先週11/30(日)に開催されたG1レース、ジャパンカップを観戦してきました!
昨年・一昨年に続いての現地参戦。その時の感想を備忘録として書いていきます。
ジャパンカップは個人的にもかなり好きなレース。
国外から実績のある馬が参戦するのもワクワクするし、一昨年と昨年はイクイノックス・ドウデュースの圧巻の走りを目撃できたから思い出深いです。
今年のジャパンカップは……いろいろありすぎ!!
序盤から波乱の展開に、ゴール前での白熱の叩き合い、20年ぶりの歴史的瞬間など、忘れられないレースとなりました!
概要とレース直前まで

ジャパンカップは11/30(日)に東京競馬場で開催された芝2400mのG1レース。
国際招待G1レースであり、国内の実力馬と海外から参戦した強豪馬たちの対決も見どころのレースです。
今年のジャパンカップは、招待を受諾していた外国馬4頭のうち3頭が来日取り止めになり、外国からの参戦は1頭のみと少々寂しい結果になりました。
しかし、来日した「カランダガン」は、サンクルー大賞、キングジョージⅥ&クイーンエリザベスS、英チャンピオンSと世界のG1レースを3連勝中。今年のロンジンワールドベストホースランキングで1位を獲得している現役最強馬!
その勢いのまま、ジャパンカップへと乗り込んできました。
迎え撃つ日本勢も、負けず劣らず強力な実績馬たち!
天皇賞(秋)を制したばかりの期待の3歳馬「マスカレードボール」に、同じく3歳馬で日本ダービーの覇者「クロワデュノール」。
ドバイシーマクラシックを勝ち、高いポテンシャルを見せつける「ダノンデザイル」。今年引退予定の6歳馬で、前々走の宝塚記念・前走の天皇賞(秋)でどちらも3着と好成績を収める「ジャスティンパレス」など、決戦にふさわしいメンバーが揃いました。

当日の天候は晴れ。
日が当たっている時間帯はそこそこ暖かいくらいの陽気でした。
僕は12時過ぎくらいに競馬場に到着。
さすがG1デーだけあって、場内は賑わっており熱気に包まれていました。
G1レースは通常11Rに行われますが、ジャパンカップは12Rから。
メインレースの前に腕試しがてら、9R~11Rの馬券を少し買いました。
トータル資金的には微妙にマイナスだったけど、3レース中2レースは馬券的中。「これは流れが来てるぞ……!」とワクワクしながらジャパンカップの時間まで待機しました。

ゴール前のスタンドはやはり混雑。
僕はスタンド真ん中あたりで観戦し、ゴールが右斜め前方に見えるあたりの位置にいました。
僕の周囲ではアジア系の方が友人たちと観戦されており、海外から観戦に来る人も結構いるんだなあ~と実感。国際招待レースということも関係しているのかな?
いろんな国の人が観戦していると、ジャパンカップっぽくていいですよね。
ジャパンカップのレース感想
最初から最後まで、いろいろありすぎました!
そしてカランダガンが本当に強い!マスカレードボールとの壮絶な叩き合いにも痺れましたね。
レース開始直後から、アドマイヤテラ鞍上の川田騎手が落馬する波乱の幕開け。
川田さんに大きな怪我がなさそうだったのは安心したものの、カラ馬となったアドマイヤテラの存在がレースに大きな影響を与え、予想のつかない展開になりました。
さらにセイウンハーデスが序盤から大きく逃げ出し、1000m57秒6という非常に速いペースでレースを進めたのも驚き。
「セイウンハーデス、そんなに逃げるんだ!?」「アドマイヤテラ、鞍上いないのに良い位置でレースしてる!?」など、こんなレースになるとは全く想像していませんでした。
そんな中でも、世界の数々のレースを制してきたカランダガンの実力は見事。
最後のストレートで先頭に立ったクロワデュノールを抜き、マスカレードボールとの一騎打ちをアタマ差で制した走りっぷりは、まさに最強馬でした!
近年のジャパンカップは外国馬の出場が少なく、また、高速馬場の影響もあってか出場してもあまり好成績を残せない状況が続いただけに、カランダガンの勝利は鮮烈でしたね。
バルザローナ騎手の腕前も素晴らしかったです。
外国馬が3頭来日取りやめになったことも含め、「今年も外国馬の活躍は難しいのかな?」と思う気持ちもあったので、より衝撃的に映りました!
ゴールの瞬間まで、マスカレードボールとカランダガンのどちらが勝つのか分からない激しい攻防は激熱。
しかも、勝ちタイム2分20秒3でのレコード勝利なんだから凄まじい!
日本馬が勝つところを見たい気持ちもあったけど、それ以上に熱いレース展開を見ることができて嬉しかったです。しかも、20年ぶりのジャパンカップ外国馬勝利を目撃できて、歴史的瞬間に立ち会えた感慨深さが染み渡りました。
これを機に、来年以降のジャパンカップでは、さらに多くの海外の強豪が参戦してほしいですね~
レース自体ももっと盛り上がると思いますし、今後がますます楽しみです!

