7/4よりPS5/PC/スマートフォンで好評配信中の『ゼンレスゾーンゼロ』(ゼンゼロ)をプレイ中!
僕はPS5でプレイしており現在は2章に突入。
数々の大人気ソシャゲを手掛けたHoYoverse(ホヨバース)の新作だけあって世間の注目の高い作品。実際にプレイしてみてクオリティはやはり高かったですね!
レトロフューチャーな雰囲気が抜群の「都市ファンタジー」世界観や、カジュアルでとっつきやすくて爽快感の高いバトルなど、ホヨバースの他作品とは違った魅力の感じられる新作アクション!
ただ、スロースターターに感じる部分もあるので、プレイすればするほど魅力が大きくなっていくタイプのゲームかなと感じるところも。
この記事では、僕が『ゼンレスゾーンゼロ』をプレイして良かった点・気になった点を書いていきます!
プレイの参考などになれば幸いです。
『ゼンレスゾーンゼロ』(ゼンゼロ)とは
『原神』や『崩壊:スターレイル』など高い人気を誇るソシャゲを次々とリリースしているHoYoverseの新作アクションRPG。
7/4よりPS5/PC/スマートフォンで配信開始。
超自然災害によって壊滅した世界を舞台にした都市ファンタジー。
「ホロウ」と呼ばれる異空間の案内人「プロキシ」である主人公と、依頼の中で出会う様々な陣営との物語が描かれる。
人間の他にも獣人やロボが出たりと色んな種族が登場します。
ゲームシステムは3人1組のチームアクション。
スピーディでスタイリッシュなアクションと仲間を切り替えて戦う連携要素が特徴的。
ローグライク要素を感じる「零号ホロウ」というコンテンツもあり。
ランダムに生成されるマップで、キャラの強化要素を選択してどんどん奥へ進むやりこみがいのあるコンテンツです。
今作はオープンワールド系のシステムではなく、「新エリー都」という1つの街が舞台。
依頼時はステージクリア形式のゲームになります。
アーバンで洒落た世界観とキャラに興味が惹かれる!
都会的な雰囲気とレトロフューチャーなビジュアルは興味をそそられます!
他のホヨバース作品作品の雰囲気とは異なるアプローチに感じて新鮮。また、ファンタジー系の作風が多く存在するソシャゲの中で、独特な世界観を正面に押してきたのは面白いですね。
ゲーム内では複数の陣営が登場し、それぞれが個性的な雰囲気を醸し出していて、物語がどんどん広がっていく感じにワクワク!
主人公が直接戦うというわけではなく、ネット上(作中ではインターノット)で依頼を請け負いサポートする凄腕の専門家みたいなポジションなのも興味深い。
今のところの展開では、「世界を救うために立ち向かう」といった壮大な話ではなく、一つの街に根差して周りの依頼を解決していくって規模感で親しみやすさがあります。
アニメ調のグラフィックは高クオリティで、ムービーもゲームプレイも見ごたえがあります。
キャラのモデリングも細かい装飾までこだわっていてキャラの特徴を強調しているし、また、女性キャラはぷにぷに柔らかそうな感じを3Dで表現しているのも「こだわってるな~!」と感心。
ただ、見た目だけで「このキャラ大好き……!」と強烈にハマるキャラは今のところ少なめかなあ。
魅力がないわけじゃないけれど、他のソシャゲに比べると極端に引き付けれられる外見のキャラはまだあまりおらず、どちらかというとプレイしていくうちにどんどん好きになる感じ。
ちなみに、個人的に見た目や性格で「良い!」と思ったのはニコ・デマラちゃん。
ストーリーが進むとキャラの活躍が目立ったり、個々の性格がしっかりと描かれて魅力が大きくなっていきます。なので、序盤の掴みは少々弱めに感じた部分はあったかな。
カジュアルで爽快感のあるバトル
カジュアルにプレイできて爽快感のあるバトルを楽しめるのは魅力!
攻撃ボタンは主に2つで、回避やキャラチェンジもワンボタンで行えます。
特にキャラチェンジは重要な要素。
ボタン1つで瞬時にキャラを切り替え、タイミングに合わせて敵の攻撃を受け流したり、吹っ飛ばされたときに瞬時に支援して体制を立て直したりと、攻撃から防御まで幅広く関わってきます。
なかでも、敵のブレイク値というものを一定以上溜めた時に発動する「連携スキル」は気持ちいい!
敵に与えるダメージの大きさや、演出・SEも爽快なので技を決めた時は「楽しい~~~!!!」ってテンション上がります!
