【冬アニメおすすめ】冬アニメ15作品感想まとめ:メダリスト/BanG Dream! Ave Mujica/チ -地球の運動について/アオのハコなど【2025年冬アニメ】

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すでに春アニメが盛り上がっているこの頃。
春アニメはガンダムジークアクスなど話題作が揃い、SNSのトレンドで盛り上がっている光景もちらほら見かけますね。
みなさんはお気に入りの作品はありましたか?

さて、春アニメの話の前に冬アニメの振り返りをしておかねば!

この記事では、僕が視聴した2025年冬アニメの感想をまとめていきます!
配信サービス等で視聴する際の参考や感想の共有になれば嬉しいです。

僕が視聴した冬アニメ作品は15作品!

中盤まで視聴した作品はほぼ最後まで完走!
(現在視聴中の作品も1本。視聴終了後更新予定)

全体的に面白い作品が多め!
なかには、ここ数年で視聴した作品の中でもかなり感動したものもあり大満足。
濃厚なシーズンでした!

※本編内容に一部触れている箇所がある作品もあるので気になる方は注意!
※個人的な嗜好が強めです

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視聴した冬アニメ一覧

  • アオのハコ
  • 悪役令嬢転生おじさん
  • 君のことが大大大大大好きな100人の彼女 第2期
  • ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います
  • 薬屋のひとりごと 第2期
  • SAKAMOTO DAYS
  • シャングリラ・フロンティア 2nd Season
  • 全修。
  • ◎ 戦隊レッド 異世界で冒険者になる
  • チ。―地球の運動について―
  • 花は咲く、修羅の如く
  • BanG Dream! Ave Mujica
  • メダリスト
  • もめんたりー・リリィ
  • るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 京都動乱
  • わたしの幸せな結婚 第二期

※特にお気に入りのタイトルには☆、かなり面白かったタイトルは◎を付けています

僕はニコニコやAmazonプライムで主に視聴。たまにU-NEXTで見ることもあります。

面白い作品が勢ぞろいで豊作でした!
特に『チ。』と『メダリスト』は大傑作!見ていない人にはぜひおすすめしたい。

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アオのハコ

丁寧に描かれた恋愛青春アニメで面白かった!でも胸が痛いよ……!!

バトミントン部に所属する主人公「猪俣大喜」、大喜が好意を持つ女子バスケ部の先輩「鹿野千夏」、新体操部に所属し大喜と中等部からの腐れ縁&親友の「蝶野雛」。3人の揺れ動く恋模様を中心に描く青春ストーリー。

2クール目からは大喜への想いを告げた雛のエピソードが多く描かれ、ドラマ的にも盛り上がりが加速!

3人の恋模様をしっかりと描きつつ、バドミントンの試合といった丁寧なスポーツ描写や、友人や先輩たち周囲の人間模様も面白い。全体的に高水準な青春作品だな~と思いました。

ヒロインの1人である雛ちゃんが非常に魅力的に映りました!
大喜くんとの気のおけない友人関係から、恋心を明かして健気な可愛らしさを見せる変化にドキドキ!声優の鬼頭明里さんの演技も上手く、素敵で可愛いヒロインだったと思います。

だけど、大喜くんが千夏先輩に恋していることが序盤から描かれているだけに、丁寧なストーリー進行で進む分、しっかりと恋愛の結末まで描かれていたのが切なすぎる!
展開は薄々分かってはいたけど、雛ちゃんの気持ちを考えるとね……。
わりぃ、やっぱつれえわ……!

ふらふらとした関係のまま無理にその状態を引っ張ったり、結果をなあなあにせずに正面から描くところが誠実で良かったです。(雛ちゃんは大喜くんのそういう部分にも惹かれたのかなと思うとより切ないんだけどねえ)

1クール目に続き、千夏先輩もかなり魅力的なヒロインでした!

親しみやすい先輩でおっとりとした雰囲気なんだけど、ふとした時に見せる可愛らしい姿や大喜くんのことが気にかかっている様子が愛おしい。こちらもCV上田麗奈さんの演技がぴったり!

