Switch2『マリオカートワールド』感想・レビュー|より広く、綺麗に、賑やかに!次世代のマリオカート開幕!

ゲーム感想・レビュー
引用元:マリオカートワールドNintendo Directより
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Switch2『マリオカートワールド』感想・レビュー!
現在プレイ中で、15時間ほどプレイしたので感想をまとめていきます。

大人気レースゲーム「マリオカート」シリーズの最新作で、Switch2のローンチタイトル。
任天堂次世代ハードならではのグラフィックの進化や広大なステージ、同時対戦人数の増加などパワーアップ!

順位が入れ替わりやすい賑やかなレース模様はマリオカートらしくてやっぱり楽しいです!
今作で追加された「サバイバル」や「フリーラン」といった新モードも、シリーズに新鮮な遊びを提供していました。

一方、好みが分かれそうな点もあり、コースに直線区間が増えたことや、最大対戦人数が24人に増えたことで出現アイテムの運要素が強まった印象はありました。

この記事では『マリオカートワールド』の個人的に良かった点、気になった点を詳しく紹介していきます!

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『マリオカートワールド』概要

機種:Switch2
メーカー:任天堂
ジャンル:レース
発売日:2025/6/5

『マリオカートワールド』はマリオカートシリーズでは『マリオカート8 DX』から約8年ぶりの最新作かつSwitch2のローンチタイトル。
ナンバリングだと『マリオカート8』から約11年ぶりなので待望の新作!

今作は「大陸横断レース」がテーマとなっており、コース同士が繋がったオープンワールド風のマップや、最大24人同時対戦の実装が特徴。

他にも、ライバル同士の勝ち残りレース「サバイバル」モードやマップを自由に走り回れる「フリーラン」モード、新アクション「ウォールラン」「チャージジャンプ」といった要素も登場。

新ハードで新しくなったマリオカートが繰り広げられます!

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良かった点

レースのスケール感アップ!コースとコースが繋がりフィールドは広大に!

マリオカートワールドDirectより

今作はコースとコースが繋がったオープンワールド的な形式になっており、レースのスケール感がアップ!
特に、新モード「サバイバル」と「フリーラン」では強く実感しました。

コースとコースが繋がる構成のおかげで世界の広さを感じますし、同時対戦人数が増えたことで個々のコースの幅が大きくなった印象。コース形状についても、周回せずにゴールまで1本道の構成になっているコースも結構あって特徴的でした。

周回しないコースによって、進むたびに周囲の景色やギミックが変わっていくのはワクワクします!

4つのコースを順に辿る「サバイバル」モードでは、コースとコースの道中もシームレスに移動し、ライバルと競い合ううちに背景が次々と変わるのは飽きさせない。
コースによって特色があるので、旅をしているような感覚ですね。

マリオカートワールドDirectより

「フリーラン」モードではコースの隅々まで自由にドライブすることができて新しい楽しみ。
レース中は気にすることのできなかった細かい箇所をチェックしたり、行けなかった場所を探索して意外な発見があったりと気ままにドライブを堪能できます。

フィールドに設置してある「Pスイッチ」を押すとミッションがプレイでき、簡単なものから難しいものまで腕試しできるのも面白い。

目的なくても、1人でだらだらと走りたくなる魅力があるんですよねえ。
フレンドがいるなら一緒にドライブするのも楽しいと思いますし、フォトモードも搭載しているので遊び方の幅は広い!

グラフィックの進化でロケーションが綺麗!

マリオカートワールドDirectより

Switch2のハードスペックを活かしたグラフィックが秀逸!

解像度がドックモードで1440p、携帯モードでは1080pを実現し、フレームレートは60fpsなので滑らか。僕は普段グラフィックの差には気づきにくいタイプですが、プレイしてすぐに「綺麗になったな~」と素直に感じました。

特に携帯モードでプレイした時は感動!

体感ではモニターでプレイするのとほぼ遜色ないと感じるくらい。色鮮やかで発色で発色が良く、処理落ちなしの快適なプレイが手元で実現していて驚きました。

Switch時代だとTVモードと携帯モードで、画質の違いや処理落ちの差が気になることはありましたが、Switch2はそのあたりがほとんど気にならなくて進化を実感!

マリオカートワールドDirectより

また、マリオカートの世界観はポップでカラフルなので、グラフィックが綺麗だと没入感が上がります!

ロケーションも豊富で、都市や森林、火山や雪山、砂漠など多彩なエリアが広がっています。
どのエリアも見栄えが良く、それぞれの風景が綺麗に描写されているのは嬉しいポイント。

レース中に遠くの方を見てみると、次のコースがちらっと見えたりするとワクワクします。
風景を眺めてながら走る体験は、まるでドライブ旅のよう!グラフィック面パワーアップの恩恵を味わえる要素でした。

シリーズ最大24人同時レースで賑やか!

マリオカートワールドDirectより

レース中の同時対戦人数が最大24人に増え、より熾烈なバトルが繰り広げられる!

