アニメ『葬送のフリーレン』の最終回を見て「良かったなあ……」という気持ちになったので思わず感想を書きました。
また、『SSSS.DYNAZENON』をアマプラで一挙に見て、こっちも良いアニメだったのでこちらの感想も書いていきます。
どちらの作品も各種配信サービスで配信中なので、気になる方は見てみてください!
多少ストーリー内容に触れているところがあるので、気になる方は注意。
アニメ『葬送のフリーレン』の最終回良かった
アニメ『葬送のフリーレン』の最終回が放送され、アマプラで視聴しました。
半年にわたる放送が遂に終了してしまった……。
最終回は、この作品らしくじんわりと胸に染みるような話でとても良かったです。
劇的な出来事はなくとも、登場人物たちの細かなやりとりの1つ1つが楽しく、丁寧な作画や演出がより作品の魅力を引き立てていました。
最終回を見て、改めて魅力的なキャラが多い作品だったなと感じます。
メインキャラであるフリーレンやフェルン、シュタルクのほのぼのとした関係性は絶妙で愛おしすぎる。
デンケンやユーベル、ゼーリエなどといったキャラも2クール目から登場したとは思えないほど強く印象に残り、ずっとこのキャラ達のやりとりを見ていていたいなあと思わされるほど、魅力的なキャラばかりでした。
物語の描き方が上手いんだなあと思わされます。
(そして、短い出番でも鮮烈な印象を残すヒンメルはさすがだなと)
『葬送のフリーレン』は旅の中での出会いと別れ、「一期一会」を大事とした雰囲気が絶妙だと個人的に思っていたので、最終回でもその味わいがしっかりと感じられて良かったです。
心地よい読後感と終わってしまう寂しさが混じった、ほどよい余韻に溢れていた素晴らしい最終回……!
見終えて改めて葬送のフリーレンのアニメを振り返ると、最初から最後まで面白い作品だったなあとしみじみ。
初回でいきなり4話一挙放送のインパクトから(もう半年前なのかあ……)、感動でジーンとする場面もあれば、ダイナミックで見栄えのする戦闘シーンの数々に、キャラクター同士のクスっとするやりとりや関係性の魅力を感じるシーンなど……見所がいっぱい!
バトルは1クール目から良かったのですが、特に2クール目になって魔法を使ったバトル演出がさらに凄まじいクオリティで描かれ、圧巻の一言でした。
作中でちょっとしか登場しないキャラも記憶に残るような魅力があり(アウラとか)、1話1話が面白く毎週楽しみな作品でしたねえ。
作画や演出も毎回見事だし、劇半曲や声優さんの演技もかなり良くて物語の雰囲気とマッチしていて凄く良かったです。
全体的に高いクオリティでまとまった近年でも稀に見る傑作アニメ!
「制作陣の方々、本当にありがとう!」という気持ちでいっぱいです。
毎週楽しみにしていた作品だから、来週からもう続きが見れないというのはやっぱり寂しい。
でも、国内にとどまらず世界的に大人気だったし、原作漫画も連載中だからおそらくいつかは2期があるはず……!
また会える日を楽しみにしたい!
『SSSS.DYNAZENON』(ダイナゼノン)を全話見た
『SSSS.DYNAZENON』(ダイナゼノン)をアマプラで一気に視聴。
こっちも良いアニメでした!
なぜずっとウォッチリストに放置したままだったのか……!
ダイナゼノンは『SSSS.GRIDMAN』(グリッドマン)に次ぐ作品。
僕はグリッドマンは放送当時に視聴済みで楽しく見た記憶はあるのですが、ダイナゼノンは放送当時に自身の環境が大きく変わった関係で視聴できていませんでした。
昨年、映画『グリッドマンユニバース』の公開をきっかけに、「そういえば『ダイナゼノン』見てなかったな」と思ってアマプラのウォッチリストに入れたのに放置し、配信期間終了の知らせが来てから慌てて視聴する体たらく。
これは良くないぜ……。
ダイナゼノンの感想ですが、とても面白かったです!
等身大の少年少女たちが、他者との出会いを通じながら自身の悩みに向き合い成長していく青春群像劇と、特撮作品の雰囲気がドストレートに漂う熱いロボットバトルが入り混じる、独特の面白さがありました。
登場人物の話し方が自然体な感じで、現実的な印象を受けたのは面白い。
思春期や青年のときの「自分の居場所がどこか分からないこと」に悩む姿や不器用に生きる姿には共感できるところがあり、引き込まれました。
なかなか深刻な悩みに直面しており、どういう人間ドラマが展開されるのか続きが気になる面白さがあって思わず次へ次へと視聴。
個人的には蓬(ヨモギ)君と夢芽(ユメ)ちゃんの関係が特に好きでした。
物語が進むにつれ変わっていく関係性に目を離せなかったし、夢芽ちゃん可愛かった!
若山詩音さんの声が良すぎる。
ガウマ隊長の熱血で周りを引っ張っていく姿も好きでしたね。
キャラクターデザインも好み。
グリットマンでも良いキャラ多いなと思ったけど、ダイナゼノンも絶妙。
カジュアルなんだけど、どことなく癖を感じるところが個人的に好み。(太ももとか)
デザインだと夢芽とムジナが個人的に刺さりました。
キャラクターが多かったので、「怪獣優勢思想」の面々などの掘り下げをもうちょっと見たかった気持ちはあるけど、むしろ1クールの中でストーリーを上手くまとめたなあという気持ちの方が強い。
バトルは特撮感が強くロボット系バトルの非現実感が面白い!
現実的な青春ドラマとのギャップが上手く際立ち、思わず目を惹かれます。
いろんな悩みを抱えつつも、登場人物たちの関係が徐々に深まり、熱いバトルで一気に進んでいく姿にグッときて、胸が熱くなりました。
バトルシーンもかなり力が入っていて、街中で巨大ロボットと怪獣がガンガン戦うのは少年心をくすぐられてテンション上がらざるを得ない。
後半になるつれて激熱なバトルの連続で一気に盛り上がりを増し、駆け抜けるように視聴できました。
ここぞというシーンでOP曲オーイシマサヨシさんの「インパーフェクト」がかかるのも激熱!
前作の「UNION」も好きな曲でしたが、それに勝るとも劣らない良曲で今も聞いています。
一部、謎が解き明かされていないように感じた部分もあったけど、それ以上にスッキリとした気持ちで視聴を終えれる清々しさが魅力。
とても面白い青春ロボットアニメでした。
次は映画『グリッドマンユニバース』を見るぞ!
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