11/24(日)に東京競馬場で開催されたジャパンカップを観戦してきました!
昨年に引き続き現地参戦できて良かったです。
今年のジャパンカップは世界中の実績馬が来日したこともあり豪華なメンバーに!
見ごたえ抜群なレースでした。
やっぱり世界中の実力馬同士が競い合う展開って熱い!
日本から出走するメンバーもG1等の大きなレースを勝ち抜いた強者ぞろいで、一体勝者は誰なのか……!?とワクワクさせられました。
そのような状況の中、レースでは圧巻の強さを見せつける走りを目撃できました!
最終直線を猛烈な勢いで疾走する姿に思わず目を奪われ興奮は最高潮!
この記事ではジャパンカップを現地観戦した時の感想を書いていきます。
概要とレース直前まで
ジャパンカップは11/24(日)に東京競馬場で開催された芝2400mのG1レース。
国際招待G1レースで、国内の実力馬だけでなく海外から来た一流馬との対決も醍醐味。
今年は14頭が出場。
ジャパンカップは2000年代後半から海外の一流馬が集まりにくい状況が続いてましたが、2022年に国際検疫厩舎ができて海外馬の受け入れがスムーズになったり、賞金の増額などで近年は海外馬が挑みやすい傾向になっています。
そのような状況もあってか、今年のジャパンカップの海外馬メンバーは実績馬揃いで盛り上がりました!
ディープインパクトのラストクロップで英・愛ダービー等を制覇した「オーギュストロダン」や、キングジョージの覇者「ゴリアット」、独ダービー等を勝ち抜いた「ファンタスティックムーン」など輝かしい成績を残した馬たちが参戦してきてワクワク!
迎え撃つ日本馬勢も豪華な面子!
G1レース4勝、前回の天皇賞(秋)でも凄まじい末脚で圧倒的な実力をみせつけてくれた「ドウデュース」を筆頭に、昨年の菊花賞覇者「ドゥレッツア」、天皇賞(春)を制した経験のある実力馬「ジャスティンパレス」に、今年のオークス・秋華賞を勝した女傑「チェルヴィニア」、愛チャンピオンSや凱旋門賞など海外チャレンジも積極的な「シンエンペラー」などなど強力なメンバーが揃いました。
当日は良い天気でした。
綺麗な青空が広がっていて馬場状態が良く、観戦もしやすい天候。
この日はG1デーだけあって人の数がめちゃくちゃ多かったですね!
15時前くらいで人がいっぱい。
ゴール前のスタンドは人が多すぎて移動も難しいくらいの状態で、スタンドへの入場制限の準備をしているスタッフさんの姿を横目に見ました。
僕もゴール前付近の場所を目指しましたが、すでに人がたくさんいたのであまり前に行けず結構見づらい位置での観戦になってしまいました。
前の方にいる人の頭でモニターが見えにくかったのが残念。
もっと早くから待っておけばよかったな……!
でも、周りの人と一緒に盛り上がる感覚は味わえるのでこれはこれで。
どんなレースになるのかドキドキしながらジャパンカップの開始を待っていました。
ジャパンカップのレース感想
世界中の実力馬をまとめて抜き去っていくドウデュースの鮮烈な末脚が凄すぎた!
最終ストレートでグングンと加速していく走りは非常に力強く、まさに日本総大将にふさわしい。
今回のレースは先行馬らしい先行馬がいないレースだったこともあり、1000m通過62秒とスローペースな展開。
ドウデュースも前に行きたがっていたらしく特に前半はかかっていたみたいです。
それでも後方でじっくり我慢してラストに懸けようと判断した武豊騎手の手腕がお見事!
最終コーナーに入る前から少しずつスピードが上がっていき、外側からグングンと加速していくドウデュースの姿を見た時に「きたあああああ!!!!」ってテンション上がりましたね!
前回の天皇賞(秋)の時も感じましたが、前半は「こんなに後ろで本当に大丈夫……?届くんですか……!?」とハラハラ→最終直線で猛烈な末脚炸裂からの一気に全頭をぶち抜いて1着、の流れは鮮やかで気持ちよすぎる!
ちょっと早めに先頭になったものの追いすがってくるライバルたちの追撃も振り切り、先頭でゴールを切る姿は強いしカッコよすぎました……。
※JRA公式のジョッキーカメラの動画もおすすめですよ!
2着が同着というG1レースでは珍しい結果になったのも驚き!
個人的にはドゥレッツア2着は特にびっくり。レース中盤から先頭を走りだし、ゴールあたりまで粘り続ける走りには底力を感じました。
直近の成績が振るわなかったけれど、ドゥレッツアのポテンシャルとビュイック騎手の見事な手腕が組み合わさって良い結果に。
最終直線に入る前に早くから先頭を狙ったのが功を奏した印象はあります。
今後も可能ならビュイック騎手とドゥレッツアのコンビでレースに挑む姿を見てみたいですね〜
同2着のシンエンペラーも強かった!凱旋門賞帰りですよ!?
前走が海外レースの出走馬だと、疲れの影響などで結果が振るわないことも多いなか、これだけの好成績を残すのはあっぱれ!
序盤に先行をとる姿にもびっくりしましたね。
今回どの馬が先行を取るのかなと思ったらシンエンペラーだったので「ええ!シンエンペラー!?」と驚きましたが、坂井瑠星騎手は先行が上手いイメージがあったので納得。
レース序盤にシンエンペラーとソールオリエンスが先頭を取り合っていた姿も、坂井瑠星騎手と横山武史騎手という若手ジョッキー同士の対決って感じで熱かったです。
シンエンペラーも最後まで内側から追い上げてきて、想像以上に力強かったです。来年以降さらに飛躍しそう。3歳馬で成長の余地はまだまだあると思うので、坂井騎手とのコンビで世界を舞台に大活躍することを期待したい!
