映画『スパイダーマン ブランド・ニュー・デイ』を観てきました!
僕が観たのは字幕版。
トム・ホランド主演版のスパイダーマン4作目。前作『ノー・ウェイ・ホーム』のラストがとても心に残る内容だっただけに、「ここからどういう続きになるのか……」と期待と不安が入り混じりながら鑑賞。ですが、まったくの杞憂というくらい最高のスパイダーマン映画でした!
この記事では『スパイダーマン ブランド・ニュー・デイ』の感想をネタバレありで書いていきます!
内容について触れている箇所があるので気になる方はご注意ください。
感想(ネタバレあり)
アクションが安定の面白さだったのもありながら、それ以上にドラマ部分がとても好きでしたね!
愛するMJや親友のネッドを危険から遠ざけるため、世界中から「ピーター・パーカー」の記憶を消し、孤独なヒーローとして生きる道を選んだ前作。今作はその出来事から4年後を舞台に物語が描かれます。
ヒーロー活動の合間、SNSでネッドやMJの楽しそうなスクールライフを遠くから見守るピーターの姿が切ない……しかも、MJには新しいボーイフレンドが出来て良い雰囲気になる場面を目の前で目撃してしまってショック!
今回の物語は、ヒーローとして孤独に生きるだけではなく、やはり人間として身近な関係性が必要だと気づく展開となっていました。ピーター・パーカーという1人の青年の生き方を描く上で、非常に納得感のある内容でとても良かったですね。
環境や関係の変化に葛藤し、傷つきながらも成長していくピーターの姿は素直に応援したくなる。
それでいて、MJたちが簡単に記憶を取り戻して今までの関係に元通り……といった安直な展開にならなかったのも素晴らしい。また。すぐにピーターとMJがくっついちゃうと「じゃあ前回のあの決断はなんだったんだ……!」って冷めた気持ちになりかねないので、ちょうどいいバランスで見事でした。
そうした経験のうえで、最後にピーターがジーン・グレイに手を差し伸べる流れも綺麗。
自分自身が孤独に生き続けることの限界と痛みを知ったからこそ、同じように苦しむ目の前の彼女に優しく寄りそう姿は、まさに「親愛なる隣人」で感動!
宇宙規模の壮大なバトル展開も盛り上がりますが、今作はピーター個人に焦点を当てた人間ドラマが秀逸でした。
アクション面も満足!ウェブスイングをはじめとするスパイダーマン特有の躍動感あるアクションは見ていて楽しい。
そして今回は、パニッシャーとの共闘や暴走したハルクとの激闘などワクワクする展開も用意されていてナイス!パニッシャーに関しては関連ドラマを未視聴でしたが、映画単体で大まかなキャラクター性が伝わったので、「ドラマ未視聴だから置いていかれる」ということもなくありがたかったです。
ハルクは味方だと心強いけど、対決するとかなり厄介!(操られて戦わされるバナー博士は可哀そうだけどね……)パワフルかつ狂暴な暴れっぷりの室内バトルは迫力ありました。今回の映画だと、ハルクとの対決が個人的に一番盛り上がったアクションシーンかな。
そして、非常に印象深いキャラだったのがジーン・グレイ!
X-MENの映画を観たことがあったのでキャラクター自体は知っていましたが、まさか今作に登場するとは思わず、名前が出た時にびっくり!
しかも、演じるセイディー・シンクさんがとても可愛くて衝撃!影のある物憂げな少女という佇まいに、周囲の人に乗り移る強力な念能力など、存在感があって魅力的な存在でした。
それにしても、「V-MAX」という単語の真実が明かされた瞬間の最悪さが絶妙でした(褒め言葉)。
作中に何度か登場する単語で、「何かのエネルギーの呼称かな?」と思わせておきながら、後半で分かった時の「ああ、そういうこと……」という無情感が何とも言えない味わい。明確なヴィランポジションがいない話だった分、ダメージコントロール局の所業のひどさが際立つ……!
ラストの展開で、ピーターがネッドとハンドシェイクをするところもアツい!ネッドの記憶が戻るのか、それとも新たな友人関係を築くのか、これもまた今後の展開が気になります。
クロスオーバーの多いMCU作品ですが、今作は前作までの流れを押さえていればすんなり楽しめたのも見やすかったですね。
新章開幕にぴったりな一作。ここから再始動するピーターの物語に期待が高まります!
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