恋にスポーツにと、ドスレートな青春模様で眩しすぎる青春アニメでした。
自分の学生時代を振り返るとそれほど眩しい青春とは程遠い人生だったけど、今作はそんなの関係なく非常に面白かったです!
主人公の大喜くんがスポーツも恋愛も一生懸命で好感が持てたのがプラスに感じたのかもしれない。

第2期制作もすでに発表済み。
とても良いクオリティの1期だったので、続きも楽しみです!

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悪役令嬢転生おじさん

コミカルで面白かったですね~!
設定のインパクトがあった序盤の勢いだけじゃなく、主人公の周囲の人たちの協力が描かれる終盤の展開も好みでした。

今作は「52歳公務員のおじさんが乙女ゲーの悪役令嬢に転生する」って設定が強く、主人公グレイス様の存在が作品の面白さを牽引している印象がありました。(特に序盤)

グレイスは特殊能力【優雅変換】(エレガントチート)を持っており、おじさんが公務員として長年培った振る舞いが、自動的にエレガントな感じに出力されるのがコミカル!
仕事や子育ての経験による父親目線の行動が、令嬢グレイスの外面で行われる展開が面白かったです。

意図せぬ行動が勝手に周囲のキャラの好感度上昇に繋がるのはこの手の作品の面白味。
おじさんの魂とグレイスの行動という内と外のギャップ、それに伴う周囲の賑やかなリアクションは楽しく、肩肘張らずに視聴できて良かったです。

(おじさんの声が井上和彦さん、グレイスの声がMAOさんなのも面白い相性!)

序盤の出オチ感は多少あったものの、中盤から現実世界の娘と妻が乙女ゲー世界に介入できる展開が起きたりと、物語に思わぬ変化が出てきてワクワク。

そして後半では、グレイスだけでは成し遂げられない事態に、原作乙女ゲーの主人公「アンナ」や本来の攻略対象キャラである「ヴィルジール」たちの協力によって、ピンチを切り抜ける展開にちょっとジーンときました。

今作はグレイスの印象が強くなりがちだけど、特に終盤にかけて各キャラの魅力や個性が光ってナイスでした。序盤で思っていた以上に、キャラも展開も楽しめた良作!

君のことが大大大大大好きな100人の彼女 第2期

最初から最後までハイテンポなギャグの連発で駆け抜けたラブコメ!
勢いそのままに100カノらしさ全開で描き切ったことにあっぱれ!

主人公の恋太郎をはじめ登場キャラ全員が個性強すぎる!

どのキャラがメインの回でも怒涛の急展開や勢いのある内容ばかりで面白い。
各キャラのリアクションが楽しいうえに、メタネタ・パロディネタなどなんでもあり。1話内で次々とギャグが繰り広げられるので翻弄されっぱなしでした!

(定期的に恋太郎が人間を辞めた振る舞いするけど、トップオブ彼氏だからしょうがないね)

突き抜けたハイテンションコメディで楽しかったです!
この手のギャグが苦手じゃなければ楽しめるはず。

見事なのはヒロインが10人以上登場してもそれぞれ別種の個性と魅力があり、みんな埋没せずそれぞれの見せ場がある構成力が巧み

新キャラが続々登場する作品は旧キャラの影が薄くなることがありがちだけど、今作では特に感じませんでしたね。全員魅力的に見せていたのはさすがでした。

2期では腹ペコ少女にメイドさん、ドMスポーツ少女や美へのこだわりが強いエレガントガールに、瞬時に姿を消す極度の恥ずかしがり屋さんなど多彩な彼女が新登場!

基本はギャグが多くて面白い展開ですが、ちゃんとみんな可愛い場面があるのもグッドポイント!
彼女達それぞれの友情が描かれる場面もあって、しっかりと物語で締める必要があるところは締めるバランスは丁寧でした。

(個人的には2期登場キャラだと、恥ずかしがり屋の華暮愛々(かくれめめ)ちゃんが好き!内気なキャラならではの可愛さや魅力が発揮されていて良い……)

「1期から面白さが倍増!」とまでは感じなかったけど、この作品ならではの面白さを安定して最後まで見せてくれたことに安心感と嬉しさがありました。
このまま定期的に3期、4期とやってほしいくらい。

1期が好きだった人はきっと安心して楽しめる内容。

2期終了時点で彼女が11人とすでに他作品と比べると異常な事態ですが、目標は100人だからまだまだ序盤!

