朗読劇『白昼夢の青写真 CASE-_ 誰が為のIHATOV』<再演>に行ってきた感想!圧倒された……!

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8/3に開催された『白昼夢の青写真 CASE-_ 誰が為のIHATOV』に行ってきました!
(もっと早く投稿する予定でしたが気づけばこんな時期に!)

ビジュアルノベル『白昼夢の青写真』の正統続編となるストーリーが描かれる朗読劇。

『白昼夢の青写真』の新ストーリーが見られることも楽しみでしたが、ビジュアルノベルという媒体ではなく朗読劇で表現される点にも興味を惹かれ、ワクワクしながら行ってきました。

感想としては、新規ストーリーは本編とは異なった味わいで新鮮かつ面白かったです!
この視点から描くんだ!といった面白いアプローチもあってなるほどな~と感心しました。

ゲーム版で登場した魅力的なキャラたちの活躍を再び見ることができたのも嬉しい!
また、目の前で繰り広げられる声優陣の熱演には圧倒されっぱなし!貴重な体験ができました。

テーマソングを担当しているHinanoさんの歌唱も聴けて、満足感は高かったです!

この記事では備忘録的に観てきた感想をまとめていきます。

ストーリーに関しては大きなネタバレは避けますが、多少内容に触れるところはあるので気になる方は注意。
また、一部『白昼夢の青写真』本編の内容が含まれるところもあります。

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開演前まで

僕が行ってきたのは夜公演!
昼公演と夜公演の2部制でした。

僕は朗読劇の3時間くらい前に『白昼夢の青写真』本編をクリアし、テンション最高潮の状態のまま会場へ直行!

もっと余裕を持ってクリアする予定でしたが色々立て込んでいたら気づけば公演日直前に……。

CASEごとのボリューム感やグランドルート(CASE_0)のボリュームを予測し、開演当日までには終わるだろうと思ってコツコツプレイしていましたが、結構ギリギリになりました!
(開演までにちゃんとクリアできたのはある意味計画通り進んだのか……?)

ストーリーの完成度が高く、エンディングの余韻が抜けきらないままの状態で新宿駅に降り立ちました。そこから会場の「山野ホール」へと向かい、大体歩いて10分ちょっとで着いた記憶。

会場にはすでに多くの人が集まっており、談笑していたりグッズを持ち歩いている人もちらほらいて熱気を感じました。
大学生くらいの方から、年配の方までいて結構幅広い層の人がいたような印象です。

日常でビジュアルノベルの話をする人がいないので、ここにいる大体の人が『白昼夢の青写真』をクリアしてるんだな~と思うと不思議な感覚。
数時間前にクリアした僕は新参者もいいところ。

内心ではクリア後のテンションの昂ぶりを抱えていたので、「みんな聞いてくれ!白昼夢の青写真って名作だったよ!!!」(今更)って言いたくなるくらいの高揚感。
あまりに周回遅れですがテンションは高まっており、開場時間まで周辺をぶらぶらしていました。

会場内にはキャラの等身大パネルも。
それぞれのCASEのヒロインと出雲が並んでいて壮観!

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感想

新規ストーリーは面白かったです!
1時間半程度の内容とは思えないほど濃密な内容で満足。

ゲーム本編では主人公「海斗」の視点が軸となって進んでいた印象ですが、今回は別の視点で語られる印象を受ける部分もあり、本編とは異なるアプローチが新鮮。
見終わると「なるほどなあ」と思わされて、『白昼夢の青写真』の世界観に対する味わいが増す感覚を覚えました。

正直、ストーリー冒頭は混乱しました!
事前情報をほぼ入れずに乗り込んだので、どこの時系列のストーリーを話しているのか中々掴めず、困惑した気持ちはありましたね。

3時間睡眠後に約8時間ぶっつづけでプレイした突貫スケジュールのせいで頭が回ってないのか!?、とか、本編の他にプレイしておくFDやドラマCDでもあったか!?など、色々考えながら見ていました。

でも、ストーリーが進むうちにだんだんと内容が掴めてきて、面白い構成のストーリーだと感心!
こういうアプローチの話で『白昼夢の青写真』を描くんだなあと新鮮に感じ、また違った味わいがあって良かったです。

