今年もついに残り1か月ほど。
もう2024年終わり!?まだまだプレイできてないゲームたくさんあるのに!
いろいろとやりたいこと・やらないといけないことはあるけど、十分に達成できているか分からないうちに年だけ重なっているような気がしちゃいます。
みなさんの2024年はどんな年でしたか?
期待の新作ゲーム紹介の記事は毎月投稿しており、今年も無事完走できて達成感。
記事を書きあげる時間の比べるとそこまで見られているものでもないんですが、誰かにとっての参考になっていたら嬉しい限り。
この記事では2024年12月発売予定の新作注目ゲームを紹介!
個人的に注目の新作をピックアップしているので購入やプレイの参考になれば幸いです。
12月は新作がおとなしめの月ですね。
他の月でビッグタイトルやシリーズ最新作が出ていたのに比べると、ジャンル好きの人は注目系のタイトルが中心といった印象。
注目度の高そうな新作は『インディ・ジョーンズ/大いなる円環』!
映画『インディー・ジョーンズ』シリーズを題材にしたゲーム作品で、クオリティ面は高そうなので映画ファンも必見。
独特な作風から根強いファンの多い異色のRPG『Moon』を開発したスタッフによる新作『ストレイチルドレン』も発売予定。
ラブデリック系のタイトルが好きな人なら特に見逃せませんね!
その他、ノベルゲーム作品が多く発売されるのは個人的に嬉しいです。
2024年12月の注目新作タイトル一覧
- 12/5 FANTASIAN Neo Dimension(Switch/PS5/PS4/XSX|S/PC)
- 12/5 終のステラ(Switch)
- 12/5 インフィニティニキ(PS5/PC/iOS/Android)
- 12/9 インディ・ジョーンズ/大いなる円環(XSX|S/PC)
- 12/12 ミステリーの歩き方(Switch)
- 12/12 FAIRY TAIL2(Switch/PS5/PS4/PC)
- 12/13 たねつみの歌(PC)
- 12/19 この青空に約束を- Refine(Switch/PS4)
- 12/26 ストレイチルドレン(Switch)
全体的にはおとなしめのラインナップ。
今年も色んな話題作が発売されましたし、積みゲーを崩す人も多いのではないでしょうか。
新作だと『インディ・ジョーンズ/大いなる円環』はPC&XBOXユーザーは特に注目。
映画ファンはもちろん、シングルプレイのアクションアドベンチャー系作品が好きな人は楽しめそうな気配。
『moon』や『エンドネシア』『ギフトピア』といった雰囲気のゲームが好きな人は、『ストレイチルドレン』は見逃せないですね。
一風変わった独特な味わいや世界観が全開のRPG作品で、この手のタイトルが好みなら要チェック!
ノベルゲーム系もいろいろと発売されますが、個人的には『終のステラ』はPC版をプレイしてとても心に染みたポストアポカリプス系の良作だったのでおすすめ!
インディ・ジョーンズ/大いなる円環
発売日:12/9
対応プラットフォーム:XSX/PC
冒険活劇映画の代表作といっても過言ではない、スティーブン・スピルバーグ監督作『インディ・ジョーンズ』を題材にした1人称視点のアクションアドベンチャー『インディ・ジョーンズ/大いなる円環』が発売!
開発は『Wolfenstein』シリーズなどを手掛けたMachineGamesが担当。
映画第1作の『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』と第3作『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』の間となる1937年が今作の舞台。
主人公インディ・ジョーンズとなって、数々の遺跡探索の冒険に出るという映画でお馴染みの雰囲気がゲームでも味わえるのがたまらない!
ゲームシステムは1人称視点によるアクションで、敵とのバトルやギミックの謎解きなど没入感の高いつくりになっています。
また、イベントシーンでは3人称視点になるのでインディの姿を見ることができるのは嬉しい。
ムチを使った戦闘シーンや、ステルスアクションを行う場面もあり、様々なシチュエーションが用意されていそうで、エンターテイメント感が満載で楽しみ!
PVを見るに人物などのグラフィックも綺麗だし、遺跡を舞台にしたダイナミックなアクションシーンもたくさん用意されているようで、存分にインディ・ジョーンズ気分を味わえることを期待!
映画版のファンは特に注目!
これを機に映画版を見返すのもありですね。
来年にはPS5版もリリース予定。
ちなみにXboxやPCユーザーならゲームパスに加入すれば、月額1000円程でプレイすることもできるのでチャンスですよ!
