もう先週のことですが、東京ゲームショウ2024(以下TGS2024)に行ってきました!
僕が行ったのは一般日の28日(土)
この記事では備忘録的にTGS2024の現地に行った感想を書いていきます!
東京ゲームショウは昨年に引き続きの参戦。
昨年初めて行って面白かったのと同時に、見て回れなかった部分もあって多少心残りはあったので、「今年はもっと満喫するぞ!」とリベンジも兼ねて行ってきました!
会場中に所狭しと多数の企業や団体のブースが並んでいて壮観!
どこのブースも写真映えするようなオブジェが佇んでいたり、ゲームの雰囲気に合わせた装飾が施されていたりと、見て回るだけでも楽しいお祭り気分を味わえました!
試遊機が置いてあるブースはもちろん多いのですが、プレイするには来場者が多かった!
待ち時間の長さが60分超えているところは珍しくなく、整理券が開場後30分ほどで終了しているブースも結構あったので、有名どころのタイトルはプレイするだけでも大変。
試遊よりも、ブースごとの雰囲気や魅力を体感するアトラクション的な楽しみの方が強かったかな。
それと、インディーズゲームの出展も多くて存在感がありました!
制作陣の個性がビンビンに感じられる作品ばかりで興味を惹かれましたね。
いくつかタイトルをプレイしたので、その感想も合わせて書いていきます。
TGS2024に行った感想!
僕は土曜日の一般チケットで入場したのですが、現地会場へ到着したのは9時過ぎくらい。
もう少し早く会場に到着したいとは思っていたんだけど、東京から幕張メッセに行く時って電車でも結構時間がかかるんですよね……!
前日寝る時間が遅くなってしまったこともあって早起きできず、予定より遅く到着しちゃいました。
もっと早く到着するならば、早起きするかいっそ近くにホテルとるのがいいんだろうなあ……。
天気は晴れのち曇りくらい。
雲が多めだったから、それなりに過ごしやすかった記憶。
会場に入ってすぐに『インディ・ジョーンズ大いなる円環』の巨大広告がババーンと登場!
去年もでしたが、ここの広告を目にするとゲームの大きなイベントに来たな~って気持ちになってテンション高まる!
『鳴潮』のハイクオリティなオブジェもいきなりお出迎え!
細かい部分までよく作り込まれていて巧みの仕事ぶり。思わず写真撮っちゃいましたよ。
入場者向けの列に向かったらすでに行列ができていました。
待機列では僕のスマホだと電波が悪くて、回線が重くネットが繋がりずらい時がありましたね。
キャリアによって違うのかもしれませんが、会場マップは事前にオフラインにダウンロードしておくのがおすすめ。
そのまま列で待機し、10時40分あたりに入場!
会場に入る瞬間の「TGSに乗り込むぞー!」って感じはたまらないですねえ!
入ってすぐに各社のブースが立ち並んでいて途端にワクワク。
どのブースも気になり、目移りしちゃって色んな所に行きたくなっちゃいます。
入ってすぐに『リトルナイトメア』を開発したスタジオの新作ホラーアドベンチャー『REANIMAL』のブースが登場。
かなりインパクトでいきなり惹きつけられました。
『鳴潮』のブースも人が盛んでした。というかこのブース周辺の密集具合は凄かった!
『鳴潮』の近くにアークナイツの新作を出展している『GRYPHLINE』のブースや、イベントではいつも大人気な『勝利の女神:NIKKE』のブース、そして定番のスクエニのブースも立ち並ぶなど、「なぜこんなに人が多く来そうなブースを一帯に固めたのか!」と正直思いました。
時間帯によっては移動するのも大変なくらい。かき分けるようにして移動しないと進めない瞬間も。
でも、その分参加者の熱気も凄く、各タイトルの人気の高さがうかがえますね。
「スクウェア・エニックス」(スクエニ)ブースは『ドラクエ3リメイク』を強く押し出していた感じ!
