映画館で『アイドルマスターシャイニーカラーズ 第1章』を観てきました!
僕はゲーム版のシャニマスもプレイしていて好きな作品なので、舞台挨拶ライブビューイング付きの回で観てきました。
アイドルマスターシャイニーカラーズの初のアニメ化。来春のアニメ放送に先駆けての先行上映で1章では1話~4話の内容を一挙に上映。
ゲーム版の雰囲気を再現したような丁寧なアニメになっており、細かな描写含めて制作陣の愛を感じるつくりになっていました!
3DCGもゲーム版のイラストを上手く表現している印象があり良かったし、ライブ描写も見ごたえありました!
ただし、アニメとしては序盤のパンチに少々欠けており、週間アニメで放送された際に新規層にはちょっと刺さりにくいかも……と思った部分もあったり。
概要
バンダイナムコエンターテインメントのアイドル育成シミュレーションゲーム『アイドルマスター シャイニーカラーズ』を基としたアニメ化作品。
2024年春よりテレビ放送予定ですが、先駆けて劇場で公開される3部作の第1章にあたります。
現在放送中の『アイドルマスターミリオンライブ』も同様の形式で劇場公開されてましたね。
今後はこういうスタイルが流行るのかな?
16歳の少女・櫻木真乃がプロデューサーとの出会いをきっかけに、芸能事務所・283 (つばさ)プロに入って仲間達と共にアイドルの世界への第一歩を踏み出していくって感じのストーリー。
監督はアニメ「アイドルマスター シンデレラガールズ劇場」や映画「映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」を手掛けたまんきゅうが担当。
シリーズ構成・脚本「劇場版アイカツ!」「アイドルマスター ミリオンライブ」の加藤陽一が担当。
声優陣はゲーム版と同様に関根瞳、近藤玲奈、峯田 茉優などが担当しています。
ストーリー
アイドルになって、新しい世界を見てみないか?
公式サイトより
偶然の出会いに背中を押され、櫻木真乃はアイドルの世界へと、その一歩を踏み出すことになる。
283プロに入った真乃が出会ったのは、同じくアイドルを目指す、風野灯織、八宮めぐるという2人の仲間だった。
感想(詳細なネタバレなし)
ゲーム版の雰囲気をアニメで再現したような丁寧なつくりで非常に好感を抱きました!
ゲーム版は「会話の間」や「間接的な描写」も大事にする繊細なシナリオが魅力だと思っているので、そのあたりの部分を細かな描写など含めてアニメで表現しようとしていたのは良かったです。
制作陣の愛を感じました。
キャラクターの3DCGもゲーム版のイラストを上手く表現している印象があり良かったです。
日常描写の動作では少々動きの重さを感じる部分もありましたが、表情の変化やアイドルごとの細かな所作が良くて、それぞれのアイドルの個性を十分に感じられたのは嬉しかったです。
特にライブシーンは力が入っていました!
各アイドルのモーションがしっかりと差別化されていて、実在感がありつつも見ごたえのある動きになっていて、何度も見直したくなるくらい良かったです。
全体的にストーリーはストレートな作風。良くも悪くも綺麗な展開だなあと思いました。
ゲーム版で言うと、シャニマスサービス初期のコミュの雰囲気を彷彿とさせる感じ。
(今のゲーム版のコミュは結構入り組んでいるのもあるので、懐かしい気持ちになりました。今のコミュも見ごたえがあって大好きなコミュも多いんだけどね!)
ただし、ゲーム版プレイヤーという目線を抜いて、単体のアニメとして見るとパンチに少々欠けている印象も受けました。
シャニマスはエンタメっていうよりは雰囲気や繊細な人間模様が持ち味の傾向のある作品だと思うので、アニメ版もその傾向が見られた気がする。
他の作品と比べた時に素直に「面白かった!」となりにくいタイプで、他のアイドルアニメに比べて展開が静かな気がします。
特に1話は人を選びそう。
そのためとっかかりが少なく、週間アニメで放送された際に新規層にはちょっと刺さりにくいかも……と思った部分はありましたね。
アイドルアニメとして見れば現在放送中の「ミリオンライブ」の方が入りやすいと思います。
(4話くらいまで見てもらえればって気持ちはあるんですけど、今の時代だと難しそう……)
とはいえ、特にゲーム版に触れている方ならアイドル達が生き生きと動いていてる丁寧な描写など、アニメ化として嬉しいポイントだと思います。
個人的にも正直公開するまで不安なところはあったのですが、実際に観賞して「ここまでしっかりとつくってくれてありがとう!」って気持ちになりました。
2章以降のストーリーも楽しみ!
第2章の感想はこちら
第3章の感想はこちら
シャニマスの新作ゲームも出たので興味ある方はぜひ!
その他の映画感想はこちら
コメント