現在視聴中の2026年夏アニメ中間感想まとめ!
毎シーズン行っている、視聴中のアニメ感想を備忘録的感想です。
僕が現在視聴中の作品は19作品!
夏アニメも後半戦へと突入。夏クールは大豊作で、視聴したタイトルの大体が面白い!
見たいタイトルが多くて忙しくなるという嬉しい悲鳴が出ちゃいますね。
漫画原作系作品では『きみが死ぬまで恋をしたい』や『これ描いて死ね』、『天幕のジャードゥーガル』といった多彩なジャンルの注目作が揃っています。
オリジナルアニメも豊作で、『グロウアップショウ ひまわりのサーカス団』や『さよならララ』もかなり楽しめているのでおすすめです。
そして一番の問題&話題作ともいえる『ヤニねこ』!
間違いなく人を選ぶ内容ではあるものの、クセになる個性も炸裂して目が離せない一作です。
この記事では、現在視聴中の夏アニメ19作品について、中間まで見た時点での感想をまとめていきます!
気になるタイトルだけでもチェックしてみてください。
配信サービスやテレビ等で視聴する際の参考になれば嬉しいです。
※本編内容に一部触れている箇所があるので気になる方は注意&個人的な嗜好が強めです!
視聴中の夏アニメ一覧
- 乙女怪獣キャラメリゼ(6話まで視聴)
- ☆きみが死ぬまで恋をしたい(7話まで視聴)
- 君のことが大大大大大好きな100人の彼女 第3期(30話まで視聴)
- ぐらんぶる Season3(6話まで視聴)
- ☆グロウアップショウ ひまわりのサーカス団(7話まで視聴)
- ☆これ描いて死ね(6話まで視聴)
- ☆さよならララ(7話まで視聴)
- 正反対な君と僕(18話まで視聴)
- 対ありでした。~お嬢さまは格闘ゲームなんてしない~(6話まで視聴)
- ☆天幕のジャードゥーガル(8話まで視聴)
- ドッジ弾子(6話まで視聴)
- 逃げ上手の若君 第2期(16話まで視聴)
- 鉄鍋のジャン!(6話まで視聴)
- 骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中Ⅱ(6話まで視聴)
- 無職転生Ⅲ 異世界行ったら本気だす(7話まで視聴)
- ☆ヤニねこ(8話まで視聴)
- 幼女戦記Ⅱ(6話まで視聴)
- 黄泉のツガイ(2クール目)(19話まで視聴)
- ワールドイズダンシング(7話まで視聴)
※特にお気に入りのタイトルには☆をつけています
乙女怪獣キャラメリゼ
「少女漫画×怪獣」という斬新な掛け合わせが新鮮な設定!恋心や感情の高ぶりによって、乙女な主人公がガチの怪獣へ変身してしまうインパクトは抜群です。
主人公の黒絵ちゃんは、体の一部が怪獣化するだけじゃなく、感情が高ぶりすぎるとゴジラ級の巨大サイズにまで変身。好きな男の子である南くんをハート目で見つめる巨大怪獣の絵面は、他の作品ではなかなか見られない!特撮作品オマージュの小ネタもところどころ用意され、ほどよいアクセントになっています。
それらの要素がコメディとして機能しつつも奇抜なギャグで終わらず、不器用でコンプレックスを抱えた少女が初めて好きな人に出会い、胸のときめきを知り、少しずつ自分自身を好きになっていく……という少女漫画的な成長ドラマと上手く組み合わさっているのも見事。
コメディとしてのキレと乙女心の甘酸っぱさが絶妙なバランスで成り立っており、何気なく見てみたら結構楽しめている作品です。
きみが死ぬまで恋をしたい
百合と終末系ファンタジーを掛け合わせた世界観が実に魅力的!