FANTASIAN Neo Dimension
発売日:12/5
対応プラットフォーム:Switch/PS5/PS4/XSX|S/PC
ファイナルファンタジーの生みの親である坂口博信さんが手がけ、Apple Arcadeで配信されたRPG『ファンタジアン』が新規要素を加え家庭用ハードで登場!
楽曲は植松伸夫さんが関わっており、スクウェアの黄金時代のタッグによる作品なので往年のRPGファンは大注目!
人の感情と命を奪う「死滅球」に覆い尽くされようとしている世界を舞台に、記憶喪失の主人公が自らの記憶を求めて、次元を巡る旅に出るストーリー。
フィールド背景が実写のジオラマで作られており、CGと融合したグラフィックは目を惹かれる!
手作りのジオラマだからこそ生まれる温かみは作品の雰囲気づくりに一役買っています。
バトルはターン制コマンドバトル。スキルの軌道を操作することができ、より多くの敵を巻き込むことで効率的に敵を倒せるシステムが特徴。
タッチ操作に適したシステムに感じますが、家庭用ハードで出すにあたってどう調整がされているか気になる部分。
エンカウントした敵を一時的に異次元にストックできる「ディメンションシステム」という要素もあります。
敵との戦闘をスキップすることが可能なだけでなく、ストックした敵とまとめて戦闘し一気に倒すことのできる爽快感もポイント。
ストーリーを進めるテンポの良さと戦闘の爽快感に繋がっていて面白いシステム!
移植に際して、キャラクターボイスの追加や遊びやすい難易度が追加。
特にキャラクターボイスの追加はストーリーへの没入感向上に繋がるので嬉しいポイントですね。
Apple Arcadeでも高い評価を受けていた作品なのでRPG好きの方はぜひ!
終のステラ
『CLANNAD』『リトルバスターズ!』『サマーポケッツ』など数々の名作ノベルゲームを手掛けてきたビジュアルアーツのゲームブランドKeyによる『終のステラ』がSwitchへ移殖!
僕はPC版でプレイ済みで、「『終のステラ』はいいぞ~!」と言いたくなるくらい個人的に好きな作品なので、ぜひこの機会にプレイする人が増えると嬉しいですね。
選択肢はほとんどなく、ストーリーや演出を味わうことに特化したタイプのノベルゲーム。
シンギュラリティを起こした機械によって人間が支配された終末世界を舞台に、受けた仕事は確実にこなす現実主義の運び屋の男「ジュード」と、人間になりたいという望みを持つ純真無垢な少女型アンドロイド「フィリア」。
性格の全く異なる2人が共に旅をすることになり、様々な出来事に直面する旅の中で少しずつ関係が変化し、やがてその果てに待つものとは……といったストーリー。
今作のシナリオは、いくつもの名作ノベルゲーを手掛けてきた「田中ロミオ」さんが担当。
コンパクトなボリュームながらポストアポカリプス系の作品としてストレートに面白い!
ジュードとフィリア互いの心情や関係性の変化が丁寧に描かれていて面白いし、ラストの余韻には思わず浸ってしまうような感動が染み渡る。
「終末世界」「AI」「運び屋の男とアンドロイドの少女」という設定やイラストにピンときたら刺さるんじゃないかなと思います。
SWAVさんが手掛けるイラストも美しさや儚さがあって非常にマッチしています。作品への没入度を高めてくれていて非常に魅力的!
ボリュームは8時間~10時間ほどでクリアできると思うので遊びやすいのもおすすめポイント。
プレイ時間以上の満足感が味わえましたよ!
アドベンチャーゲーム好きか否か問わず興味がある方はぜひ。
休日に一気にクリアすることもできるのでおすすめ!
僕がPC版をプレイした時の感想はこちら
ストレイチルドレン
『moon』開発スタッフによる完全新作RPG『ストレイチルドレン』が発売予定!
いわゆるラブデリック系の作品にあたるのかな。
公式サイトで「ちょっとビターな童話風RPG」と紹介されているように、奇妙だけど可愛らしさもあり、でも妖しい雰囲気が混ざったような独特の世界観&グラフィックは印象的!
