先週の日曜日に東京競馬場で天皇賞(秋)を見てきました!
昨年に続いての現地参戦。その時の感想を備忘録として書いていきます。
昨年の天皇賞(秋)は、世界最強と称されたイクイノックスの王者の走りを存分に見せつけてくれた思い出深いレースでしたが、今年のレースもめちゃくちゃ痺れました……!!
一瞬、ですが、あまりに鮮烈に駆け抜けていく姿!
目に焼き付くほどの猛烈な末脚を間近で目撃することができた記憶に残るレースでしたよ。
概要
天皇賞(秋)は10月27日(日)に東京競馬場で開催された芝2000メートルのG1レース。
今年は15頭が出場。
武豊騎手とのコンビで日本ダービーや有馬記念など数々のレースを勝利で飾ってきた今年引退予定の「ドウデュース」をはじめ、昨年に三冠牝馬を獲得し未だ3着以内から外れたことのない最強の牝馬「リバティアイランド」に、奇跡の馬トウカイテイオーの血統を持つ「レーベンスティール」が秋G1で大活躍のルメール騎手とのコンビで参戦するなど豪華なメンバーが集結しました!
他にも、4歳馬の中でも頭角を現している「ベラジオオペラ」や皐月賞馬の「ソールオリエンス」、日本ダービーを制した経験のある「タスティエーラ」など実力派が勢ぞろい。
当日の天候は曇り。時折小雨が降っていましたがすぐに止む感じ。
レース直前にも少しだけパラっと降る瞬間がありましたが、馬場が悪くなるほど大降りではなかったしすぐに収まりました。
この日の東京競馬場のレースはCデムーロ騎手が大活躍していて、10Rまでに6勝するというとんでもない成績を出していました!
いや~、Cデムーロ騎手の単勝か複勝を買い続けておけば収支プラスになったのにな~!(後の祭り)
こういうときに乗れるかどうかが馬券をプラスにするうえで大事なんでしょうね。
天皇賞(秋)のレースの感想
ドウデュースの圧巻の走りが凄すぎた!
ここまで見事に末脚を炸裂させたレースは中々見れないくらい!
最後の直前に入って、かなり後方の位置から一気に駆け上がっていき、猛烈なスピードでゴールを過ぎ去っていく姿には、衝撃と感動の気持ちでいっぱいで目が離せませんでした。
レースはホウオウビスケッツが先頭でレースを引っ張る展開でした。
序盤から中盤までドウデュースは最後方から2番手くらいに控えており、「いくら末脚に定評があるとはいえこんなに後ろで届くのかな……」とハラハラするくらい。
リバティアイランドが中盤まで前方の好位置をキープしており、レーベンスティールは後方におりました。
1000m通過のタイムは59秒9だったので比較的緩やかなペースで進む展開。
オッズ上位3頭のなかではリバティアイランドが一番良さげな場所で走っているように見えて、この感じでそのまま勝ちそうな雰囲気があるなあと思いつつ、最後の直線へと進んでいきました。
直線に入っても、ホウホウビスケッツがかなり粘っており「まさかこのままゴールまで行くのか!?」と思ったくらい。
(馬券を抑えていなかったので内心で驚きと焦りも湧いてました)
国外のレースも含め今まで馬券内を外したことのないリバティアイランドがここでまさか伸びない展開にも驚き。
4歳馬の中でも評価の高いべラジオオペラや、近走で結果が奮っていなかったタスティエーラがダービー馬の意地を見せるかのような強い走りをする中、一番外から突っ込んできたのがドウデュース!!!
昨年は鞍上の武豊騎手が不運にも騎乗前の怪我で乗り替わりになり、今年はドバイターフが5着、そして宝塚記念の6着の結果から悲願の凱旋門賞への挑戦を止め、国内でのレースを最後に引退が決まっている中で迎えた今回の天皇賞(秋)。
陣営の並々ならぬ思いは感じましたし、ドウデュースの末脚に賭けて腹を決めた武豊騎手のポジション取りが見事に決まり、ゴール前で全てのライバル達を抜き去る圧巻の強さには感動が止まらなかったです!
去年はイクイノックスが勝ち、今年はドウデュースが勝つというのも熱い!
同年代で競いあってきたライバルとして、イクイノックスが引退したあともドウデュースが凄まじい結果を残してくれて、改めて2022年クラシック世代の強さを感じた瞬間でした。
個人的にも、競馬を観戦するようになったきっかけが2022年の日本ダービーだったので、ドウデュースの強い姿を見ることができてとても嬉しかった……!
引退まで多くてもあと2回しかレースで走る姿を見れないことは寂しいね。
2着のタスティエーラもダービー馬としての意地を見せてくれて凄かったです。
ドウデュースがいなかったら今回勝っていたかもしれないくらい良い走りだったと思います。
東京競馬場との相性が良いと事前に耳にしていたので、3連複に入れておいた判断は間違っていなかった!
3着のホウホウビスケッツも粘っていて強かったですね!
今回のメンバーは先行策を取る馬があまりいないと言われていたなか、レースを引っ張っていって終盤まで先頭に残り続けていたのは見事。
現在4歳だし、この強さなら今後どこかの大きいレースで勝つチャンスがありそう。
事前に人気の高かったリバティアイランドとレーベンスティールは惜しくも振るいませんでした。
特にリバティアイランドは終盤まで良い位置だっただけに13着の結果が信じられない。
身体が少々太めな感じがあったのでその影響もあるんでしょうか?次回はジャパンカップに検討しているそうなので復活を期待したい!
ちなみに僕の馬券は普通に外れてマイナス……!
ドウデュースの単複は当たったけど、3連複が全然でしたね……。
まさかリバティアイランドとレーベンスティールのどちらも馬券内に入らないなんて……!
そもそも、ホウホウビスケッツを買っていなかったから完敗でした。
そんなことより、ドウデュースの圧巻の走りを見れたことで大満足!本当に格好良かった~!
ドウデュースと武豊騎手のコンビが勝つと競馬場内がみんな盛り上がるところ含めて大スターすぎました。
次はジャパンカップに参戦予定とのこと。
海外から参戦予定のディープインパクト産駒「オーギュストロダン」と激突する熱いレースが目撃できそうで今から楽しみ!
2023年の天皇賞(秋)のレースを見た時の感想の記事はこちらです
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