8/29に発売予定の『聖剣伝説 VISIONS of MANA』の体験版が現在配信中!
僕はPS5版の体験版をプレイしました。
スクウェア・エニックスの誇るアクションRPG『聖剣伝説』シリーズ17年ぶりの完全新作。
プレイした感触は結構良かったです!
王道のファンタジー作品の雰囲気を存分に味わえました!
戦闘部分もアクションRPGの定番どころを抑えた堅実なつくり。
キャラチェンジやクラスチェンジといったシステムが分かってくると、どんどん面白みが増す感じ・
この記事では『聖剣伝説 VISIONS of MANA』の体験版をプレイして感じた魅力や気になる点などを紹介!
体験版のプレイ時間は1時間~2時間くらい。
ゲームの一部のパートをプレイでき、ボスと対戦するシーンもありました。
『聖剣伝説 VISIONS of MANA』とは
発売日:8/29
対応プラットフォーム:PS5/PS4/XSX/PC
聖剣伝説シリーズの17年ぶりの完全新作が登場!
1991年に1作目がゲームボーイで発売され、それから様々なハードで続編・リメイク版などが発売された歴史の長いシリーズ。
今作のテーマは「原点回帰」を謳っており、王道ファンタジーな雰囲気が全開。
シームレスに表現されたセミオープンワールドを舞台に冒険でき、3人のパーティを戦闘中に切り替えて戦うシステムが特徴。
高低差が表現されたフィールドや、敵を打ち上げ空中で追撃するといった立体的なアクションもあり、戦闘も探索も遊びがいのある内容になっているそう。
温かみのあるグラフィックやキャラの雰囲気に惹かれる
グラフィックやキャラのビジュアルは色彩豊かで温かみのある雰囲気。
アニメ調すぎず、リアルすぎでもない程よいバランス。幻想的なファンタジー世界観を絶妙に表現していて好感!
体験版で冒険できるフィールドは一部ですが、雪原や緑地、港町など多彩なフィールドが用意されていました。
RPGはいろんな場所を冒険できるのも醍醐味だと思うので、製品版だともっと色んなロケーションが用意されていそうでワクワクします!
キャラモデリングも丁寧につくられている印象。
衣装の細かい装飾まで凝っていて、各キャラの違いや性格が上手く表現されていて良い!
衣装は各キャラが「精霊器」と呼ばれるアイテムを変更してクラスチェンジすると、衣装ごと変更されます。
キャラのどの衣装も凝っている&バリエーションがあるので、「こんなに種類を用意しているんだ!」と制作陣の熱量に驚きました。
変更した衣装はムービーにも反映されるので、こういった部分に力を入れてくれるのは丁寧だなと思います。
キャラの表情の変化が少々硬めに感じる時もありますが、声優さんの演技などでキャラの性格をうまく出せてると思うので、そこまで気になりません。
街の住人の衣装も雰囲気あってるな~と思いました。
住人の衣装などもフィールドの個性を表す要素の1つだと思うので嬉しい。
色んな地域を冒険するRPG作品で、このあたりも丁寧に作ってくれるのは魅力!
フィールドは程よい広さ
フィールドはエリアごとに分かれた構成。体験版では、「ピックル」という動物に乗って移動し回る場面もあります。
ピックルに乗ると素早く移動でき、高低差のあるフィールドを走り回るのは中々楽しい。
走り回るのに十分な広さで、製品版でもっと色んなフィールドに行けるようになったら探索のしがいがありそうで期待。
個人的にはフィールドの広さより、多彩なロケーションの景色を眺めながら駆け回れる方が嬉しいタイプなので、自分に合ってるかもしれない!
体験版の範囲では、フィールド上の探索ポイントやイベントはあまり体験できなかったので(宝箱とかはある)、フィールドの密度は未知数。
特殊なアイテムを交換するキャラやサイドクエストなどはあるようなので、製品版で分かる要素は多いかも。
フィールドや街のオブジェクトの作り込みも思った以上にしっかりした印象で嬉しい。
色鮮やかな景色や土地柄を感じる建物など雰囲気づくりがナイスですね。
住人のモデリングも世界観にあっており、全体的に世界観を丁寧に表現してくれる感じ。
こういうところで没入感を上げてくれるのは嬉しいですねえ~
手堅い面白さを感じられるアクション
戦闘面は、アクションRPGの定番どころを抑えていて手堅い面白さを味わえます!
