もう2月になってしまいましたが、今さら2025年の映画を振り返ります!
2025年も多くの素晴らしい映画に出会うことができました。
僕の鑑賞スタイルは、映画館で月1~2本ほど鑑賞し、サブスク配信で定期的に視聴するという感じです。
世界中で話題になった大ヒットアニメから重厚な実写作品まで、特に印象に残った10作品を振り返ります!
順番は劇場で鑑賞した順です。
(ガルクラ総集編は前後編で1本とカウント)
トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦
新世代の香港アクションの熱量を全身で浴びました!
2025年の序盤に観た作品ですが、鑑賞後の興奮は今でも忘れられません。
細部まで作り込まれた九龍城砦の美術は圧巻!無数の電線や建造物が密集し、狭い空間の中で人々が生活を営む独特な空気感には、凄まじい存在感がありました。
その中で繰り広げられる軽快でド派手なアクションシーンは必見。まるでジャンプ漫画かのような激しいフィクションバトルが最高に気持ちいい!
登場人物も敵味方問わず個性豊かで、大体のやつらが強くて驚きました!一戦一戦に見ごたえがあり、特に地形を活かした狭所でのアクションは工夫が凝らされていてワクワクしました。
個人的には、龍(ロン)兄貴が最高に格好いい「イケおじ」で好き!
登場時、吸っていたタバコを宙に浮かせて地面に落ちるまでの間に相手を倒すシーンで、一気に惹かれましたね……!その後の振る舞い含めて、自然と兄貴と呼びたくなる存在感でした。
大画面で映えるアクションを堪能し、男たちの意地と絆の物語に熱くなる。ノスタルジックな余韻に浸れるエンディングまで含め、最高のアクションエンターテインメントでした!
ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング
『ミッション:インポッシブル』シリーズの最終作を無事に見届けることができました!
イーサン・ハントが無茶なミッションに挑む姿も見納めかと思うと寂しいですが、60歳を過ぎてなお身体を張り続けるトム・クルーズには、感謝の気持ちでいっぱいです。
見ているだけでハラハラする超絶スタントに挑むトムの姿は、もはや映画というよりドキュメンタリーのような緊張感すらある!鑑賞後にメイキング映像を確認しましたが、本当に空中や水中でスタントを行っていて衝撃を受けましたね……!
そのおかげもあって、陸・海・空あらゆるシチュエーションで見せてくれるダイナミックなアクションには興奮しました。
ストーリーは、少々粗さや間延びを感じる部分もありましたが、仲間と協力して難題に挑む展開はやはりワクワクしたし、過去作を知っているとニヤリとするサプライズも。
後半の怒涛のアクションに圧倒されているうちに、細かいことは気にならなくなります!一級のエンターテインメントをスクリーンで体感でき、大満足の幕引きでした。
国宝
2025年を代表する邦画と言えば『国宝』は外せない!
約3時間の長尺がまったく気にならないほど内容に没頭しました。
歌舞伎を題材に、芸の道にすべてを捧げた人間の執念、血縁と才能の間で揺れ動く葛藤や嫉妬、そして喜久雄と俊介の友情。これらの多重な要素が織りなす濃厚なドラマは圧巻です。
李相日監督の重厚な演出と臨場感溢れるカメラワークが、伝統芸能の静と動の様子を見事に切り取っていました。
主演の吉沢亮さんと横浜流星さんの舞台上での演技は、本職の歌舞伎役者かと思うほど堂に入っていて、まさに国宝級。特に「曾根崎心中」の演目シーンは、卓越した演技に引き込まれて息を呑んでしまう瞬間でした。
1つの道を極める孤独と恍惚を真正面から描きつつ、エンタメとしても面白い。歌舞伎への興味を強く持たせてくれましたね。
これほどクオリティの高い邦画が作られ、それが多くの人に受け入れられた事実も、今後の邦画の希望を感じさせてくれて嬉しかったです。
スーパーマン
新生DCユニバースの幕開けに相応しい、新しいスーパーマンの物語でした!