これ以上彼女が増えたらどうなってしまうのか……!?
おそらく3期はありそうなので期待して待ちたい。

ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います

主人公「アリナ」の存在感が大きい作品!
ファンタジー作品ながら、主人公の性格に現代的なところがあって独特な雰囲気が新鮮

圧倒的な戦闘力を持ちながら安定した仕事であるギルドの受付嬢として働き、定時帰りを求めて日々奮闘する主人公「アリナ」。

「ギルド」や「ダンジョン」といった近年のファンタジー系作品では定番の世界観・設定だけど、「安定した仕事」や「定時帰り」を求める価値観が現代的で新鮮な組み合わせ。

そのあたりの設定を面白いと思うか、引っ掛かるかで今作の好き嫌いが分かれそう。
僕は結構楽しめました!

アリナの魅力が強かったですね!
安定した職業についたものの、冒険者たちがダンジョン攻略に手こずるなどで仕事が増え、結果的に定時で帰れず残業続きの日々。
だから、「自力でダンジョンボスを撃破して仕事を減らす!」って力技に至るのは驚き。その手があったか!と。

アリナの実力が突出していて、強力なボスもハンマーでぶっ飛ばす展開はギャグ的で爽快。
でも仕事は日々溜まっていき、いつも残業に翻弄されるのが切実だけどコミカルで面白い。

声優の高橋李依さんの演技がかなりハマっており、表情豊かなところも相まってコミカル&可愛らしかったです!印象の強い主人公でした。

最終話まで見てから振り返ってみると、設定は楽し気だけど全体的にはシリアスな場面も結構多かったのは意外でした。
特に登場人物たちはシリアスな過去を抱えたキャラが多いし、ボスとの死闘でボロボロになったりと、ギャグコメディ作品って雰囲気ではなかったですね、

(個人的には2010年代くらいのファンタジー系ライトノベルの雰囲気を感じられました。ちょっと懐かしい気持ちに)

でも、そういったピンチもアリナのパワーでぶっ飛ばす展開があって気持ちいい!
最終的には、1人でダンジョンに潜ることの多かったアリナが仲間達と一緒にダンジョンに挑むようになる締め方で、読後感も良かったです。

アクションシーンの見せ方や演出で緊張感が物足りなく感じるときがあったのはちょっと気になる。
でも、それ以外のシーンの作画は結構良く、キャラクターの可愛さも感じられて好きな具合でした。

薬屋のひとりごと 第2期

1期につづいて安定の面白さ!

宮廷内を描いた美麗な作画やディテールは相変わらず高いクオリティ。1話完結形式のミステリー風味の話や、猫猫(マオマオ)と壬氏様のじれったい関係性など、ストーリーも面白かったです。

丁寧に描かれた宮廷の世界の中で起こるちょっとした謎とその真相、登場人物たちとのやりとりが毎話興味深くて面白い。

主人公の猫猫をはじめ、キャラクター同士の掛け合いが軽妙で小気味いいんですよね。会話劇だけでも苦にならない面白さがあるので、ずっと見ていたいくらい。

序盤~中盤くらいまでは特に1話完結形式のような感じで宮廷内で起こる謎が描かれるので、気軽に見やすいミステリーの魅力も感じられました。
時にはほろ苦い事実がありながら、深刻すぎる雰囲気にならないのは猫猫の飄々とした性格のおかげかな。本当に猫猫は良いキャラ!

1期が好きだった人なら満足できる内容だと思います。

後半になってから人間模様がどんどんきな臭い雰囲気になり、ちょうどいま放送中の2クール目で話が盛り上がっているところ。
壬氏様がらみの謎も明かされてきたし、ますます猫猫との関係の行く末が気になる!

ここからまた一波乱が起きそうな予感がするので見逃せないです!

SAKAMOTO DAYS

日常の中に潜む殺し屋たちの非日常アクション。

気軽に楽しめるアクションコメディで悪くはなかったけど……もう一声ほしいな!と思ったのが正直な感想。

のどかな街の個人商店、そこを営む穏やかでふくよかなおじさんが実は凄腕の元殺し屋だった……!
という近年の映画でも見られる「舐めてた相手が実は凄腕のプロだった」系統のストーリー。

伝説の殺し屋「坂本太郎」の営む商店に次々と刺客が襲ってきたり、出かけた先で襲撃を受けるといったことがありながら、超絶スキルで撃退していくのがコミカルで痛快!