全体に漂う儚くも切ない雰囲気に惹かれる良質な作品です。『蒼穹のファフナー』や『GUNSLINGER GIRL』などの作品を彷彿とさせ、その手の作品が好きな人には刺さりそう。
身寄りのない子供たちを魔術兵器として育てる養成学校を舞台に、争いを恐れる少女・シーナと、不死の秘密兵器と噂されるミミの交流を軸に描く今作。
魔法を用いた戦闘シーンの迫力はもちろん、日常における少女たちの何気ない仕草にも並々ならぬこだわりが感じられ、1人1人のキャラクターの存在感があります。特にミミが天真爛漫にぴょんぴょんと動き回る明るい様子と、血なまぐさい戦場でボロボロになりながら敵を殺める過酷な現実とのギャップには心を揺さぶられる。
また、シーナのクラスメイトであるセイランやアリの関係も描かれ、彼女たちの絆が深く描かれるからこそ、突如命が失われるかもしれない不条理な世界に胸が締め付けられます。
直近の7話は「ああ……」と余韻が残る内容で切なくも素晴らしかったですね……。
敵の詳細が過剰に語られないセカイ系っぽさも感じるところ。どのキャラも今を懸命に生きているからこそハッピーエンドを願わずにいられませんが果たして……。来週の展開も胸が苦しくなる予感しかありませんが、それでも最後まで彼女たちの物語を見届けたい!
君のことが大大大大大好きな100人の彼女 第3期
第3期になっても相変わらずのハイテンションコメディで満足!
1期・2期が好きだった人なら今回も安心して楽しめる内容になっています。
続々と登場する新ヒロインたちの強烈な個性はもちろん、既存の彼女たちと恋太郎が繰り広げる怒涛のドタバタ会話劇は、安心感のある笑いを提供してくれます。
3期だと、従妹の委員長系キャラに、カウボーイの格好をした大和撫子な国語教師、心優しき大きな体の園芸部員などなど、まだこれほどバリエーション豊かなヒロインを出せるのかと感心しまくり。
キレキレのメタツッコミや、声優陣のはっちゃけた迫真の演技を存分に堪能できるのも今作の醍醐味。一切ブレーキをかけずに突き進むテンポ感と熱量に、今期も最後まで突き抜けて欲しい!
ぐらんぶる Season3
第3期になっても相変わらずのドタバタ劇で、安心して笑わせてくれます!今期は特にラブコメ要素が強まっており、お馬鹿騒ぎの裏でほんのり「青春している感」が漂うのが絶妙なバランス。
すぐ裸になって酒を酌み交わす破天荒さは健在で、1期・2期が好きだった人なら文句なしに楽しめる安定感。今期は『ヤニねこ』という狂気の刺客がいるため相対的に大人しく見えなくもありませんが、今作も十分すぎるほどハチャメチャで弾けています。
この手のギャグアニメ特有の、キャラクターたちが全力でワイワイ暴れ回る空気感はやっぱり最高。声優さんの演技も相変わらず見事で、サクッと笑って元気をもらえる愛おしいギャグ枠!
グロウアップショウ ひまわりのサーカス団
今期視聴作品の中でも、かなりお気に入りのオリジナルアニメ!
昭和30年代を舞台に、とある事情からサーカス団「ひまわりサーカス」へ身を寄せることになった少女の物語を描く、王道な魅力が詰まった一作です。
天才的なサーカスの才能を持ちながら、空気を読まずズバッと発言してしまう主人公・瑞佳のキャラが面白い!彼女の直球な性格が仲間たちとのコミカルな掛け合いを生み出し、各キャラの背景を掘り下げるきっかけにもなっていて絶妙なキャラ。
仲間たちとのエピソードを重ねる中で信頼関係を築き、サーカス団としての一体感を高めていく過程も丁寧で、物語を見進めるほどに惹き込まれていきます。どのキャラも愛着が湧き、「こういう王道ドラマ好きだなあ~」としみじみ感じます。
あと、釘宮理恵さん演じる団長の可愛らしさと頼りがいが合わさった演技も魅力的!
空中ブランコなどのサーカス描写も興味深い点ですが、現状では大技を最後までしっかり見せてくれる場面は控えめ。クライマックスに向けて、本格的で大迫力のアニメーションで見られるんじゃないかと期待しています。
中盤までに仲間たちの背景をしっかり掘り下げた上で、いよいよ瑞佳自身を中心としたドラマへシフトしていく構成の美しさも見事。この素晴らしいテンポとクオリティのまま、最終回まで駆け抜けてほしい!
