春アニメが次々と始まっておりますね。
話題作・良作揃いでかなり目が離せないクールで、僕も色々と追っております。
ちょっと遅くなりましたが、2023年冬アニメで僕が見た作品の感想の振り返り。
備忘録的なやつ。
配信サービスで見るときの参考などになれば幸いです!
僕が最後まで見た作品は6本!(内1本は放送延期)
「当初の印象よりも楽しめた!」という作品が多かった気がする。
お兄ちゃんはおしまい!
ハイクオリティなTS日常系アニメ!
成人男性ニートがひょんなことから女子中学生になってしまう日常系アニメ。
個人的にとても面白かったけれど、制作陣の熱意を感じる変態的ともいえる作画のこだわりが凄く、
誰にでも勧められるような作品じゃないけど……好き!
細かい仕草まで丁寧な作画は、さすが『無職転生』を作った会社だなと。
最後まで安定していて、すげえなあと思いました。
ストーリーもTSモノの王道展開から、女の子同士のわちゃわちゃ日常系の良さがありつつも、「まひろ」と「みはり」の兄妹の心あたたまるエピソードもしっかり描いているのが良い。
思っていた以上にじーんときました。こういう芯となるストーリーもちゃんと描いているからこそ、単なる色物作品で終わらない面白さがあるのかなあと思いました。
最終回がきてしまうのが寂しかったです。2期があれば見たい……!
虚構推理 Season2
怪異にまつわる事件に対して、虚構の推理を展開していく少女と青年のコンビのミステリ。
今回は第2期ですね。
怪異たちの知恵の神である「琴子」と琴子の彼氏であり不死の能力をもった青年「九郎」の軽快なやりとりはシーズン2でも引き続き堪能できました。
安心感すら感じるし、前作同様の魅力でした!
1クールの中でいくつかのエピソードが描かれる構成になっており(大体1エピソード3話くらい)、ストーリーが間延びしないので良かったです。
個人的には一番最初の雪女のエピソードが一番好みでした。なんといっても雪女が可愛い!
前作が面白かった方なら、今作も楽しめると思います。
ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん
一発ネタ感があるが、割と好きな作品。
悪役令嬢のラブコメゲームをプレイする高校生の遠藤君と小林さん。2人の言葉がなぜかゲーム内に届くことが判明し、実況と解説をしながらツンデレ悪役令嬢のリーゼロッテの破滅的結末を回避しようと奮闘する話。
悪役令嬢物のラブコメという作品に、主人公達が介入するという設定がメタ的で面白い!
コミカルなやりとりが多くて、見ていて楽しかったです。
終盤に向けて色んな設定やキャラが出てきて、個人的には序盤の展開の方が好きではありましたが、リーゼロッテの可愛さや王子であるジークのまっすぐなところなど、主人公周りのキャラクターは結構好みでした。
気楽に楽しめた良い作品。こういう作品が1クールに1本あるといいよね……!
NieR:Automata Ver1.1a
PS4などでリリースされ世界的に人気を誇るゲーム『NieR:Automata』のアニメ化。
原作どおりのストーリーをアニメでもやるのかと思ったら、ゲーム版とは色々と異なる展開が描かれていたので、個人的に原作プレイ済みでしたが新鮮さがあって面白かったです。
あと、原作でも魅力の1つである、退廃的で切ない世界観はアニメでも描かれており、すごく好みでした!
アニメでピックアップされるキャラクターのストーリーも切なかったり、アクションシーンも力が入っているなど良い点は多いのですが、放送延期が多かったのは気になる点。
仕方ないこととはいえ、延期によって間が空いてしまったこともあり、視聴のテンションが維持できなかったところはあります。
結局、第9話以降は放送延期となってしまったので、続きを気長に待ちたいところ。
最終的な評価は全部見ないと判断できないですね。
もういっぽん!
柔道に取り組む女子高生たちのスポコンもの。
王道青春スポーツアニメとして良作でした!
絵柄やストーリー展開に派手さは少ないものの、丁寧でじっくりとキャラクターを描いていく構成は後半に行くにつれ面白さや魅力が増します。
主人公達がちょっとずつ成長し、少しずつ仲間同士の絆が積み重なっていく展開はやっぱり良いですね!王道ならではの良さがあります!
特に試合シーンはしっかりと熱くなれる。
柔道に詳しくなくても楽しめた、爽やかなスポーツアニメでした。
転生王女と天才令嬢の魔法革命
原作のweb版小説は読んでいたのですが、アニメ版は想像以上に良かったです!
異世界転生した王女と天才的な魔法の才能を持つ少女を中心としたファンタジー。
異世界転生要素はあまり感じられませんでしたが、百合テイストのあるファンタジー作品として面白かったです。
作画も結構良くて、アクションシーンもしっかりと描かれていました。
特に表情のコロコロ変わる様が良く描かれていて、キャラクターの魅力が伝わりました。主人公の王女が破天荒で明るい王女ということで、感情の変化がよく描かれていました。
おてんばな少女とクールな少女という正反対の性格の2人が関係を深めていく感じが良かったですねえ。当初はクールで近寄りがたい雰囲気もあった少女が、明るい少女との出会いによって、少しずつ相手の人となりを知り、大切な存在になっていく過程が良かったです。
シリアスなシーンはしっかりとシリアスに描かれながらも、爽やかなラストで気持ちよく終わる作品。
続きがあれば見てみたい。
以上、僕が見た2023年冬アニメの感想はこんな感じです。
前クールが大作揃いだったので、今クールは比較的小粒な印象を抱いていたのが正直なところだったのですが、見終わってみると結構面白い作品があって良かったです。
今回紹介したアニメは大体のものは各種配信サービスで配信中なので、興味ある作品はご自身の使用している配信サービスで視聴してもらえればと!
もし配信サービスに加入していないなら、「Amazonプライムビデオ」や「dアニメストア」あたりが月額料金安め(月額500円くらい)なので見やすいかと思います。
Amazonプライムビデオに登録する2023年春アニメの中間感想まとめはこちら
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