大勢のライバルがぶつかりあってダイナミックだし、アイテムによる攻防も激化してワチャワチャ感がアップ!
よりパーティーゲーム的な賑やかさを強く感じられます。

1発の攻撃で順位が一気に変わることもあり、ゴール前の攻防の緊張感は凄まじい!
初心者でも上位を狙える敷居の低さもあって、カジュアルなプレイにも最適。

マリオカートワールドDirectより

なかでも「サバイバル」モードは手に汗握ります!

複数コースを順番に走行し、各チェックポイント通過ごとに一定順位以下のプレイヤーが脱落していく仕組み。チェックポイントが進むほど人数が絞られ、最終的には4人で1着を目指す勝負になります。

最後の4人になるまでは、チェックポイント通過可能な順位をキープするのが重要。
先頭を走っていてもトゲゾー甲羅で一気に順位が転落したり、下位でもパワフルキノコの連続ダッシュでギリギリ規定順位に滑り込むなんてこともあってハラハラ。

多数のライバルたちがぶつかりあい、あっちこっちで大量のアイテムが飛び交い、騒乱のなかで誰もが生き残ろうと必死!

トップだったのに連続で攻撃を喰らってゴール目前で脱落した時は「なんでや!」って叫びたくなる一方で、後方から一気に追い上げて最後の1人で規定順位を通過できたときの爽快感はたまらない!

マリオカートのパーティゲームとしての魅力を存分に味わえる面白いモードでした!

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好みが分かれる・気になる点

コースに直線区間が多くなった

今作では、同じコースを周回する構成が減り、代わりにに直線区間が増えました。
景色がどんどん変わるのは魅力ですが、気になる箇所もいくつか存在。

たとえば、カーブがほとんどない直線を走っているだけの時間が続いたり、これまでのシリーズで見られた凝ったギミックもやや控えめに感じられたりします。

また、直線区間だとアイテムをかわしにくい点もあります。
カーブなどを使って避けることができず、相手が攻撃してきたら当たるしかない状況も時々あります。操作テクニックが活きづらく、アイテム頼りの逆転劇になりがちなのは好みが分かれそう。

逆に言えば、テクニックが多少足りなかったとしてもアイテムで一気に逆転できる楽しさはあります。
よりカジュアルなレースゲームも楽しみたい人にとっては向いているかも。

アイテムによる運要素は強まった

マリオカートシリーズは、いかに強力なアイテムを手に入れられるのかが勝敗を左右する「アイテムゲー」の傾向はありましたが、今作ではその傾向が強まったように感じます。

同時対戦人数が最大24人に増えたことで、アイテムの攻撃を受ける機会も圧倒的に増加。どのアイテムを入手できるかが、これまで以上に重要に。

ライバルが増えると連続で攻撃を受ける機会も増加。例えば、トップで走っていてトゲゾー甲羅を被弾→上位のライバル集団に追い付かれて赤甲羅を被弾→復帰しようと思ったら中団のライバル集団に巻き込まれてまた被弾……みたいなコンボを受けたときは発狂もの!

どんなに上手く走ってトップを終盤まで維持していても、ゴール直前にアイテム一発でひっくり返されることもあるので、ストレスに感じる時はありますね。

ただし完全な運ゲーではなく、上位に残るプレイヤーはコース取りの上手さだけでなく、アイテムの使い方や被弾後のリカバリーなど状況判断にも長けています。
運要素は存在しますが、上手い人はやっぱり上手いし良い結果を残すことも多い。

よりカジュアルで誰でもプレイしやすいメリットでもあると思います。ただ、テクニックを重視するレースが好きなプレイヤーには好みが分かれる要素かなと思います。

チャージジャンプやウォールランには慣れが必要

欠点というほどではないですが、今作で追加された「チャージジャンプ」や「ウォールラン」は慣れが必要なアクションだなと感じました。

「チャージジャンプ」はボタンを長押して放すとジャンプできるアクションで、「ウォールラン」は壁を数秒間走れる技。

どちらも必ず覚えなくちゃ楽しめないわけではありませんが、ショートカットを行いたいときなどに効果的なテクニック。

ただし、上手いタイミングでアクションを出すのが結構難しく、思うように使いこなすには練習が必要な印象があります。
(僕はまだ全然使いこなせてません!)

オンラインでレート上位を目指す人やタイムアタックにこだわりたい人は、より楽しめるテクニックだと思います。

まとめ

マリオカートワールドDirectより

マリオカートならではの定番の魅力をしっかり備えつつ、新しいアプローチにも挑戦しているパーティレースゲームの傑作!
Switch2の性能を体感できるローンチゲームとしてもふさわしい仕上がりでした。

コース同士が繋がったことでスケール感が大幅に向上し、多彩なロケーションを巡るレース&ドライブ体験は面白いです。

さらに、グラフィックの進化や最大24人の同時対戦などSwitch2のスペックを活かした要素も豊富に盛り込まれています。

これまでのシリーズから、ストイックなレース性よりもパーティゲームの要素を強めた印象。
今までとは違った方向性の遊び方も見せてくれて、新鮮味と驚きもある内容になっていました。

全体的なクオリティは高く、用意されているモードも豊富!
1人でじっくりプレイするもよし、みんなでワイワイプレイするのにもおすすめ。Switch2を購入したらぜひプレイしてみてください!

マリオ系ゲームの2Dアクションなら『ワンダー』も面白かった!

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