近年のヒーロー映画はダークな側面を強調したものが多い印象でしたが、今作はスーパーマン本来の「善良さ」が真っ直ぐに描かれていたのがかえって新鮮でした。
ボコボコにされてもなお人々を助けよう奮闘する姿は、本当にヒーローだなあとジーンとしました。
ジェームズ・ガン監督らしいユーモアと鮮やかなビジュアル、BGMとシンクロした軽快なアクションが丁寧に作り込まれており、「映画を観ている!」というワクワク感に満ちていましたね。
脇を固めるヒーローたち、特に「ミスター・テリフィック」や「グリーン・ランタン」も良いキャラで、観終わる頃にはすっかりファンになっていました。
これからのDCユニバースへの期待が膨らむ、最高の再始動です!
劇場版 鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来
2025年、世界中を席巻したアニメ映画といえば『鬼滅の刃』!日本アニメの現時点での最高峰といっても過言ではない、圧倒的なクオリティの映像を浴びました!
制作陣の執念を感じるアニメーションは、1カットごとに凄まじい密度。無限城の複雑な構造を縦横無尽に駆け巡るカメラワークと、ド派手な攻撃演出&気持ちのいいSEが合わさり、IMAXで鑑賞した時の没入感は、まさに歴史的な映像体験と言っていいくらい!劇場で観る価値が十分にあると感じました。
アクションの合間に描かれるドラマ部分にも感動しましたが、今作は何と言っても猗窩座が印象的。
建物を破壊しながら繰り広げられるスピーディな死闘に痺れる一方で、彼が人間だった頃のエピソードには切なくて涙がポロリとこぼれました……!その記憶の中で描かれる花火のシーンは、あまりにも美しく、心に深く刻まれています
ufotableの本気と原作愛を感じる極上のエンターテインメント作品!
早く第二章が観たくてたまりません!
チェンソーマン レゼ篇
2025年のアニメ映画は『チェンソーマン レゼ篇』も大きな話題になりましたね!
『レゼ篇』は、チェンソーマンの映像化作品だけではなく、一本の独立した映画作品としての完成度が凄まじく、思わず3回も劇場へ足を運んでしまいました!
静と動が鮮やかに切り替わる構成が見事です。少年少女の歪で淡いボーイミーツガールと、血と爆炎が飛散するバイオレンスアクション。この対極にある二つの要素が、一つの作品の中で完璧に調和しています。
前半の、夜の学校やプールで過ごす煌めくような青春の淡い空気感。そして不穏な光と影。そこから一転して始まる中盤以降の怒涛のバトルは、大スクリーンと音響も相まってテンションが最高潮に!「これぞチェンソーマン!」と感じる疾走感を存分に味わえました。
しっとりとした余韻を残すエンディングも素晴らしく、最初から最後まで感情を激しく揺さぶられる傑作。『レゼ篇』以降の内容も制作が決まっているので、(映画になるかはまだ分かりませんが)ぜひ劇場の大画面で拝みたいものです!
ひゃくえむ。
2025年のアニメ映画だと、『ひゃくえむ。』も見逃せない一本!
100m走という、わずか10秒ほどで終わる競技に込められた人生の重みが、圧倒的な熱量で描かれています。
トガシと小宮、二人の少年が小学校で出会い、高校の陸上大会を経て、社会人アスリートとして再会するまでの情熱と執念の物語には、心が熱くなりました。
実写をトレースする「ロトスコープ」手法を活用した生々しいアニメーションが、アスリートの研ぎ澄まされた集中力やスピード感を効果的に表現しています。
特に雨の中の陸上大会のシーンは、静寂から爆発的な疾走へと至る演出が見事で、呆然と見入ってしまいました。
たった10秒のために数十年を捧げる者たちのヒリつくような生き様。登場人物それぞれの価値感が浮き出る印象的なセリフの数々も示唆深く、まるで人生についての問いかけのよう。
そして、その果てに描かれるラストシーンは、清々しく、忘れられない鑑賞体験となりました。
原作と違うところも多く、映画版ならではの良さもしっかり出ています。原作と合わせて二度楽しめました!
劇場版総集編 ガールズバンドクライ 前編 青春狂走曲/後編 なぁ、未来。
『ガールズバンドクライ』総集編も映画館で観て良かった!
テレビシリーズも大好きでしたが、映画館で観ることで「やっぱガルクラ面白いじゃん!」と、その魅力を再認識しました。何より、劇場の音響でライブシーンを体感できるのは激アツ!