2着のマスカレードボールも相当強い!
勝ってもおかしくないくらいのギリギリの着差だったので、天皇賞(秋)の勝利と合わせて「やっぱりマスカレードボール強いな!」と感じる走りでした。
これで3歳だから将来が楽しみすぎる。
この世代の馬の中でもトップクラスの強さを持っているんじゃないかな。
次走以降も目が離せない一頭です。
3着にダノンデザイルが入っているのもさすがの実力馬!
伸びてくるのが遅れた印象があったので、その分が結果に影響したのかもしれないですね。
ゴール後に鞍上の戸崎騎手が落馬するアクシデントには驚きましたが、人馬共に大きな怪我はなさそうだったのは少し安心しました。
実力は確かな馬ですし、次走は有馬記念に出走予定らしいので、ぜひとも注目したい。ベリベリホース見せつけてほしい!
4着はクロワデュノール!
凱旋門賞後の出走であることに加え、調教での走りが本調子じゃなさそうという話題もあったので、今回は厳しいかも……と思っていましたが、それでも4着に入ってくるのはポテンシャルの高さを感じます。
カラ馬の影響を受けたところもあったと思いますし、海外帰りの疲れもありそうだから、十分休養を挟んでいけば次走は凄い走りを見せてくれるんじゃないかと期待。
できれば北村ジョッキーと共に再び栄冠をつかむ瞬間を見たいですね。
5着はジャスティンパレス。しっかりと掲示板内を確保しています。
個人的に、今回のジャパンカップは、ジャスティンパレスが勝つ可能性は十分あるんじゃないかなと思っていたから悔しい!
でも、走り自体はまだまだ衰えを感じないし、次のラストランでは有終の美を飾ることを期待。買います、単勝馬券。
もちろん怪我無く走り切ってくれることが一番ですけどね!

あとは、アドマイヤテラがカラ馬で駆け抜け、一番先頭でゴールを切っていたのは印象深かったですね。
カランダガンとマスカレードボールの横で、自分もいるぞと言わんばかりに走っていたのはインパクトありました。
怪我なさそうだったのはほっとしました。それにしても馬って、ジョッキーがいなくてもちゃんと良い位置でレースするんだな~と感心しました。
あと、川田騎手が振り落とされたカラ馬が先頭でゴールする姿を見るとシルヴァーソニックを思い出しますね。
シルヴァーソニックは後に重賞を獲っていたし、アドマイヤテラも実力ありそうだから、いつか大舞台で勝ちそうな気がします。今後もチェックしておこう。
おわりに

波乱の展開と歴史的な瞬間の目撃で、忘れられないジャパンカップでした!
レースは見ごたえあったし、レース後には馬場内エリアで開催されていた出店でラーメン食べたり、元プロ野球選手のイチローさんと福永祐一調教師のトークショーを見たりと、夜まで競馬場を満喫。楽しい一日になりました。
ちなみに馬券は3連複が当たったけど、少しトリガミ!
カランダガンに夢見て勝った分は当たったけど、ジャスティンパレスにも夢見てたから手広く買いすぎました。
大きくマイナスにならなかっただけよしとするか。3連複が久々に当たったのは嬉しいです!
ジャパンカップで海外馬が勝つところを生で見ることができて、記憶に残るレースでした。
今年のレースも残りわずか。今後のレースもどんなドラマが見られるか楽しみ。
そして、あわよくば今年の馬券収支をプラスに持っていって有終の美を飾りたい……!
↓昨年のジャパンカップの感想。ドウデュースカッコよかったな~
今年の天皇賞(秋)を現地観戦した感想はこちら


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