『おすそわけるメイドインワリオ』感想|奇抜なプチゲームを瞬時にクリアする体験が気持ちいい!シリーズ定番の面白さはあるが、直感的な楽しさが減ったところは好みが分かれる【Switch】

ゲーム感想・レビュー
引用元:公式紹介映像より
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Switchで発売された「おすそわけるメイドインワリオ」のストーリーモードをクリアしたので、プレイ感想を書いていきます!

ストーリーモードをクリアするまでにかかった時間は6時間くらい。
収集要素が色々と用意されているので、ストーリーをクリアしてもやることはあります。

僕は1人プレイモードのみプレイしました。
多人数用モードもありますが、共にプレイする人がいなかったのでそちらは未体験……!

僕のメイドインワリオシリーズのプレイ経験は、「メイドインワリオ」「さわるメイドインワリオ」「おどるメイドインワリオ」をプレイ済み

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面白かった点

バリエーション豊富なプチゲームを次々とクリアする快感!

公式紹介映像より

メイドインワリオシリーズの魅力である多彩な種類のプチゲーム(5秒程度で終わるミニゲーム)を、瞬時にクリアしていく楽しさは今作でも健在!

プチゲームの内容を瞬間的に判断し、次々とクリアできた時の快感は他のゲームではなかなか味わえない気持ちよさ!

「このプチゲームはどういう内容だ?」→「そういうことか!」という体験が、数秒のスパンで次々とくるので、上手くこなせた時の面白さは独特で癖になります!

プチゲームの種類は多彩で、例えば「敵の攻撃をよける」「わきげを抜く」「任天堂のゲームのワンシーンを再現」など、闇鍋のように豊富なバリエーション!

次にどんなプチゲームが来るか分からないワクワク感もシリーズの醍醐味で、今作でもその魅力はたっぷり味わえました。

個人的に、任天堂のゲームを題材にしたプチゲームはシリーズの楽しみなので、今作では『ファイアーエムブレム 風花雪月』『ゼルダの伝説ブレスオブワイルド』など、近年のSwitchタイトルをテーマにしたプチゲームがあって嬉しかったです!

キャラクターによってプレイ感が変わる面白さ!

公式紹介映像より

今作のシステムは「キャラクターを操作してプチゲームをクリアする形式」になっており、選んだキャラクターによって操作感が異なるのが特徴的!

操作はスティックと1ボタンのシンプルな内容。
例えばワリオを使った場合は、「スティックで移動、ボタンで体当たり」。

ナインボルトは「キャラが自動で横に移動し続ける特徴があり、スティックで方向転換 、ボタンで上に向けて攻撃
オービュロンは「スティックで移動、ボタンで下にあるものを吸い上げる」……という感じ。

キャラの操作感が大きく異なるため、同じプチゲームをプレイしてもプレイの感覚が変わって新鮮!

なかでも、キャラクターが自動で動くナインボルトカットなどのキャラだと、「タイミングよくボタンを押す」必要性が生まれるので、別種のゲーム性が味わえます。

慣れたプチゲームでもキャラによっては難しさが変わるので、いつ難しいプチゲームが来るか分からない緊張感が生まれるのも面白い要素。

パーティゲームとしても魅力!

公式紹介映像より

「おすそわける」とタイトルについている通り、Switchコントローラーを分けてプレイできるのが本作の特徴。

コントローラーを分けて各々のキャラを操作してプチゲームをクリアしていくのは盛り上がると思います!
プチゲームの内容もシュールな雰囲気のものやギャグ調のものなど独特なものばかりで、わいわいプレイしやすい。

バラエティーモードも備わっており、複数人でプレイ可能なミニゲームも9個ほど揃っているので、パーティゲーム目的にプレイするのもあり。

僕は「リフティング人生」という延々とリフティングし続けるだけのミニゲームをプレイしましたが、シンプルだけど意外とハマる!

ルールがわかりやすくゲームに慣れていない人も遊びやすいと思うので、複数人でのプレイもおすすめです。

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気になった点

従来より操作が少々複雑になり、直感的な楽しさは薄れた

今作はキャラクターを操作するシステムになったため、従来のシリーズのように「ボタンを押したら何かが起こる」といった直感的な楽しさは薄れた印象はありました。

これまでのシリーズでは「ボタンを押したら何が起きるかな?」という点も含めて、瞬時に状況を判断してクリアする楽しさは魅力の1つだと感じていました。

今作では「キャラクターを操作する」形式になったため、「ボタンを押したら何が起こるんだろう」といったゲームの原始的な面白さの要素がちょっと薄れていた印象を個人的に受けましたね。

ただ、今作も十分操作はシンプルだと思うので、この辺は好みが分かれるところかも。

また、「キャラクターを操作する」のは2Dアクションゲームに近い操作感になるため、シリーズと比較すると操作の難易度がちょっと上がっている気はしました。
(良くも悪くも、ゲームっぽい操作になったなあと思いました)

似たようなパターンのプチゲームが多い

個人的な印象になりますが、特定のパターンのプチゲームが多いように感じました。

風車のようなものをキャラクターを操作して回す」「キャラクターを操作して振り子のような動きをさせる」「キャラクターを操作して何かを選択する」のパターンのプチゲームが多かったように感じ、新しいプチゲームをプレイする時のワクワク感が薄れたところはあります。

これまでのシリーズでも似たパターンのプチゲームはいくらかあったかもしれませんが、今作はキャラクターを操作する形式なので、似たような操作をしている感覚を特に感じやすかったのかもしれない。

一人プレイ時のボリュームはちょっと少なめ

ストーリーをクリアしてプチゲームを一通り遊ぶなら5~7時間程度で制覇できるボリューム。

元々『メイドインワリオ』シリーズはボリュームの多いゲームの印象はありませんでしたが、多少物足りなさは感じました。

ただ、ソロプレイ目的なら収集要素に対してどれくらいこだわるかでボリュームの印象は変わるかな。
収集アイテムのコンプリートを目指す方なら10時間以上は遊べるかと思います。

収集要素はアイテムやミッションなどたくさん用意されているので、これらの要素を埋めていくのが好きなタイプなら、その分長く遊べます。

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まとめ

公式紹介映像より

「メイドインワリオ」シリーズ特有の瞬時にプチゲームをクリアしていく面白さは味わえました!
ただし、プレイ感はこれまでの作品と結構異なるように感じたところもあり。

シリーズファンにとっては好き嫌い分かれそうな部分なので、気になる方は体験版をプレイしてみたほうが良いかも。

とはいえ、楽しくサクッとプレイできるのは長所!
気軽にゲームをプレイしたい人やパーティゲームを探している方にもおすすめ!

次回作の感想はこちら。Switchコントローラーを使った直感的な体験はプレイの価値あり!

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