海外馬勢も成績こそ振るわなかったものの、日本で走る姿を直接目にすることができてとても感動しました。
他の国のレースを現地で観るハードルは高いので、なかなか海外の実績馬の走る姿を間近で観る機会がないだけにジャパンカップとかに来てくれたのは本当に嬉しい。
数あるレース中から挑戦に来てくれて感謝の気持ちでいっぱい。
オーギュストロダンとファンタスティックムーンは今回のレースでラストランでしたし、見届けられたのも感慨深い。
ゴリアットは6着と、もう少しで掲示板内というところまで迫っており、初めて日本の環境でレースをしてこの成績というのは確かな実力。
ゴリアット陣営はレース前から盛り上げようとするパフォーマンスも面白く、負けた時のコメントも潔さがあって清々しく好感がありました。
こういった海外の実力馬が来るとレース自体がすごく盛り上がるし、日本勢も刺激を受けてさらに強くなると思うので、今後もどんどん挑戦に来る流れができると嬉しいですね!
ちなみに僕の馬券はドウデュースの単勝だけ当たってました!
3連複も買っていたんですがそちらはジャスティンパレスを軸に含めていたので外れ。
ジャパンカップだけなら収支ちょいプラスだったんだけど、その前の5レースくらい全外しなのでトータルでは大きくマイナス……。
別に大穴を狙っているわけでもないのに普通に外れる。
9月くらいから馬券の調子が悪い!
複勝やワイドで買うことが多いし、三連複も固いところを軸にしてるのに!
特に9Rで1番人気オッズ1.6倍の川田騎手が乗ったシンハナーダを軸にして、さらにシンハナーダが飛んでも大丈夫なように坂井騎手のイングランドアイズが来るパターンも買ったら、どっちも来なかったのは無念すぎる……!
ルメール騎手も僕が購入した時に限って馬券内に入らないんですよね。
これだったらジャパンカップのドウデュース単勝だけ買っておけばよかった!(後の祭り)
でもまだ12月があるから!なんとか年間プラスを目指したい……!
レース後にはイベントも!
レース後もイベントがあったので観てきました!
総合馬術日本代表でパリ五輪銅メダルを獲得した戸本一真選手の馬術実演や、元プロ野球選手イチローさんのトークイベント、オーギュストロダンの引退式などいろいろ。
戸本さんの馬術実演は見ごたえありました!
僕は馬術を現地で見た記憶がなかったので(Youtubeで見たことはある)、目の前で150センチほどの高さの障害を人馬が飛び越えていく姿はダイナミック!
まさに人馬一体!
タイミングよく、大きな馬体がピョンと飛び跳ねる姿は迫力ありますし、その手綱をとる戸本さんのテクニックも抜群。
イチローさんのトークショーもパドックで開かれていました。
イチローさんは幼い頃にメジャーリーグで活躍されている姿やWBCでヒットを打つ瞬間とかをテレビで見ていた世代なので、「あのイチローさん!?」っていう興奮が昂まりました。
トークの途中には武豊騎手も合流し、2人のレジェンドが並び立つ姿は壮観!
観客が多くてパドックから少々離れた場所だったので、話の内容があまり聞き取れない箇所もあったんですが、おふたりの気さくなやりとりから長年の友人って雰囲気が伝わってきてほっこり。
最後はオーギュストロダンの引退式!
レース中は颯爽と走る姿しか観れませんでしたが、今度はじっくりと芝の上を闊歩する姿を眺めることができました。
ディープインパクトの最後の世代の子供がラストランで日本のレースを選択し、最後に東京競馬場で引退式をするという流れになんともエモーショナルな気持ちになりました。
まさか、ディープインパクトの子供とハーツクライの子供が激突する瞬間を目にすることができるとはなあ。
改めて成績を見ると世界中の由緒あるレースをいくつも制覇していて凄い馬だなと思ったし、来てくれてありがとうって気持ちでしみじみ。
オブライエン調教師の姿を見ることができたのも嬉しかったですね!
おわりに
レースもイベントも含めて満喫できたジャパンカップでした!
競馬場にいると一日があっという間。レースで盛り上がり、グルメもちょっと食べて、イベントも楽しんだりと盛りだくさんでした。
レースはドウデュースの強さに痺れまくり。
あの鮮烈な末脚は気持ちいいくらいに力強い!
ドウデュースは本当に華がありますよねえ。
勝ち方が格好いいのはもちろん、成績的には惜しい結果のレースもあるので勝った時はリベンジ成功!って感じで熱いんですよ。
しかもレース外ではいっぱい食べる腹ペコキャラな姿や、太ってもプールで泳ぐのが好きだからすぐムキムキになったりと個性的で面白い。
武豊騎手とのコンビ相性の良さや、陣営とドウデュースの絆、イクイノックスとのライバル関係などドラマが多くてとても愛されてる馬だなと思います。
そんなドウデュースも残りのレースは有馬記念のみ。
やっぱり寂しい!!
このブログで何回も書いちゃってるんですが、2022年の日本ダービーが競馬にハマるきっかけになったレースなので、ドウデュース引退はイクイノックス引退と同じくらいに時代の一区切り感が個人的には強く感じてしまいます。
だからこそ最後まで見届けたい!
元気な姿で有馬記念も駆け抜けて欲しいです!
ドウデュースの前レース天皇賞(秋)も素晴らしいレースでした!
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