スピーディでスタイリッシュなアクションというよりは、シンプルなアクションって感じ。
プレイしやすく、アクション要素が強すぎないのは『聖剣伝説』の特色を感じさせます。
キャラ切り替えや魔法コマンドを駆使するのが重要で、RPG要素の強いアクションといった感触。
パーティが入り乱れて戦うアクションは賑やかで楽しい。
スピード感のある爽快感の高い戦闘を期待するとギャップがあるかもしれません。
ただし、その分アクション性はシンプルで間口は広め。
また、キャラ切り替えや、各キャラ固有の魔法、アイテム使用などを積極的にバトルに折り込むと、忙しさと面白さが上がってきます。
ゲージが溜まると各キャラごとに必殺技も出せます!
敵キャラの属性を考えることで効果的な攻撃を選ぶ戦略性もあり。
他にも戦闘中に「精霊器」を使うと様々な効果をもたらします。体験版で登場する「ルナスフィア」は、精霊器を設置した領域内の敵を一定時間動きをスローにする効果がありました。
製品版ではもっと多くの魔法や精霊器が使えると思うので、戦闘のバリエーションは広そうですね。
クラスチェンジの要素もあり、各キャラのステータス・装備可能武器・専用アビリティを自由に変更可能。
自分に合わせたプレイスタイルや効果的なパーティ編成を考える楽しみが味わえそうで、ここもまた魅力的なポイント。
システムが結構用意されているのですが、ゲームを進めて徐々に理解してくると戦闘の面白さが増しました!
体験版だと序盤に一気に説明されるだけでシステムに慣れるのに時間がかかりましたが、製品版で順に習得していく流れになっていれば問題ないはず。
製品版で使用可能キャラや魔法、精霊器などがさらに出てくるはずなので、戦闘や育成のやりがいは楽しそうだなと素直に思いました!
その他気になったポイント
・今回の体験版は、ストーリーの途中の内容を切り取った感じのタイプ。
開始序盤に戦闘システムについての説明が一気に紹介されるのですが、正直覚えきれない!
体験版範囲では、プレイヤーがシステムを順に身につける過程がないのは少々もったいない。
・プレイ序盤はシステムの面白みを味わいづらく、単調な印象を感じるところもありました。通常攻撃にバリエーションがあるわけではないので、キャラチェンジや魔法などを活用すれば面白みが増すタイプ。
・大剣を使うキャラだと重みのある動きで、スピーディに動けないのは最初は気になりました。
初っ端で主人公が大剣を使うキャラだったので、「ちょっと動きがもっさり……?」と思いましたが、他のクラスやキャラを使っているうちにあまり気にならなくなりました。
・スピーディでスタイリッシュなアクション系ゲームのような爽快感を求めるタイプのゲームではないです。
・ストーリーは王道ファンタジーな展開だなあと思いました。体験版の範囲は、ストーリー途中の内容を描いているため、その前にどんな展開があったのかは分からず雰囲気を味わう感じ。
面白いかどうかは判断できませんでした。
良い意味で懐かしいファンタジーRPGの雰囲気を感じます。一部の台詞から、この先不穏な展開が待っていそうなフラグも感じる……!
ゲーム部分が定番のアクションRPG感が強いだけにストーリーも王道にするのか、それとも一捻り入れてくるのか気になりますね。
これでストーリーも良ければ、かなり良質なアクションRPGになりそうなので期待したいです!
まとめ:聖剣伝説の雰囲気を存分に感じる期待作
思った以上に力の入った『聖剣伝説』新作で良さげでした!
システムに目新しさは薄い分、期待しているものを丁寧に作ってくれた感じがあって、プレイ中の感触は良かったです!
グラフィックやキャラなど世界観の雰囲気は良くできているように感じましたね。
製品版では『聖剣伝説』ならではのファンタジー世界を存分に体感できそう。
バトル面も手堅くまとまったアクションRPG。
クラスチェンジや魔法の習得など、育成・編成の要素も色々と揃っているようで、やりこみがいがありそうでした。
ただ、体験版としては、もうちょっとシステムを順番に体験できるようなつくりにした方が魅力が伝わりやすい気はしましたね。
製品版はファンタジーアクションRPGの良作となり、『聖剣伝説』シリーズが再び盛り上がる作品になってくれることを期待し、発売日を待ちます!
コメント