゲームの開始前には「カマエ」を指定され、特定のポーズになった状態でプチゲームに挑むのが特徴。
例えば、両手を90度に曲げ腰に当てる「シュッポッポ」、Joy-Conを横にして両手を前に突き出す「カタモミ」、Joy-Conの片方を顔に当て、もう片方を腰の後ろに当てる「コケコッコ」などユニークなポーズをとってゲームをプレイ。
カマエはユーモアあるものが多く、プレイの様子を傍から見ていると面白いと思います。家族や友人と一緒にプレイすると盛り上がるかと!
パーティ用のモードも充実!
また、Joy-Conの機能をフルに活かしており、手首につけるストラップやモーションカメラの機能を活かしたプチゲームもあり、発想に驚かされます!
あえてJoy-conを手放すプチゲームなど、「こんな使い方があったのか!」とアイデアに感心するものも多く、斬新だなあと思わされましたね。
この驚きを味わえただけでも個人的にはプレイして良かったくらい!
バラエティ豊かなプチゲームをテンポよくクリアする爽快感!
『メイドインワリオ』シリーズ共通の魅力である色々なプチゲームをテンポよくクリアしていく爽快感は存分に味わえました!
唐突に指令が出され、ワンアクションで瞬時にクリアしていく感覚が絶妙。
指令の内容に始めは「どういうことなんだ?」と考えるのですが、パッとひらめいてクリアできたときの快感は気持ちいい!
プチゲームの種類もバラエティ豊かで、アクション、パズル、リズムゲーム的ものなど色々なものが200種類以上用意されています。
シュールな雰囲気のものや任天堂タイトルを題材にしたものなど、ビジュアル的にもプチゲームごとにガラッと雰囲気が変わるので、「次は何がくるのかな」というワクワク感も魅力。
前作『おすそわけるメイドインワリオ』に比べて操作が直感的になっており、プチゲームをクリアしていくテンポ感は良くなっている印象を受けました。
瞬時に判断し、瞬時にクリアしていくゲーム性は他の作品では味わえないものなので、作品の魅力が向上していたのは良かったです!
ワリオファミリーのコミカルな世界観は楽しい
ワリオやワリオカンパニーのキャラが登場し、世界観や演出がコミカルで楽しい!
マリオシリーズとは異なる、『メイドインワリオ』シリーズの個性的なキャラクターが揃っており、ユーモアあふれるゲームの内容に合っていました。
舞台が「バリオモロ島」というとぼけた世界観で、ギャグ調の語り口で進むストーリーは非常にユニーク!
肩ひじ張らずに気楽に遊べる感じがあって、特にファミリー層に受けそうだなと感じました。
キャラボイスが収録されていることも、キャラクターの個性や魅力が感じられて良いと思います。
(ちなみに、個人的に好きなキャラはアシュリー!)
気になる点
ボリュームは少ない
1人でプレイするにはボリュームは少なめに感じました。
2時間程度でストーリーモードはクリアできました。
高難易度モードなどもあるのでスコアアタックが好きな人ならやりこめそうですが、一通りプチゲームを遊ぶだけならば5時間ぐらいあればいけるんじゃないかな。
ただ、元々ボリュームの多いシリーズではないと思っていたし、短い時間で面白い体験ができたので個人的にそこまで不満ではないです。
ゲーム内容的に多人数プレイの方が盛り上がりそうなつくりになっているので、パーティソフトとしてプレイするならもっと遊べると思います。
一部のプチゲームは反応が悪い
一部のプチゲームは少々反応が悪いと感じる時はありました。
個人的には、モーションカメラを使うプチゲームは少々反応が悪いと感じ場面はあったかな。
カメラで指の形を映すものなどは、慣れのせいもあるかもしれませんが、上手く読み取られない時があってもどかしかったです。
反応の悪さでミスしたときはミスに納得しづらいので、ちょっと気になりました。
(特にスコアアタックを目指しているとき)
ゲームとしては斬新で面白い試みを行っていると思うので個人的には好きなんですけどね。
かまえでプチゲームが予測できる時がある
マイナス点というほどではありませんが、かまえの説明で次に来るプチゲームがおおまかに予測できるのはちょっと気になりました。
ゲームシステム上仕方ないのですが、カメラを使うゲームやコントローラーを手放す系のゲームはプチゲームの数が限られるので大体いくつかに絞れます。
次は何が来るのか分からない状態で瞬時に判断するのが作品の魅力の1つだと思うので、他のシリーズに比べるとちょっと気にはなったかな。
まとめ
Joy-Conを使った直感的なアクションは面白く、パーティソフトとしての魅力も大きいと思います!
バラエティ豊かなプチゲームが揃ってる点や、「こんなコントローラーの使い方をするのか!」というアイデアの斬新さに驚く瞬間もあり、プレイ時間としては短くも非常に印象に残るゲーム体験を味わえました!
この驚きは体験してみてもらいたいですね~。
前作がちょっとゲーム性がややこしくなった感じがあっただけに、より直感的なゲーム性になってくれたのは素直に嬉しかったです!
友人や家族たちとプレイすると盛り上がるソフトだと思うのでパーティソフトを探している方には特におすすめ!
前作の感想はこちら
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