他にも『ロマンシングサガ2』リメイクに関する展示も並んでいました。
パッと見た感じで『ドラクエだ!』と思わせてくれるタイトルの強さとキャッチーさ。
ロトの鎧?が飾られていたり、ロマサガ2の玉座が置いてあったりと写真映えするものが揃っていて面白かったです。
去年は『FF7リバース』をプッシュしていたので、その時に比べると勢いは少し落ち着いた印象がありましたが、それでも多くの人が立ち寄っていてしっかりとした人気は感じました。
『ドラクエ3』の試遊している人の画面をちらっと眺めていたのですが、懐かしさもありつつグラフィックは繊細に描かれていて、丁寧なリメイクって感じで良い印象。
最近、スピード感のあるアクションゲームをプレイしがちなので、時々じっくりと自分のペースでぷれいできる王道のターン制RPGがやりたくなる時があります。
『ドラクエ3』はその手の需要もあるかもしれない?
KONAMIは『メタルギアソリッド3』や『サイレントヒル2』の名作リメイク作なども出展されていました!
作品の雰囲気を前面に押し出したブースで、個性を感じて良いですね!
一発でなんのタイトルかわかるくらい雰囲気が抜群に感じましたし、試遊も行列ができていました。
サイレントヒルのブース前で配布物を配っている人が、ゲーム内に登場するナースのクリーチャーのコスプレしていたのは驚いたしクオリティが高かった!
これはお子さん泣いちゃうレベル!(あるいは何かに目覚めてしまうかも……)
「ハピネット」のブースは試遊が多くて嬉しい!
メーカー系タイトル・インディーズ系タイトル交えて試遊タイトルが揃っていたし、タイトル数も多かったのでありがたい。
他のブースで出展されているタイトルが「ハピネット」ブースでも試遊が設置されているものもあり、僕は『都市伝説解体センター』の試遊はここでプレイしましたね。
『都市伝説解体センター』は注目度の高いインディーズゲームなだけに、試遊の待ち時間も60分ほどでインディーズゲームの中でもなかなかの行列。
プレイ待ちの人が多かったせいか途中から試遊時間が短く設定されてしまいましたが、実際にプレイしてみた感じピクセル調のグラフィックや癖のあるキャラクターなど個性が強く感じられて好印象!
システム自体は選択肢を選んだり、気になったポイントを選択して調べるタイプのオーソドックスなアドベンチャーといった感じ。
試遊でプレイできたのが序盤ということもあるかもしれませんが、斬新なゲームシステムというよりは設定やストーリー、キャラで勝負している印象を受けました。
ちょっとプレイしただけでもキャラクターの表情だったり、テキストやセリフの言い回しが面白く、ストーリーの展開が気になる魅力は感じました。
発売したらプレイしてみたいですね!
「コーエーテクモゲームス」のブースは『真・三國無双ORIGINS』をかなりプッシュ!
ブースの前にドドンと立つ巨大な呂布のインパクト!これは絶対に強い。
立ち止まって写真を撮っている方も多く、記念撮影にはもってこいの場所でしたね。
『フェアリーテイル2』の試遊もありました。
『真・三國無双ORIGINS』は今回プレイしてみたかったんですが、何度かブースの前を通っても入場規制が解除されておらず、結局最後まで行けずじまい。
結局、入場規制って解除されたのかなあ。
ブースのインパクトで言うなら、「集英社ゲームス」の『都市伝説解体センター』のブースはトップクラス!
なんといってもピラミッドが建ってたからね!
集英社ゲームスが1つのインディーズゲームタイトルにこれほど力を入れてるとは。
本気具合が伝わります。
ゲームの試遊スペースの他に、ちょっとした謎解きが楽しめる展示もあって面白かったです。
ブースの中に隠された4文字のカタカナを3つ探し出し、探し出した4文字のなかの一部の単語を抜き出して揃えると、特定の回答が導き出される……といった内容。
壁にかざすと文字が浮かび上がるメガネ型の赤シート用紙も手渡されました。
小規模なスペースでしたが、ゲームの雰囲気に合わせた面白い取り組み!