刺さる人にめっちゃ刺さりそうなタイプのゲームに感じます。
目が覚めると子供だけの国に来てしまった少年が旅をするストーリー。
かわいさと奇妙さの不思議なバランスを感じるキャラ達や、時折サイケデリックな感じの演出が差し込まれたりと、いったいどんなストーリーやゲーム性が展開されるのかPVでは正直わからない。
ただ雰囲気づくりが上手く、クリエイターの個性が伝わってきて妙に気になる魅力があります。
『moon』開発スタッフが手掛けているとなると、おそらく単純に敵を倒すだけのRPGやストーリーにはならないんだろうなと。
一風変わったRPGやクリエイターの個性がビンビンに出ている作品が好きな人は、今年最後にプレイしてみるのも良いのではないでしょうか!
その他注目タイトル
インフィニティニキ
スマートフォン向けに展開され全世界累計1億DLを突破している大人気着せ替えゲーム『ニキ』シリーズの5作目『インフィニティニキ』がリリース予定。
基本プレイ無料タイトルです。
今作はなんとオープンワールドシステムを採用!
「マーベル大陸」を舞台に主人公の少女ニキと相棒のモモが旅をしながらいろいろなコーデを集めていくといった内容になっています。
着せ替えシステムが特徴的で、コーデによって浮遊や身体が小さくなるといった力があるので、それらを駆使しながら探索する楽しさを味わえるとのこと。
スキルを使ったり2段ジャンプがあったりと、着せ替えメインのゲームかと思ったら思ったよりアクション要素ありそうだなあと驚き!
もちろんお気に入りの着せ替えをして写真を撮りまくる楽しみも用意されています!
セットコーデや単体衣装なども豊富に用意され、自由にコーディネートできるのも大きな魅力。
3DCGのクオリティや広大なフィールドなどかなり力の入ったオープンワールドRPGといった印象で、ニキシリーズのファンはもちろんオープンワールドゲームとしても面白そう。
ミステリーの歩き方
近年は『Fit Boxing』シリーズが好調なイマジニアから新作ミステリーアドベンチャーゲームが発売!?
イマジニアと、『なつもん!20世紀の夏休み』などを手掛けたトイボックスによる完全新作アドベンチャー『ミステリーの歩き方』が発売予定。
全3部作となる連続ドラマ仕立てのミステリーアドベンチャーの第1弾作品だそうです。
30年前の未解決事件の調査のため避暑地である「鳴美沢」を訪れた主人公一行。
主人公がもつ過去視の能力を使いながら、現代と30年前の過去の両方から事件の真相へと迫っていくというストーリー。
演出が面白いつくりになっているのが特徴的。
現代パートは声優によるフルボイスのテキストアドベンチャーといった感じで、過去パートはドット絵で表現されたコマンド選択式の内容になっているのは一捻りあって気になりますね!
全10話+αのドラマ仕立てで進む構成なのは、区切りがついて見やすそうだし、先が気になるような引きなどがあれば内容としても盛り上がりそうで良さげ。
Switchとの相性もよさそうですし。
社長自身が企画を立て、原案の時点で60000字の内容を書いたという経緯があり、面白いゲームをつくるぞ!って熱意が伝わってくるのも個人的に好きですね。
アドベンチャーゲームの新作に挑戦するって姿勢も応援したいと思うので注目したい作品の1つ。
FAIRY TAIL 2
漫画『フェアリーテイル』を原作とし、2020年に発売された作品の続編『FAIRY TAIL 2』が発売!
開発はコーエーテクモ。
原作のクライマックス「アルバレス帝国編」を描いたストーリーとなっており、主人公「ナツ」や「ルーシィ」をはじめとしたギルドメンバー達を操作可能。
さらに、ゲーム完全オリジナルストーリーも収録しており原作ファンも注目の内容。
グラフィックやゲームシステムも前作から進化!
原作の雰囲気を再現したキャラクター表現や、広大に用意された『フェアリーテイル』の世界をシームレスに駆け巡ったりできるのもポイント。
リアルタイムで進行するド派手な魔法バトルもパワーアップ部分で、ゲージを溜めて発動できる魔法技だったり、「モードチェンジ」を駆使した戦略性は遊びごたえがありそう。
アトリエシリーズを手掛けているコーエーテクモが開発しているだけあって、ゲームシステム部分にも期待したいところ!
たねつみのうた
『ATRI』などをリリースしてきたアニプレックスのノベルゲームブランド「ANIPLEX.EXE」の新作『たねつみのうた』はノベルゲームファン注目の一作!