これ描いて死ね
『これ描いて死ね』は今期の中でもトップクラスに大好きな作品!
漫画制作に挑む女子高生たちの青春物語。基本はコミカルでありながら、好きなものに対する真っ直ぐな愛や熱が存分に描かれており、毎週のように胸が熱くなります!
主人公・安海(やすみ)ちゃんが壁にぶつかった際、「あの漫画の主人公ならどう乗り越えるか」と妄想する姿には共感。好きな作品が心の支えとなり人生の指針になっている描写は、ジャンルこそ違えどゲームから色々と影響を受けてきた自分にも深く刺さります。
そして、元漫画家である手島先生のエピソードも秀逸!人生を懸けて打ち込むもなかなか評価されず、単行本化は果たしたものの連載打ち切りという現実のシビアさには「人生ってそうだよね……」と身につまされる切実さが心に残りました。
しかし、彼女が泥臭く生み出したその一冊が時を超えて安海ちゃんにとっての宝物となり、彼女の背中を力強く押す存在になっていたという巡り合わせには感動!大成はしなかったけれど誰かの希望に繋がった……みたいな展開に自分はめっぽう弱いので、思わずウルっときてしまいました。
中盤になり、部活の仲間も増え、いよいよ本格的な漫画制作に突入。これから描かれるであろう創作の苦楽やドラマも追いかけていきたいです。
さよならララ
今期のオリジナルアニメの中でもトップクラスのクオリティ!
セル画調のどこか懐かしい絵柄でありながら、古臭さを一切感じさせない職人技のアニメーションに1話から惹きつけられました。
人魚姫の物語をベースにしつつ、舞台は現代の滋賀県という異色の人情ドラマを展開。現代の常識を何も知らない人魚のララが、多様な人々との出会いや経験を通じて少しずつ心を育んでいく温かい成長譚は、胸にじんと沁みるものがあります。(例えるなら、朝ドラのような爽やかさ)
人魚姫としてのタイムリミットも示唆されており、先の展開が読めないオリジナル作品だからこそのワクワク感もあります。終わり方によっては尻すぼみになる可能性もあるため、その危うさも含めて目を離せない。
愛を探すララが辿る物語の行く着く先を、最後まで温かく見守りたい!
正反対な君と僕
第1期に続き、等身大の高校生たちが織りなす繊細な恋愛模様を魅力いっぱいに描いてくれており、毎週のようにニヤニヤしながら観ています!
登場人物それぞれの心の揺れ動きや葛藤、胸のときめきが丁寧に拾い上げられているため、どのキャラクターにも自然と愛着が湧いてきます。クリスマスイブから始まり、正月、バレンタイン、3年生の新学期とイベントを重ねる中で関係を深めていく、3組の男女のドラマはどれも素敵。
特に個人的に大好きなのは平と東のペア!大人びた性格の東と、斜に構えたふるまいの平が、だんだんと一緒にいることの心地よさを自覚していき、相手の存在が大きくなっていく過程にキュンとする!
2人の関係性がこれからどのように進展していくのか、じれったくも愛おしい距離感の行方から目が離せません。
対ありでした。 ~お嬢さまは格闘ゲームなんてしない~
お嬢さま学校に通う女子高生たちが格ゲーに熱心に取り組む作品。「お嬢様×趣味」を描く作品は珍しくないですが、今作はキャラクター同士の掛け合いが魅力的で、百合系コメディとしても刺さりました!
何より新鮮なのが、劇中で『ストリートファイター6』の実際のプレイ映像が使われている点。格ゲーのテクニック論やアップデートによる性能調整といった「格ゲーあるある」が満載な作風なので、スト6の映像があることで説得力やリアリティを底上げしています。細かい技術論は格ゲーを全く知らない場合は少し難解に感じるかも。僕自身、格ゲーはほぼ未プレイですがゲーム自体はプレイする方なので、なんとなく言っていることは伝わっています。
子どもっぽいほど格ゲーに純粋な美緒ちゃんの喜怒哀楽豊かな姿をはじめ、メイン4人のコミカルなやり取りは心地よく好きなポイント。中盤以降から始まる大会編で格ゲー描写がさらに濃密になりそうですが、格ゲー描写のバランスによってはマニアックで人を選ぶ内容になる可能性もあるため、そのあたりの描き方を含めて後半も注目したい!