僕もやってみましたが、頭が冴えわたらず一回解答をミスっちゃいました。
まだまだ修行が足りない……!
試遊スペースは昼過ぎに見た時には入場規制をしていました。
そのため上記でも書きましたが、僕はハピネットブースで試遊してきました。
試遊でちょっとプレイしただけでも、キャラが1人1人の個性が立っていて魅力的な印象を受けたので、これでストーリーも面白かったらかなりの良作になるかもしれない!期待です。
色んな意味でタイミング的にホットな『パルワールド』を開発している「ポケットベア」のブースも出展。
巨大バルーンが設置されていたり、ゲーム内に登場する小物を再現していたりと規模感が大きい!
存在感があって結構目立っていましたし、人も結構入っていました。
(そういえばPS5版の『パルワールド』は日本で発売されるのか気になっていましたが、先日にいきなりリリースされましたね)
今年のカプコンといえば『モンスターハンターワイルズ』!
広いスペースに試遊がたくさん用意されていたのですが、それ以上にプレイしたい人が多くて全然足りていない!
開場すぐさまに整理券配布が終了していたようです。
ブースの周囲にも人が多く集っており、今年のTGSのなかでも人気度はトップクラスだったんじゃないかな。
SIEのブースにも『モンハンワイルズ』の試遊はあったんですがそちらも盛況。
モンハンはやっぱり人気が強いですねえ~。
モンハンの実物大オブジェクトも並んでいて迫力!
『モンハンワイルズ』の世界観やストーリーも面白そうですよね。発売が待ち遠しい。
TGSに久々に出展していた「SIE」のプレイステーションブースは広いスペースにいろんなタイトルの試遊が揃っていました!
『モンハンワイルズ』や、最近発売された『アストロボット』などを加えた新作10タイトルが展示。
さらにPS5proで既存タイトルをプレイできるコーナーもあり、『FF7リバース』や『グランツーリスモ7』が体験できました。
なお、入場後すぐにブースへ向かいましたが全タイトルの整理券配布が終わっていた模様。
早すぎるよ……!
試遊した人は『アストロボット』をモチーフにした巨大ガシャをプレイでき、Tシャツなどのノベルティがもらえたそうなのでやってみたかったなあ。
プレイステーション30周年記念に、初代PSも置いてありました!懐かしい。
その横には初代PSをモチーフにしたデザインのPS5proも飾られていました。
このカラーリング良いよね~!懐かしさと親しみやすさがある。
通常のPS5Proも展示されていました。左のやつです。
パッと見はちょっと大きくなったPS5って印象。現物を見てみたかったので良い機会でした。
『アークナイツ エンドフィールド』を試遊していた『GRYPHLINE』のブースはマジで人が多かった!
午後の回の整理券を狙ってみようとブースに寄ってみたのですが、人の数が多くて満員電車レベル。
周囲一帯の人が整理券をもらおうと一斉に動くから、もみくちゃになってカオス!
状況に翻弄されているうちに整理券配布が終わって無念の撤退……!
映像を見る感じ淡い色合いの退廃的な世界観が魅力的だし、今回は建築要素があるみたいで、ボリュームが凄そうだなと率直に思いました。
整理券争奪戦でボロボロになっていた時に、横にあった『SKATE STORY』のブースがすぐプレイできそうだったのでプレイしました。
世界観が独特なスケボーゲームでした。
スケボーの悪魔になり、スタイリッシュかつサイケデリックなグラフィックで、魔界のような空間を、スケボーで疾走するアクション。
あえてのローポリゴンで描かれており、意味深な言葉が並ぶ抽象的なストーリーが語られる中で、非現実的な場所で、障害物をジャンプで避けたり、トリックを決めたりするのは良い感触でした。
ちょっとした謎解きをするようなステージもあって、不思議なゲームでしたね。
セガアトラスのブースは賑やかでした!
ブースの前には『メタファー リファンスタジオ』のオブジェがあって、これも良くできていました!
「バンダイナムコエンターテインメント」のブースは『ドラゴンボールスパーキングZERO』を押し出していました!