元々クオリティの高かったフルCGによるダイナミックなライブは、映画館のスピーカーを通すことで楽器の振動や会場の熱気まで肌に伝わってくるような臨場感がありました。
さらに後編では、ショート尺だった「運命の華」がフルコーラスで披露され、それだけで観る価値があるくらい感動しました!アニメシリーズの物語の締め方としても、より綺麗でぴったりな感じになっていて良かったです。
総集編での追加カットにより、仁菜とヒナの関係性や各メンバーのバックボーンが深掘りされていたのもグッド!初めて知った過去のエピソードやキャラ同士のやり取りも描かれ、既存シーンの味わいも増して、魅力を再発見できた一面がありました。
また、改めて見てもテレビシリーズのストーリーが面白かったなと。
不器用で真っ直ぐなトゲナシトゲアリのメンバーが、鬱屈とした思いや現実に「自分たちは間違っていない」と叫び続ける姿は、どこまでもロックで眩しい。
映画館で観ることができて良かった最高の総集編でした。
ガルクラは新作劇場版が控えているので、そちらも公開が楽しみ!
爆弾
『国宝』と並び、2025年の邦画で外せないのが『爆弾』!
連続爆弾事件を題材にした、取調室でのスリリングな会話劇に引き込まれました。
犯人「スズキタゴサク」を演じる佐藤二朗さんの怪演が光ります!
言葉巧みに刑事たちを翻弄し、人間の脆い部分を暴き出していく様子は、観ているこちらまで異様な雰囲気に飲み込まれそうになるほど。正義と悪の境界線が曖昧になっていく過程には、劇場内もヒリヒリとした空気が漂っていました。
二転三転する脚本の妙も素晴らしく、「えっ、あの人も!?」という予想外の展開に最後まで翻弄されました。
刑事たちもボロボロになりながらも、それでも事件解決のためにやれることをやろうとする姿にも胸打たれるところがあり、ただ人間の弱さを描いただけの作品じゃないのも好きなポイントです。
佐藤二朗さん以外の俳優陣との演技合戦も実に見ごたえがありました!
かなり頭の切れる刑事・類家が、タゴサクと対峙して会話の応酬を重ねる展開もスリルがあって痺れました。
東京都内の見慣れた場所が舞台になっているため、日常にふと恐怖が忍び寄るような、サスペンスの良作。
都内在住の人は通勤通学の時に思い出してヒヤッとするかも……!
羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来
2025年の最後に劇場で観たのが『 羅小黒戦記2』!年の締めくくりに相応しい一作でした。
前作のクオリティも高かったですが、今作はアクションがさらにパワーアップしており、世界観の深掘りも丁寧で大満足です。
シャオヘイの成長はもちろん、新キャラの姉弟子・ルーイエが本当に魅力的でした。クールな外見に秘めた優しさと、戦闘時の圧倒的な強さ。彼女の過去に触れるシーンもあり、『2』を観ただけで一気にファンになりました!
躍動感あふれるバトルシーンは、アングルがダイナミックでワクワクさせられます。それでいて、どういう状況なのかが分かりやすく、洗練された印象を受けて凄かったですね。
可愛らしいキャラやコミカルなやりとりもあると同時に「人間と精霊の共生」というテーマが多層的に描かれており、単なる勧善懲悪ではない物語は味わい深い。
アクション・ストーリー・キャラが魅力的で、楽しさ・盛り上がり・感動もある。
丁寧に作られた良作アニメーション映画でした!
おわりに
2025年に観た映画の振り返りでした!
個人的にベスト3を決めるとしたら……
- チェンソーマン レゼ篇
- トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦
- 国宝
この3つかなあ。
どの作品も面白かったけど、テンション上がる展開や鑑賞後の余韻とかも考えると、ここら辺の作品は特に印象深かったです。
劇場体験だと、わたなれネクストシャインを映画館で観たのも忘れられない経験でしたね。
百合アニメを大スクリーンで観たのは初めてだったので、面白かったし新鮮な体験でした。
『鬼滅の刃』とか『チェンソーマン』とかで特に感じましたが、劇場で観るからこその臨場感や没入感はあると思うので、2026年も気になる作品はどんどん観ていきたい!
もうすでに『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』は鑑賞してきたけど、あれも凄い映画だった……!






コメント