天幕のジャードゥーガル
異彩を放つ世界観と独特の美しい絵柄で、今期の中でもひときわ目を引く一作!
13世紀のモンゴル帝国を舞台に、当時の文化や緻密な装束が丁寧に描かれており、画面を眺めているだけでも知的好奇心をくすぐられます。物語も進むごとに面白さを増しており、かつて自身の住む街を滅ぼしたモンゴル社会の中で、内に秘めた復讐心を燃やしながら少しずつ成り上がっていく主人公・シタラの生き様がスリリング!
愛らしく豊かな表情や年相応の幼さを見せる一方で、復讐のために冷徹かつ鮮やかに知略を巡らせるギャップがたまりません。賢さと幼さゆえの危うさが同居した彼女の挙動にハラハラする展開もあり、続きが気になります。
第三王子オゴタイの第6妃であり、同じくモンゴルへの深い恨みを抱くドレゲネ様など、濃密な出会いを経て変化していく人間模様も見どころ。シタラの野望がどのように結実していくのか、今後の展開から目が離せない傑作の予感!
炎の闘球女 ドッジ弾子
週刊コロコロコミックで連載中。1989年頃に連載されていてた『ドッジ弾平』の正統続編でもある作品のアニメ化。コロコロ作品の空気を感じるパワフルなギャグ展開や、数々の必殺技が繰り広げられるど派手なスポーツバトルは、どこか懐かしさを感じる楽しさ!
現実ではあり得ない破天荒な必殺技や、全力でおバカなネタの勢いに触れていると、少年時代の気持ちが蘇ってくるような感覚。幼馴染の名前が「珍子」ちゃんというところも清々しく、声優さんの熱演で名前を叫ばれると勢いで笑ってしまう!
中盤に入ってメインの仲間たちが勢揃いし、さらに本格的で激しいドッジボールバトルが繰り広げられそうな気配。今後さらに個性の強烈なライバルたちが立ちはだかることで、熱いバトルとギャグの渦がどこまで加速していくのか楽しみです。
逃げ上手の若君 第2期
第1期に続いて今期もハイクオリティで制作されており、しっかり楽しめています!
南北朝時代を題材にした歴史もので、戦での惨烈で血みどろな一面を描きつつも、コミカルなギャグを絶妙に挟み込むバランス感覚はまさに松井優征先生の作品の真骨頂。緩急ある展開から物語やキャラの魅力に引き込まれます。
高い作画クオリティはもちろん、時には実写映像を挿入するなど、演出面での自由で遊び心あふれる仕掛けも今作の大きな特徴。個人的には、色々な試みを行う演出は好きな方なので、そういった面でも楽しみ。
登場人物たちもクセの強い者ばかりで、彼らが繰り広げる熾烈な対決や協力劇も物語を盛り上げ、歴史に詳しくなくても問題なく楽しめる内容になっています!
鉄鍋のジャン!
90年代の名作料理漫画のアニメ化。昨今の旧作リバイバル化の流れを感じつつ、ネットで熱いファンを見かけて気になっていたタイトルを今回初めて視聴しました。
料理バトルものとしてはとにかく尖っており、主人公・秋山 醬(ジャン)の過激な戦法には度肝を抜かれます!特に5話での食材にマジックマッシュルームを使って審査員を病みつきにさせる描写は、凄まじい倫理観のなさで強烈な衝撃。「これが平成の倫理観か……!?」と驚愕しました(平成でも相当ギリギリな気はするけど!)
