映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』感想|こういうのが見たかった!楽しさ・面白さが凝縮の90分。THEエンタメ作品の傑作!

アニメ映画
引用元:公式トレーラーより
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『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を観てきました!
僕が見たのは吹き替え版。

世界的人気ゲームキャラクターのマリオ。
数々の名作ゲームで活躍してきたマリオが、映画になっても大活躍!

これほど率直に楽しい気持ちにさせてくれる映画も久しぶり!
みんなにおすすめできる、とっても面白いエンタメ映画でした。

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概要とストーリー

概要

公式サイト

日本では2023年4月28日に公開。

任天堂が制作し、ファミコン時代から現在にいたるまで世界中で大ヒット作を出し続けているゲーム『スーパーマリオ』シリーズを原作とした作品。

ニューヨークで配管工を営む双子の兄弟マリオとルイージが、謎の土管で魔法の世界に迷い込み、仲間と協力して悪のクッパ王から王国を救う冒険を描くストーリー。

今作は『怪盗グルー』シリーズや『ミニオンズ』『SING』などを手掛けてきたイルミネーションと任天堂が共同で制作した3DCGアニメ。
ゲーム版のマリオの生みの親である宮本茂さんがプロデューサーとして関わっているなど、任天堂の開発チームもがっつりと携わっています。

監督は、『ティーン・タイタンズGO!』シリーズのアーロン・ホーヴァース。
脚本は、『LEGO ムービー』シリーズのマシュー・フォーゲルとマイケル・ジェレン。

声優キャストは字幕版だと、
マリオ:クリス・プラット
ピーチ姫:アニャ・テイラー=ジョイ
ルイージ:チャーリー・デイ
クッパ:ジャック・ブラック
キノピオ:キーガン=マイケル・キー
ドンキーコング:セス・ローゲン
など

日本語吹替版では、
マリオ:宮野真守
ルイージ:畠中祐1
ピーチ姫:志田有彩
クッパ:関智一
キノピオ:三宅健太
ドンキーコング:武田幸史
など

ストーリー

ニューヨークで配管工を営む双子の
兄弟マリオとルイージ。
謎の土管で迷いこんだのは、魔法に満ちた新世界。
はなればなれになってしまった兄弟が、
絆の力で世界の危機に立ち向かう。

公式サイトより
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ネタバレなし感想

公式トレーラーより

いやー、とにかく面白かった~!
「楽しい!」と「面白い!」のシーンが次々と登場する、最後まで面白いエンタメ映画でした!
マリオとルイージの兄妹の絆を描いているところもグッとくるし、すっきりとした気持ちで気持ちよく劇場を出られるのも良い。

ストーリーはかなりシンプル。
マリオとルイージが異世界にとばされる→クッパのもとに囚われてしまったルイージを探すため、ピーチと協力→道中でドンキーなどと会いながらクッパのもとへ向かう……という感じの流れ。
大体予想通りの展開ではあるけれど、だからこそ安心感すらありますね。

マリオという老若男女をターゲットにしたゲーム作品が題材だからこそ、シンプルなストーリーにしたのかなと。
広いターゲット層を狙ってしっかりと面白いと感じさせてくれるのは凄い!
(マリオのゲームもターゲット層が広いのに、多くの人が面白いと評価される作品が多いので似たテイストを個人的には感じました)

ストーリーの捻りというよりは、王道の展開の面白さやアニメ―ションの面白さ、キャラクターのコミカルな動きやキャラクター性が際立っていて、そちらの魅力を強く感じました。

諦めずに何度も立ち向かうマリオや、気弱だけど心優しいルイージ、アクティブで積極的に突き進む強さを感じるピーチ姫など……それぞれのキャラクターが立っていて、ここはさすがイルミネ―ションスタジオ。
『ミニオンズ』などキャラクターの魅力が強い作品を手掛けてきただけある!

何より、マリオの世界観をここまで力入れて映像で表現してくれたのはとても嬉しい。
キノコ王国やドンキーのジャングルなど、ゲームで目にした場所が細かく描かれているので、「この場所見たことある!」という気持ちと「この部分ってこうなっていたんだ」という気持ちになってワクワクしました。

歴代のマリオゲームネタがいろいろと差し込まれていているところも、分からなくても問題ないけど分かる人にはニヤリとできる良いバランス。
マリオ系のゲームの新しめの作品の要素から、ルイージやドンキーのスピンオフ作品の小ネタまで、満遍なく取り入れているのは、何度も観に行きたくなる魅力を感じました。

アクションの見せ方もゲーム的な迫力を感じられるし、映像的にも見ごたえがあってナイス!
『スーパーマリオブラザーズ』のように横に移動していくアクションが展開されるところもあれば、『マリオカート』のように激しいレースアクションが見れるところもテンションあがる!

(ちょっとした『マッドマックス怒りのデスロード』のような手に汗握るシーンでした!)

吹き替え版の声優陣もどのキャラもちょうどドンピシャな声で作品にあっていました!
マリオ役の宮野真守さんの演技も巧みだったし、個人的にはドンキー役の武田幸史さんのパワフルだけど憎めない演技が好きでした。
(マリオとの悪友感が良かった)

こういう素直に面白いなって思える作品っていいなあと思いました。
最近のエンタメ作品だとメッセージ性を優先した作品が多くなってきている印象があったので、今作のような「こういうのでいいんだよ!」っていうシーンと「こういうのがいいんだよ!」ってシーンをたくさん詰め込んでくれたストレートなエンタメ作品も年に何本かあるといいですね。

(いろいろな作品があった方が幅が広がって面白いと思うので)

大人も子供も楽しめるエンタメ映画の傑作!
1人で観に行ってもみんなで観に行っても楽しめる作品だと思うので、休日にふらっと観に行くのもおすすめ。

次回作もありそうな雰囲気なので非常に楽しみ!

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