『映画 ゆるキャン△』感想|社会人の日常系アニメとして味わい深い!おなじみの面々の成長した姿は感慨深い

アニメ映画
引用元:本予告
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最近、映画館で観た映画の感想を取りとめもなく書いていきます。
今回観た映画は『映画 ゆるキャン△』。仕事終わりに観てきました。

アニメ版は1期・2期ともに鑑賞済み。

仕事で疲れた気持ちを癒されようと思ったら、思っていたよりお仕事映画的な要素があって「これが社会人の日常系アニメか……」と味わい深くなる映画でした。

※内容のネタバレ含めた記載もあるので気になる方はご注意ください

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概要

『ゆるキャン△』は芳文社「COMIC FUZ」で連載中、あfろ原作の漫画。
アウトドアを題材に、女子高生たちの日常を描いた日常系漫画の1つ。

アニメ化に加え、実写ドラマ化もされているなど、昨今のキャンプブームに影響を与えた1つとも言われているほどの人気作品。

映画版はオリジナルストーリー。
原作漫画やアニメでは高校が舞台で野外活動サークル(野クル)の活動を中心に描いておりますが、映画版では野クルの面々がみんな社会人になったあとのストーリーが展開。

アニメ版からの映画化として、なかなか挑戦的なことやっていますね!

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映画 ゆるキャン△の感想

・僕はアニメ版を2期まで見ておりましたが、映画版は思っていたよりゆるくなかった
もちろん、キャンプシーンや食事シーンなど癒されたりほのぼのする展開はありますが、社会人がぶつかる悩みなども描かれていて意外でした。

・きらら系作品で例えるなら、『けいおん!』だと思って観に行ったら『NEW GAME!』よりの話だった感じ?事前に予想していたストーリーとちょっと異なっているところもあって驚いた。

最初は少々戸惑いましたが、これはこれで味わい深いストーリーで面白かったです。高校生の日常モノと社会人の日常モノはまた違うからね

・個人的には『キャンプがメインの映画』というより、『キャンプを通して出会った野クルの面々とその後のお話』という要素の方が強かった印象。

リンちゃんがしっかりと出版社で働いている姿がなんだか感慨深かった。会社の先輩社員も後輩想いの良い先輩でジーンときた。でも、リンちゃん正月に徹夜明けまで仕事しているのはさすがに働きすぎい!。感動的な演出でもごまかしきれてないよ。

なでしこ・千明・あおい・恵那といったおなじみの面々がそれぞれ異なる職業を行っている姿が描かれて、各々の道に進んでいるんだなあと感動した
社会人になったあとでも、時々会う仲間がいるって本当に良いことですねえ……。僕も社会人になってから痛感したので、個人的に刺さった部分。

・アニメ版で登場したキャラも色々と登場するので、おなじみの面々をまた見ることができたのは嬉しかった。

・リンちゃんとなでしこが「大人になっても上手くいかないことがいろいろある~」みたいな会話をしていたのが染みたね……。実際に働く年になるとより実感するなあ。

本予告より引用

・どんどんキャンプ場を開拓していくのが「THE鉄腕ダッシュ」的で面白かった。少しずつキャンプ場が形になっていく様子だけで、1話分のアニメにしてほしいくらい。

・起承転結の転にあたる部分が、割と唐突な印象を受けた。(伏線はあったけどね)
映画版だから何かしら壁にぶつかる展開をつくるのは分かるけど、「そうくるかあ」と正直思った。
ただ、映画終了後に思い返したら「まあ、ありえるっちゃありえる展開なのかな」って多少納得した気持ちになった。

・もともとが日常系アニメだったからなのか、物語の推進力が少し弱かった印象はある。30分アニメだとちょうどいいんだけど、2時間弱の映画だともっと物語の先を見たくなるような推進力が欲しかったかも。

・もう少し尺を短くしたり、配信用アニメとして何話かに分けて公開したほうが作品としてはより印象が良くなったかもしれないと少し思った。

年齢によって味わいが変わる作品なのかもなあ。社会人になって何年か経った今、観ることができたのはタイミングが良かったかもしれない。

アニメ版に引き続きごはんが全部おいしそう!
蟹料理、鍋料理はもちろん、カップラーメンすらうまそうに食べるのだから飯テロレベルが高い!

ゆるキャン△続きを観ることができたのは嬉しかったし、社会人としての良いことも上手くいかないこともある日常を描いた作品はとても味わい深い。
観終わったあとに時々思い返したくなるような心に残る作品!

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