でも、ジャンの料理にすべてを懸ける姿勢や、相手の言葉を意外と聞き入れたり、同僚のタカオには素直に応じる年相応の少年らしさがあったりと、もっとヤバいキャラかと思っていたけど見進めるほどにジャンの人間味溢れる魅力に惹かれていきます。周囲のキャラも個性的で物語を面白く彩っています。
そして、料理を食べた瞬間のリアクション芸もインパクト抜群。特に、性格は最悪なのに味覚は確かな料理評論家・大谷が、ジャンの料理に毎度最高のリアクションを見せてくれるのがたまらない。「料理漫画の醍醐味はこれだね!」ってニッコリしちゃいます!
ぶっとんだ世界観でありながら、「より強い相手と戦い、料理を極める」という王道成長劇の熱さと安定感があり、満足度の高い一作です。
骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中Ⅱ
いわゆる異世界転生系作品。まあまあな面白さで、何気なく視聴しています。
4年ぶりの2期放送ということで、「そういえばこんな作品あったな!」という懐かしさと驚きがありましたね。期間が空いたため細かな設定や展開はうっすらとした記憶でしたが、うろ覚えでもスッと入れる分かりやすさはあります。
今作は、道中で困っている人々と出会い、主人公たちの圧倒的な力で悪党を成敗する「水戸黄門」的な勧善懲悪のフォーマットは安定感のある魅力。特別物語にハマっているとかではないけど、展開が予想しやすい分、肩肘を張らずにゆったり楽しめるのは安心。こういう作品も1クールに1つ、2つあると嬉しい。
ただ直近のエピソードでは、お約束の展開というよりキャラクター説明の印象を感じる回が続き、個人的には少し退屈に感じた部分も。とはいえ気楽に観られる枠としての良さはあるので、後半に向けて序盤のような展開が来たらいいなと思います。
無職転生Ⅲ 異世界行ったら本気だす
第3期も圧巻のクオリティ!
今のところは日常パートが中心で戦闘シーンは控えめですが、長く過酷な旅を続けてきたルーデウスたちが掴んだ平穏や幸せがすごく丁寧に描かれており、これまでアニメ版を追いかけてきたファンとしては心から感慨深いものがあります。
1話~2話ではルーデウスの元を離れたエリスのエピソードも描かれ、こちらのストーリーや登場キャラ達も印象的で面白かったです。この先の展開で、ルーデウスたちとどのように再会を果たすのかを想像すると期待が高まるばかり。
こうして日常が穏やかに描かれれば描かれるほど、この後に待ち受ける波乱の展開に対して少し恐ろしい気持ちにもなりますが、同時に新しい冒険への高揚感も抑えきれません。この穏やかな日常の尊さを噛み締めつつ、ドキドキしながら後半の展開を見守りたい!
ヤニねこ
今期一番の問題作!人間と獣人が共存する世界を舞台に、アパートで暮らす重度のヤニ中毒猫・ヤニねこを中心とした日常を描いた作品。
登場するのはヤニ中毒だのアルコール中毒だの、だらしなかったりクズだったりとぶっ飛んだキャラばかり。作画が無駄に綺麗なぶん、ゴミまみれの部屋の汚さにもなぜか力が入っているし、排泄物や下品な描写もあって、人を選ぶのは間違いない。
しかし、そんなどうしようもない日常を眺めているうちに不思議と愛着が湧いてきたり、シュールなギャグのキレにハマったりと、観ているうちに毎週楽しんでいる自分がいるんですよねえ……。
時折見せるエモい空気感や、獣人の扱いに世知辛さを感じる回があったりと、一筋縄ではいかない個性的な作品だなあと感じます。
「もし途中で放送中止になっても納得できるな……」と思いつつも、これを毎週普通に放送できるアニメ業界の懐の深さにむしろ感心するばかり。
そしてオープニング曲は今期のアニメの中で一番好き!作品の世界観にぴったりだし、不思議と元気をもらえる曲で何度もリピートしています。
幼女戦記Ⅱ
劇場版から7年ぶりの放送ということで期待と不安が入り交じっていましたが、相変わらず面白い戦記ファンタジーでした!