スタイリッシュな演出面は力が入っていると感じるポイントですね。
キャラごとの属性や役割が用意されているので、そのあたりのシステムも考えて運用すると、ガンガンダメージを与えられるので面白味が増していきます。
(このあたりは後に調べて分かったことなので、始めの方は気づかずにプレイしていました)
個人的な感想を言うなら、もう1つ攻撃ボタンがあっても良かったかな。
アクションがカジュアル気味なので、アクションゲームに慣れている人などは単調に感じる時はあるかもしれない。
基本的な流れが「出現する敵を全員倒す⇒次のエリアに進む」なのもシンプルすぎに感じる時はありました。
(もっとストーリーを進めると色々とシチュエーションが増えるかも?)
演出やUIのセンスも光る
演出面やUIなどのセンスも良いですね~!
3Dモデルで描かれるムービーのクオリティは高く、見ているだけで楽しい!
キャラのコミカルな動きや表情の使い方が上手くて、ストーリーやキャラ、世界観の魅力を引き立てています。
なんとなくピクサー映画を彷彿とさせる面白さでした
アメコミ調のカット割でストーリーが進むところがあったり、立ち絵のように会話するパートもあったりと、色んな手法でストーリーを見せてくれるので飽きさせない!
作り方としても上手いですよね。
全編3Dムービーだと制作する方もかなり大変だと思いますが、ムービー以外の演出でも描くメリハリがある作り方で工夫を感じます。
全部3Dムービーで制作するよりも多少は楽になると思うので、その分ストーリー更新が早くなるとプレイヤーとしてはありがたいですね。
UIも凝っていてセンスを感じます!
UIでも世界観に合わせたノリで、どことないレトロ感がぴったりはまっていて好き。
気になったところ
・やっぱり容量の大きさは気にはなります。ホヨバース作品はどれも容量が大きいですが、ゼンゼロは初回からPS5版でも50GBくらいだから、今後増えていくとストレージが心配に……!
スマホでプレイしている人だと特に容量の大きさは切実な部分な気はします。その分、ゲームプレイ中に処理の重さをあまり感じないのは良いんだけどね!
・上でも書きましたが、アクションの幅がもっとあるとより好みでした。
基本的に「フィールドに存在する敵を全員倒して次に進む」という流れなので、ずっとプレイしていると単調さを感じる場面はあるので、戦闘部分をもう少し複雑で歯ごたえある感じにしてくれた方が個人的にはより好み。
・ホロウ探索は好みが分かれる要素。パズル的なゲーム性で(「倉庫番」を思い出す)パネルによってキャラ回復や戦闘が発生したりします。
戦闘の箸休めにはなりますが、アクションをガンガンやりたい人とは相性が良くないかも。
序盤はギミックが少なく見た目も地味だし、ルートが一本道だったりと単調さが目立ちましたが、ストーリーが進むにつれ色んな要素が出てくるのでこの先に期待。
また、ホロウ探索中は暗色が多めで進める道が見づらく、どこへ行くべきかが分かりにくいなと思う瞬間は正直ありました。
・序盤は世界観説明の面が強く、ストーリーの盛り上がりは薄く感じます。
システムが解放されてないものが多く所持キャラも少ないので、戦闘の面白さという点でもストーリーを進めていくうちに徐々に魅力が増す印象がありました。
だけど、分かりやすさは他のホヨバース作品である『原神』や『崩壊:スターレイル』に比べると理解しやすいですね。
他の2作品は序盤から専門用語が多く登場したり、中国系なのか漢字多めのキャラが多数登場して覚えるのに時間がかかるなど、正直ストーリーに入り込むのに時間がかかった面が個人的にあったので、ゼンゼロは比較的分かりやすくなっているので良いと思います。
・ガシャで装備系アイテムが出たときの演出はちょっと味気ない。ガシャではキャラと装備系アイテムが一緒に入っている形式なんですが、装備系アイテムは見た目が機械の球体なので出てもテンションはあまり上がらない。
ヌルっと登場して味気無さがあるので、ガシャはもっと盛り上がる演出の方が嬉しかったですね。
まとめ
カジュアルで遊びやすく爽快感のあるアクションゲーム!
独特なビジュアルや世界観も個性的な魅力を醸し出しています。
キャラを瞬時に切り替えて戦う連携要素は面白く、キャラの属性や役割も分かってくるともっと面白みが増し、敵に与えるダメージも大きくなって爽快感もアップ!
ただ、序盤のストーリーの盛り上がりの薄さやホロウ探索のパズル要素など、序盤の掴みがちょっと弱い気がするところや人を選ぶところはあると思いました。
ですが、ゲームを進めるたびに要素が色々と開放され、キャラも増えてきてストーリーも盛り上がっていくので、プレイすればするほど魅力を強く感じていくタイプの作品に感じます。
同じ制作会社の『原神』や『崩壊:スターレイル』とはまた違ったアプローチの作品なので、今までの層とは違う人も楽しめるポテンシャルを感じるので興味ある方はぜひ。
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