コミカルな部分はビジュアルノベルのギャグシーン感全開で楽しく、だけど不穏な展開では徐々に謎が深まりハラハラさせられるなど緩急が見事。

(僕は3時間前にエンディングを迎えていたこともあって、いくつもの困難の先に海斗や夜凪がようやく迎えた結末にジーンとしていただけに、「あんなに頑張ったんだからやめてあげなよ!」と心ゆさぶられまくり)

また、今作ではある人物の視点から描かれることで、『白昼夢の青写真』の世界を客観的に観ることができて面白かったです。
そういう立場の人物は確かに本編ではあまり描かれてなかったように思ったので、世界観の幅が広がった感じがしました。

あと、やはり本編に登場したキャラが再び活躍する姿を見れたのは嬉しい。
海斗や夜凪、出雲、遊馬など印象に残るキャラが多い作品なだけに本編後の姿が描かれたのは見たかった部分。

海斗や夜凪の関係や2人のシーンはやっぱり感動しましたね!
海斗の中で夜凪への想いが生き続けているのは胸打たれます。

終わり方もしみじみするもので余韻がありました。全体を見た上で、もう一回見直したいと思わせてくれる味わい深さ。
朗読劇だからもう見れないんだけどね……!
次の機会があれば見てみたいところです。

声優陣の熱演も凄かった!
目の前で繰り広げられる圧巻の演技には思わず見入ってしまいます。

本編でも一人の声優が複数のキャラを巧みに演じわけておりましたが、朗読劇で実際に目にするとやっぱり凄いですね!
タイプの異なるキャラに滑らかに切り替わる様は見事で、どの声優さんも圧巻の実力でした。

個人的には三宅麻理恵さんの演技の広さは印象に残りました!
出雲のような訥々としたキャラから、梓姫のようなコミカルなキャラまでどの役柄も魅力的に演じてくれて、物語を面白く彩っていていました。

あと、海斗役の福島潤さんの演技も鮮烈!
本編で海斗に声がついていなかったとは思わないほど海斗の役柄にマッチしていて驚き。

怒りで声を荒げるときの迫真の叫びや、夜凪への愛情を感じる優しい声など、素直に「声優さんってすごいなあ」と思わされる瞬間の連続でした。

登場した声優の皆さん全員の演技が非常に良かったです。

劇の終了後には、テーマソングを担当しているHinanoさんが登場し何曲か披露してくれたのも非常に良かったです!

歌唱力の高さもあって聞き入るし、素晴らしいストーリーをちょうど見終えた余韻の中で、生で聞く楽曲たちが沁みる沁みる……!
音楽ライブの開催も発表されたので今後も増々楽しみ!

『白昼夢の青写真 CASE-_ 誰が為のIHATOV』全体の感想は以上です!

朗読劇のようなイベントには初めて参加しましたが、声優陣の演技中に背後にキャラの立ち絵やCG、背景なども表示されて、本当にビジュアルノベルの新ストーリーを体感している感じで良かったです。

新規のCGも豊富に用意されており、物語にのめり込めました。

ストーリーも面白かったし、声優さんの演技を目の前で見ると感情がより揺さぶられます!
コミカルな場面は笑えて、シリアスなシーンでハラハラし、エモーショナルなシーンでは感動するなど、生で見るからこその高揚感は朗読劇ならでは。

あと、個人的にですが今回ストーリークリア後のテンション最高潮の状態で臨めたのは思い出深かったですね。

正直、もっとしっかり睡眠をとって万全な状態で見たかった気持ちや、本編をじっくりと吞み込んだ状態で見たら、また違った感動を味わえたのかもと思うところもあります。

ですが、ゲーム本編と朗読劇を一連で堪能する経験は今後も得難いものだろうし、本編をクリアした高揚感のままイベントで面白い物語を味わえたのは、非常に印象的でしたね。

今後僕が『白昼夢の青写真』のことを思い出すときには、ゲームと朗読劇が紐づいて思い出されるんだろうなあと思うと、貴重な体験を味わえた気がします。

大満足のイベントでした!

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