巨大な悟空が仁王立ちしていて、外国の方もたくさん記念撮影されていましたよ。
「カイロソフト」のブースは癒しだったなあ~。
手作り感あふれる感じというか、温かみが伝わってきました。
ゲーム実況でも人気の『ドラえもんのどら焼き屋さん物語』が大きくピックアップされつつ、ファンアートが貼ってあったり、手作りのぬいぐるみが飾られているコーナーがあったりとほっこりさせられます。
また、カイロソフトの作品のソースコードが写されているモニターがあり、斜め上の発想だな!と驚きました。
じっくり見ている人も多かったです。もしかしてゲーム制作している方だったりするのかな。
ブースの雰囲気が温かく、愛されているなあと感じました。
今後のカイロソフトの作品も楽しみになります。
インディーズゲームがたくさん展示されている9~11ホールの方も見て回りました。
試遊までに並ぶこともありましたが、企業ブースに比べると早めにプレイできたので遊びやすかったです。
シンプルだけど面白いシステムのゲームや、ビジュアルの衝撃でグッと惹きつける作品など、インディーズゲームならではの個性あふれた作品がいっぱい並んでいました。
個人的に気になっていたし、プレイして印象がさらに良くなったのは『Tokyo Stories』!
ブースの装飾も凝っていて作品の雰囲気を大事にしているんだなあと思いました。
誰もいなくなった夜の渋谷を舞台にしたアドベンチャーゲームで、ピクセルアートと3Dポリゴンを使い分けるグラフィックが鮮烈でした。
ゲームは見下ろし視点でジオラマ操作するタイプの3Dアドベンチャーで(初代のPSの『バイオハザード』って感じかな)、消えてしまった友人を探すストーリーみたいです。
静かで寂しく、でもどこか高揚感もある幻想的な渋谷の雰囲気を、繊細なグラフィックやチルな音楽で表現していて個人的に刺さりました!
断片的に語られる友人との思い出が、2人の関係性や今後のストーリーを想像させ、製品版ではどういった展開になるのか気になるところで試遊は終わりました。
ゲーム内容がどうなるかは未知数ですが、雰囲気は間違いなく良いので今後の続報に期待ですね!
IKEAやニトリといった家具量販店もブースを出しており、ゲーミングチェアをはじめとした様々な家具が展示されていて、ゲームメーカー以外にも色んな出展が増えていくと面白そうですよね。
こういう風にいろんなジャンルの商品がコラボするのは個人的に興味深いので、関連グッズも盛んに開発されるようになると、さらにゲーム生活が快適&面白くなるのかもしれない。
おわりに
以上が僕の東京ゲームショウ2024の主な振り返りです。
今年は狙っていたことがおおむねできたので結構満足しました!
去年も楽しめましたが初めてだったのでTGSの空気に翻弄されてしまった面はあったのですが、今回は目当てのブースを決めて、なおかつ目当てのインディーズゲームがプレイできれば良い!という目的で向かったので、大体達成できました。
リアルイベントならではの熱気は感じますね。
出展社側も参加者も熱心なので、凄まじいパワーを感じます。
また、いろんなタイトルが目に入ってくるので、普段自分があまり調べないようなタイトルに興味をもつきっかけになるのは、こういうイベントならではの魅力。
ブースごとの装飾やオブジェも立派で個性的なものばかりなので、会場を歩き回るだけでも楽しいですよ。
ただ、やはり人の多さは半端ない。
有名どころのタイトルは開場すぐに整理券終了してしまうし、ブースによっては人混みが多くて行くだけでも一苦労。
出展社は年々増えているそうだし、来場者も歴代2位の27万人以上が来場したとのことなので、会場がもういっぱいいっぱいなんじゃないかなとは思いました。
来年のTGSは、会場を回りやすくしたり、試遊しやすくなるような対策がもっとされているとありがたいですね。
それにしても楽しい一日でした!
また来年のTGSも行けるといいなあ。
TGS2023の感想はこちら
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