バトルシーンでの出血などはありますが、基本はコメディ要素が強いので気楽に見やすい。

アクションシーンでは、空間を活かした戦い方やその場にあるものを使って戦ったりするのが面白い!登場する敵やシチュエーションの種類が様々なので、飽きさせないアクションが繰り広げられるのは魅力。

坂本だけではなく、仲間である「シン」が戦うシーンなどもあり、坂本のような最強キャラじゃない分、相手の弱点やその場の状況を考慮して立ち回る頭脳戦の魅力が味わえるのも良い。

ただ、気楽に楽しめる面白さはありますが、アクションにもストーリーにもちょっと物足りなさを感じる部分は正直あります。

作画が決して悪いわけではないものの、もっと盛り上がる演出ができそうだなと思うシーンがあったり、「来週もめっちゃ見たい!」ってほどの引きの強いストーリーやキャラではなかったかな。

だけど、平均以上の面白さはあると思うので、アクション要素の多いコメディ作品が好きな人ならぴったり!サクッと楽しめる良さがあります。

シャングリラ・フロンティア 2nd Season

(視聴完了後、更新予定)

全修。

まさかこんなに面白くなるとは!油断していました……!
回を重ねるにつれてじわじわと面白さが増し、比例するように好きな作品になりました。

MAPPA渾身の作画や先の読めないオリジナルアニメならではの魅力を味わえて、かなり満足した作品!

新作映画の制作に行き詰っていた、新進気鋭の天才アニメ監督「広瀬ナツ子」。ある日意識を失ったナツ子が目を覚ますと、幼少期に好きだったアニメ映画『滅びゆく物語』の世界にいた!映画では、世界滅ぼす存在「ヴォイド」との戦いが描かれ鬱展開が待ち受けるストーリーだったが、ナツ子に与えられた能力によって物語が変わっていき……?という異世界ファンタジー。

タイトルから想像できないほどのがっつり異世界ファンタジー。だけど創作に対する熱い想いも感じられて、不思議な魅力がありました!

ストーリーの展開が読めなくてドキドキしましたね!
舞台となる『滅びゆく物語』は謎の敵ヴォイドの襲来によって、次々と登場人物たちが退場しバッドエンドを迎えるはずの世界。

ナツ子はペンで書いたものを実体として出現させる能力を与えられており、往年のアニメの有名シーン(巨神兵だったり、板野サーカスだったり)を描くことでヴォイドを撃退するのが印象的!

一度は見かけたことがあるような名シーンのオマージュを、MAPPAの超絶作画で見せてくれるから圧巻!今回は何が飛び出すんだろう?といったワクワク感がありました。

ナツ子の活躍によって本来の鬱展開が変化し、死ぬはずのキャラが生き延びたり裏切るはずのキャラが仲間のままでいたりと、このままハッピーエンドか……!?と思ったら本来の物語に収束しようとする事態が起きたりと先が読めない。

後半は怒涛の展開が起こり、最後までどんなラストになるのか読めないハラハラ感があって、尻上がりにストーリーが面白くなっていきました!EDの入り方も上手くて好きですね~

ギャグっぽい展開が多いから油断してたけど、感動する展開もあって驚きました。
自分がまさかあのキャラのことをあんなに好きになっていたなんて……!と思わされる体験で記憶に残りましたよ。

ファンタジー作品だけど、その中で創作への情熱や原体験を思い出させるような要素もあるのも好きなポイント。

中盤でナツ子の過去が描かれる回があったんですが、ファンタジー世界でのストーリーが続く中であえてそういう現実世界のシーンを刺しこまれたことが異色で印象深かったです。

最後まで見た時に「ああ、良かったな……」という気持ちにさせてくれて満足。

オリジナルアニメ作品ってストーリーが最後までどう転ぶか心配半分なことが多いんですが(実際、微妙な終わり方だった作品も結構見たことある)、その分最後まで面白い作品だった時の嬉しさは大きい!

そんなことを思い出させてくれる良作でした。

戦隊レッド 異世界で冒険者になる

個人的には今期トップクラスにダークホース作品!
設定の新鮮さと異世界ファンタジーとの組み合わせが上手くて、最後まで面白かった!