今回の企画・シナリオは、サークル「STUDIO・HOMMAGE」で『雪子の国』『ハルカの国』など
の連作ビジュアルノベル「国シリーズ」を制作してきたKazukiが担当。
選択肢や分岐のない一本道形式のノベルゲーム。
神々が暮らす、春・夏・秋・冬の4つの国からなる「常世の国」を舞台に、16歳の少女「みすず」と、過去からやってきた16歳の母親「陽子」、未来で出会う16歳の娘「ツムギ」の同い年の3人に加え、自らをみすずの弟と名乗る少年「ヒルコ」と共に、国々を旅していく物語。
設定が凝ってるなあというのが初っ端の印象。
3世代の親子が全員で同年代で出会って異国を旅するっていうのが気になります。世代が違うので価値観も違うと思いますし、親子の関係がどのように物語に作用するのか興味深いです。
また、「神々の国」や「たねつみの儀式」といった郷土の文化を感じるような設定や、四季折々の見た目も文化も異なる国を旅するという展開が、思春期に読んだ冒険小説を彷彿させるようでノスタルジックな気持ちにもなります。
(絵柄や雰囲気から、個人的にはNHKで放送されていたアニメをなぜか思い出す。あるいは細田守監督作品)
パッと見はファンシーな雰囲気ですが、声優さんのインタビューとかを見て見ると「涙が止まらなかった」とか「トラウマになるようなシーンがあった」みたいなことを言っており、第一印象とは違う何か胸に訴えかけるような展開がある気配が漂っています。
予想以上に怖いシーンだったらどうしよう……と思う恐ろしさもあり、でも率直にストーリーが気になる気持ちもありで注目しています。
ボリューム的には10時間以内でクリアできそうなコンパクトな内容に収まっているとのことでプレイしやすそう。興味ある方はぜひ。
この青空に約束を- Refine
2006年にゲームメーカー「戯画」より発売された、シナリオ丸戸史明&原画ねこにゃんのコンビによる名作恋愛アドベンチャー『この青空に約束を』(通称こんにゃく)がフルリメイク!
ヒロインのビジュアルやイベントCGをねこにゃんさんが書下ろしており、画面サイズも16:9に対応。
BGMやオープニングムービーも一新されていますが、魅力的なシナリオはそのまま。
本州から少し離れた離島を舞台に、人口減少により学生が徐々に減少する状況の中、一つの寮で生活する主人公とヒロイン達の笑いあり涙ありの日々を描く物語。
僕は学生時代にPS2版をプレイしていたんですが、ストーリーが良すぎて一気にプレイしました!
僕はあまり何時間も続けてプレイするタイプじゃないんですが、こんにゃくは土日でプレイした時に、セーブ時に表記されるプレイ時間が23時間を超えていて自分でも驚いた記憶があります。
ドタバタな青春模様の描き方が上手いし、熱い展開や感動する展開もあり、ヒロインの可愛らしさや魅力的なサブキャラだったりと、作品世界全体が好きになりましたね。
この島に住む登場人物たちのやりとりをずっと見ていたいなと思わせてくれるくらい居心地の良さを感じます。
青春ならではの眩しさとともに、いつか終わりがくるものだからこその切なさも描いているのが心に残る。限られた期間だからこそ、より鮮明に輝くっていう感じが上手い……!
(読後感も良いし、プレイした当時はクリアしてからずっとこの作品のこと考えてましたね)
僕は丸戸さんとねこにゃんさんのコンビ作品でいうなら『パルフェ』が一番好きなんですが、こんにゃくも大好きな作品。
ヒロインみんな魅力的だし、かなり感動するルートもあるので青春アドベンチャー系のストーリーが好みな人はぜひ!
おわりに
12月の注目新作タイトル紹介は以上です!
新作タイトルはおとなしめの月ですが、個人的にはプレイしてみたいものがちらほら。
『インディ・ジョーンズ/大いなる円環』はアクションアドベンチャー好きな人や映画ファンは注目。
『たねつみのうた』はノベルゲーム好きの人が注目といった感じかな。
どちらも特にプレイしてみたい作品。
あと『ミステリーの歩き方』も新進気鋭のアドベンチャーゲームなんで興味惹かれています。
おすすめしたい作品は『終のステラ』!
未プレイで世界観やキャラやストーリーにピンときたらぜひ手にとってもらいたいです。
今年ももう終わりなので積みゲーをできるだけクリアしておきたい
でもこの時期はセールも多いから逆に増えちゃうかも!?
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