周囲を敵国に囲まれる過酷な戦況の中、圧倒的な力を持つターニャたちが知略を尽くして切り抜けていく姿はやはり魅力的。凄まじい実力がありながらも本人の思惑とは裏腹に様々な人間の思惑が渦巻き、思い通りに事態が進まず泥沼化しては貧乏くじを引かされる展開は、少々ブラックなユーモアがあってクスッとさせられます。
また、さまざまな思惑が交差するおじさんたちの渋い会話劇も見どころ。回によってはターニャたち以上に存在感を放ち、作品の重厚さを引き立てています。互いの国が消耗し合いながらも着地点を見いだせず、さらなる泥沼へと突き進んでいく様は何とも言えない切実さ。
現代の情勢だとフィクションだと笑い飛ばせないのが悲しい……!
キャラの中でも個人的にお気に入りなのはゼートゥーア閣下!
頭脳明晰でありながら必要であれば自ら前線に立つ腹のくくり方や、苦境でも軽口を叩く粋な姿が本当に格好良く、大塚芳忠さんの渋く深い演技もハマり役。6話は特に面白かったです!
設定や作戦など情報量が多く、アニメだけでの説明では少し難解に感じた部分もあるため、より詳細に把握するなら原作小説も読んだ方が良さそう。でも、アニメ版ならではの臨場感あふれる戦場描写やや音響演出は見事で、しっかり楽しめています。
黄泉のツガイ(2クール目)
前クールに続いて安定感抜群の面白さ!
登場人物が敵味方問わず魅力的で、人知を超えた「ツガイ」と人間が入り乱れるバトルパートも、丁寧かつ迫力満点のアニメーションで描き切ってくれていて見応えがあります。
新たな強敵の出現や衝撃の事実が明かされるストーリーテリングの巧みさも秀逸で、毎回良いところで引きを作ってくるため、続きが気になって仕方がありません。
魅力的なキャラクターの中でも、個人的に特に好きなのがアサちゃん!
クールな見た目とは裏腹に、お兄ちゃん(ユル)への大好きな気持ちがダダ漏れになっている姿がとにかく可愛らしいです。コメディとしても笑えますし、二人の関係性そのものが物語の大きなドラマになっているのも注目ポイントですね。
漫画連載中の作品なので謎が全て明かされることはないと思いますが、この圧倒的なクオリティのまま区切りの良いところまで描いてくれたら嬉しい!
ワールドイズダンシング
物語の方向性や舞の演出面で好みが分かれそうな作品ですが、ストーリーの面白味も感じる作品。
能を大成させた世阿弥を主人公のストーリーは新鮮。幼少期、「鬼夜叉」と呼ばれていた時代のストーリーがここまでの回では描かれています。子供の純粋さゆえに、知らず知らずのうちに人を傷つけ、取り返しのつかない過ちを犯しながらも、その痛切な経験を通して「舞の美しさ」を知り、やがて自らも至高の舞を求めて突き進んでいく。そんな破天荒な成長劇には独自の面白さを感じます。
それだけに主人公の振る舞いには賛否がありますが、このある種の生々しさは今作の醍醐味。
一方で、劇中の舞のシーンでラップやジャズ調の演出が入る点については、正直なところ困惑。
聴衆が斬新なものを目撃して引き込まれる様子を描いているのかもしれませんが、個人的には「なぜこの演出?」という違和感が先に来てしまい、ポカンとしてしまうのは否めない。
ただ、この独特な演出も意図的な試みであるならば、後半のストーリー展開次第で一気に評価が化ける可能性はあるかもしれない。今後の描写でどう魅せてくれるのか、それ次第で自分の感想も変わりそうなので引き続き注目したい!
おわりに
以上が2026年夏アニメ中間感想19作品まとめでした!
視聴した作品がどれも面白くて、試しに見てみるか……って思った作品も気づけばずっと追いかけていたりしていたら、視聴作品が増えるばかり!
この記事では感想を書いていませんが、『名探偵プリキュア』も途中から見始めているので20作品くらい見ているのかな。直近のシーズンでも今期は数多く視聴しています。(ちなみに人生初めてのプリキュア視聴)
お気に入り作品はもちろんのこと、見ごたえある作品はたくさんあるので、未視聴作品で興味あるものがあればぜひチェックしてみてください!
今から追いかければ、最終回にリアルタイムで楽しめると思いますよ!
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