「異世界ファンタジー」と「戦隊ヒーロー」を掛け合わせる設定が新鮮だし、かつ、戦隊ヒーローの描き方やストーリーへの絡め方も上手い!

「爆発をバックに登場」とか「巨大ロボットを呼び出して戦う」といった戦隊ヒーローあるあるが描かれるのが面白いポイントの1つ。戦隊ヒーロー作品だと定番の流れに感じるものが、異世界を舞台に改めて行うと違和感が生じて、そこにちゃんとツッコミが行われるのがメタ的なギャグで楽しい。

そして、仲間同士の絆を描く展開や困っている人に手を差し伸べるといった、ヒーローならではの熱さ・格好良さをしっかり描いてるのも好感が持てる!
戦隊ヒーロー作品への愛を感じて良いバランスでした。

主人公で、戦隊ヒーローのレッドである「浅垣灯悟」の存在も良かったです。
熱血で絆を大切にする気持ちのいい性格。困っている人々を救うためいつも一生懸命で、熱いハートを持っているのはさすがレッドの風格!

それに加えて、今作では戦隊ヒーロー1年分の経験を得た上で異世界に来たという設定なのも面白い点。

戦隊ヒーロー作品は毎年1本1年かけて放送されますが、そこの過程を経ているからこそ浅垣灯悟が成長して成熟した雰囲気を持っているのが興味深い。

いろんな人物との出会いと別れ、仲間たちと協力してきた経験で強くなった絆、強敵との闘いなど……時には悲しい経験を味わったうえで、それでも異世界で困っているひとたちに手を差し伸べる優しさや困難に対峙する姿が魅力的でしたね。

異世界を冒険する傍ら、放送されていないはずの戦隊ヒーロー回が描かれるのがギャグ的にも面白いし、浅垣灯悟というキャラの深堀にもなっていて面白い演出でした。

あと、ヒロインのイドラがとても良かった!

可愛いし、ギャグのツッコミもできるし、ナイスバディでセクシーも担当できるし、戦闘でも活躍するというオールマイティなヒロイン!

表情豊かで楽しいし、灯悟にキュンとしちゃう姿もかわいい。
そして最高の魔導士になるという夢を目指して奮闘する姿は格好良く、今期の中でもかなり好きなヒロインでしたね!

他にもテルティナやロゥジー、ラーニヤといったキャラ達も魅力的でいろんな活躍をしてくれて良かった!パーティのワイワイとした雰囲気がとても好きでしたね。

当初の予想を超えて面白い作品だったので、嬉しい出会いでした!
2期あったら見たいな~!!

チ。―地球の運動について―

もの凄い作品でした……!
言葉にできないような大きな感動や、知識や信念に関して描く興味深い展開など、色んな感情が自然と浮かび上がる作品。アニメという媒体に収まらない、素晴らしいクオリティの傑作でした!

言いたいことや思ったことはたくさんあるけど、全部ひっくるめて一言でいうなら感動した!
この感想が一番しっくりきます。

15世紀のヨーロッパ某国を舞台に、当時禁忌とされた「地動説」を証明するため、命を懸け世代を超えて受け継がれる壮大なスケールの物語。

1クール目の怒涛の展開から繋がってきた地動説の物語は、2クール目では「ドゥラカ」という移動民族の少女を中心としたストーリーに。
今まで積み重なってきた希望や因縁が集結する展開が非常にドラマチックで胸が熱くなる!

登場人物1人1人の生き様が鮮烈で忘れがたいんですよね……!
それぞれが己の信念に基づいて生きており、時には自身を破滅させる結果になることもあるんですが、それでもどこか眩しく見える。

その信念や生き様が他の人に影響を与え、受け継がれ、やがて歴史になって今に繋がるっていうのが、形容できない感動が生まれて「なんかすごい……!」って気持ちになります。

キャラで言うと「ノヴァク」が味わい深い存在でした!
異端審問官として数々の人を拷問した「悪役」ではあるんだけど、ただ悪として見ることのできない多面性のあるキャラ。終盤のシーンでは、声優の津田健次郎さんの名演もあってグッと引き込まれました。

ドラマチックなストーリーが面白いのに加え、興味深いのは「信仰」と「知恵」の光と闇、両方を見せてくれるところ。

古い信仰は良くないもの・新しい柔軟な発想や知識が良いものといった単純化をせず、決して信仰を否定しているわけじゃなく、かといって知恵を優先しすぎて行き過ぎた結果になることも描いていて、中庸を描いたバランスは面白いなと思いました。

極端な考えじゃなくて、どちらの面も持っていることが人間だと描くメッセージには納得感。よくこんなストーリー作れるなあ!と感心しかありません!

続きの気になる展開の連続でエンタメ的にも面白いし、知恵や信仰を描いた様々な人間ドラマも興味深くて面白い。
2クールで過不足なく描き切り、クオリティも終始高水準の傑作アニメでした!

今期どころかここ数年で見た作品の中でも記憶に残るアニメ。
拷問シーンが痛々しさがあるけど、そこが大丈夫なら多くの人におすすめしたい!

あとOPが素晴らしい。
サカナクションの「怪獣」が合い過ぎてるから、毎話ついOPを見ちゃう。ここだけでもまず見て欲しいくらい。

花は咲く、修羅の如く

「朗読」をテーマにした青春部活系アニメの良作でした。
そこまで目立っていなかった印象はあるけど結構面白かったです!

『響け!ユーフォニアム』を手掛けた武田綾乃さんが原作の作品。派手さは薄いけど等身大の青春模様が丁寧に描かれていて良い作品。

まず「朗読」をテーマにした物語は他作品ではあまり見ないので新鮮。声による演技が重要な題材なだけにアニメで声優さんの演技が加わるのは臨場感があって良いですね!
しかも声優さんの演技力が素晴らしく、聞いているだけで引き込まれる。

朗読は学生時代の授業で聴いたイメージが浮かぶものでしたが、改めてじっくりと上手い人の朗読を聞くと雰囲気が全然違うなと思わされます。
朗読ってこんなに力強くて、こんなに情感込められるんだ!って発見がありました。

あと演出が興味深く、朗読シーンでは想起される情景が空間描写として表現されるのが特徴。アニメ的演出で視覚的に面白い。
(イメージ的に近いのは『呪術廻戦』の領域展開)

ただ、個人的な好みで言えば、もう少し視覚的な描写は控えめな方が良かった印象。声の演技が十分良かったのでそちらにもっと集中させる演出だったらさらに好みでした。

ストーリー内で、楽しく朗読するのか、大会での賞を狙うべきかで葛藤するのかは、ユーフォに共通する雰囲気を感じました。
ただ、今作の方がもうちょいライトな感じ。部員同士の関係が深まっていく様子も面白かったです。
(ほのかに百合の波動を感じた)

あと主人公の「花奈」ちゃんが素朴&ひたむきですごいかわいい!
先輩の「瑞希」や、同級生の「杏」ちゃんとの関係性も良い。

声優さんの演技も合っており、日常ではほわほわとしたやわらかな雰囲気の少女なのですが、朗読中はスイッチが入ったように芯の通った読み上げになって空気が変わる!演じ分けが見事!

終盤の展開が少し唐突に感じたところや、「ここで朗読シーン差し込まれるのか……」とシュールだなと思ったところはあるけど、物語が進むにつれ登場人物の人となりが少しずつ掘り下げられて面白味が増していきました。

いよいよ大会に出場し、強敵とついに対面か!?ってところで最終回になったので、2期があれば見たいですね!

BanG Dream! Ave Mujica

バンドアニメとは思えないほど衝撃展開ばかりで、どうなるか分からないドライブ感が全開!
驚きやら困惑やらで翻弄されまくる体験が存分に味わえて面白かったです。

『BanG Dream!MyGO!!!!!』の流れをくむバンドリシリーズ最新作で、今作では「Ave Mujica」というゴシックメタルバンドのストーリー。

メンバー同士の人間関係が拗れに拗れて、悲劇を呼んだり思わぬ方向に話が転がったりと衝撃展開のラッシュ!
どのメンバーもどこか欠けているところがあり、ギスギスしていて本当に同じバンドのメンバーなのかと思うほど。1人1人の個性が強くてインパクトも凄い!

でも、メンバーそれぞれにいろんな側面があるから、嫌いになれずむしろ興味を惹かれていきました。
(まさか海鈴さんがあんなにおもしれー女で、初華さんが思った以上に壮絶な秘密を抱えていたとは……!)

終盤にかけて、色んな問題が解決したようで全然解決していない感じで終わったのが混沌としていました!かなり好みが分かれそう。

Ave Mujica見た後だと、いかにMyGo!!!!!が綺麗に物語がまとまっていたのかがよくわかります。中盤のMyGo!!!!!が登場するエピソードも感動したし

この混沌として不安定だけどどこか目を離せない感じがAve Mujicaってバンドなのかもしれない。
それと、リアルタイムで追ってたからこそのドキドキワクワク感は確かにありました。

3DCGと音楽に関してはクオリティがかなり高い!
CGモデルは表情が豊かで自然な印象を受けたし、ライブシーンも迫力ある見せ方で臨場感満載でした。

音楽も凄く良い!
ゴシックメタルで「Ave Mujica」の耽美な世界に誘われるかのような激しいサウンドや、しっとりとした楽曲には歌声に聞き入りました。

Ave MujicaはMyGO!!!!!と共にアニメ続編シリーズの制作が決定しているので、そちらで補完されるものもあるかもしれませんね!

メダリスト

名作スポーツアニメでした……!
僕はフィギュアスケートについては詳しくなく、原作も未読でしたが、1話の時点からすでに感動。

フィギュアスケートの世界に挑む少女とコーチの物語。
凄く熱いストーリーでした!

主人公のいのりちゃんもコーチの司先生も、鬱屈した気持ちや挫折した経験があるからこそ、共感できるし応援したくなるんですよね!

いのりちゃんは得意なことが見つからず、学校ではどんくさい子と扱われ、自身のことが好きになれない。司先生はアイスダンスで結果を残した一方、スケートを始めた年齢が遅くフィギュアスケート選手としての夢を追えなかったことを後悔している。

そんな2人が出会い、いのりちゃんのスケートへの情熱と夢を司先生が全力でサポートする展開に胸が熱くなる!

僕はフィギュアスケートのことをあまり知らなかったので、小学5年生でもはじめるのに遅いくらいという厳しい世界だということに驚きました。
フィギュアスケートっていうスポーツに関する知識を得られるのも興味深いポイントでしたね。

夢のために全力で挑む2人の姿に思わず涙しちゃうシーンも多く、自分も頑張ろうってエネルギーをもらえるような熱さがありました。
登場するキャラたちもそれぞれが必死に夢を追っており、魅力的なキャラばかり!

スケートシーンのクオリティもかなり良かったです!
スケートはCGアニメーションなんですが、実際のスケートモーションを使用しているから臨場感あるし、アニメならではのダイナミックなカメラワークもあって迫力あります。

音響面もこだわりを感じて、スケート靴が氷を削る音などがしっかり表現されていて、つい画面に集中しちゃう。スケートに詳しくなくても「美しいな」とか「すごいな」と思う演技で、作中の展開として感動するのはもちろん、フィギュアスケートというものへの興味も高まる魅力を感じました。

幅広い層におすすめの作品!
第2期も決まって嬉しい!ライバルたちもちらっと登場していたので、本格的に対決したらもっと面白くなりそうで楽しみです。

もめんたりー・リリィ

癖が相当強いオリジナルアニメ!
序盤で視聴止めようかちょっと迷ったけど、切るに切れない魅力があり気づけば見続けていました。

キャラに慣れてくるとむしろクセになって好きになったし、ストーリーも中盤あたりから面白さが増した印象。後半にかけて謎を回収していく展開には驚きました!

最後まで視聴すると、「この作品結構好きだったな」と感じる不思議な魅力を持った作品でした。

序盤は、「謎の敵と戦う少女達というソシャゲアニメで見られがちな世界観」「何が起きてるか分からないくらい以上に動く戦闘シーン」「毎回はさまれる割烹シーン(なお食べるシーンはカットされがち)」「どのキャラも特徴的な口癖がある」など、なんだこれはと困惑。

話の行く先も見えず、戦う世界観の中で女の子たちのとりとめのない会話を楽しむタイプの話かと思ったら、序盤でメインっぽいキャラが退場するし!
「まさか全滅エンドの作品なの……!?」って衝撃が走りました。

中盤くらいまでどういう話か掴めないんだけど、見ているうちにキャラクターたちに愛着が湧く。
あんなに謎だった割烹シーンも、むしろ「きたきた!」と定番のお約束みたいになってきて、ノリにも慣れてきます。(かっぽーがないと寂しいくらい)

ストーリーも終盤になって思った以上に回収される謎が多く、思った以上に丁寧なつくりの作品。
最後まで視聴して満足しました。

アクションシーンもすさまじい作画で驚き!

こんなに動く!?ってくらい動くし、髪の作画のこだわりが妙に凄まじく、制作陣の執念を感じる。
動きすぎて状況が分からないくらいなんですが、特に中盤のバトルシーンが圧巻。

好き嫌いは分かれると思うけど、インパクト抜群なので見たことない人は一度見てみてほしいくらい。
バトルシーン作画の気合の入りっぷりは冬アニメのなかでも頭一つ抜けてるレベル!

るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 京都動乱

るろ剣シリーズの中でも人気の高い「京都大火編」を描いた内容。

強敵「志々雄真実」一派との戦闘が始まりましたが、原作から追加されたシーンが多いような気がしました。(読んだのがかなり昔なので朧げな記憶ですが……)

剣心たち以外の警察部隊や敵の下っ端の視点のストーリーが追加され、京都動乱のなかでの人々の姿が描かれているのは別種の味わいがありました。

メインキャラじゃない一般的なキャラが勇気を振り絞って立ち向かう展開や、葛藤がありながら襲撃の計画に加担するなど、いろんな視点で人間ドラマを描こうとするのは面白いアプローチ。

ただ、正直なところ、テンポが少々悪くなった印象はあり、メインの剣心たちのバトルをもっと集中して見たかった気持ちはあります。

作画も安定しているし、敵キャラも強そうな風格が伝わってくるので、バトルに次ぐバトルをもっと全力で見せて欲しい!

とはいえ、剣心たちの活躍は面白いし、3期は決まっているのでそちらに期待!

わたしの幸せな結婚 第二期

美世さんが1期より幸せそうで良かった……!清霞(きよか)とのイチャイチャも助かる。
アクションシーンが結構多い内容で、異能力バトル系作品の要素も感じられました。

内容も作画もクオリティが安定していて面白かったです!

2期では美世さんが1期より前向きな感じがあるし、自ら積極的に動くシーンもちらほらあって成長を感じます。1期を見ているとなんだか嬉しいですねえ。

美世と清霞の純情なイチャイチャシーンも甘く、ついニヤニヤさせられる!
ストーリー的には美世と薫子の友情関係も印象的で、関係が広がることで美代の世界が広がっていく感じが良い。

バトルシーンも結構多く、作画も良いので能力バトル的な面白さもあります。
敵の能力が普通に強いので、「さすがに強すぎないか……!」と思ったレベル。

個人的に好きだったのは、美世が清霞の母に認められるために奮闘する回。
清霞ママもなかなかいいキャラで、こういう日常的な回ももっと見たいですね。

おわりに

以上が僕の視聴した2025年冬アニメまとめです!

面白い作品多かった~!
特に『チ。』と『メダリスト』は近年に見たアニメの中でもかなり面白かったタイトルだと感じたのでおすすめ!

『チ。』は世代を渡った壮大なスケールのドラマで深い感動があったし、知識や信仰について考える展開は興味深くて好奇心が刺激されました。

『メダリスト』は熱いスポーツアニメだった……!
ストレートに熱く感動できるし、自分も手遅れだと思っていたけど興味のあったことに挑戦してみようかなと思わせてくれる勇気をもらえる感じ。

あとは『BanG Dream! Ave Mujica』のドライブ感に翻弄される体験はドキドキしたし、『アオのハコ』の青春全開の眩しさとあまりに切ない展開は印象深かったです。

オリジナルアニメ系も予想以上に面白く、『全修。』『もめんたりー・リリィ』は視聴しているうちに「こんなに面白くなるとは!」って驚きとオリジナルアニメの醍醐味があって、見て良かったです。

興味がある作品があればぜひ!
春アニメもどんどん見ていきたい!

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前クールでは『ダンダダン』も良かった!

2クール前の夏アニメは『負けイン』や『逃げ上手の若君』などが面白かった!

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