『ゼノブレイド3』60時間プレイ感想 ボリュームと作り込みがとんでもないJRPG!過酷な世界を生きる主人公達のストーリーと関係性が面白い!バトルシステムも慣れると楽しい

ゲーム感想・レビュー
引用元:ゼノブレイド3ダイレクト
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ゼノブレイド3』プレイ中の感想を書いていきます!
現在のプレイ時間は61時間くらいで、メインストーリーは7話まできました。

ほどほどにヒーロークエスト・サブクエストをこなしつつ、メインストーリー中心で進めています。
50時間くらいあればメインストーリーはクリアできるかと思ったら……終わらない!
さすがの大ボリュームだぜ……ゼノブレイド……!

ちなみに僕のゼノブレイドプレイ歴は『ゼノブレイド2』(DLCもプレイ済み)⇒『ゼノブレイド ディフィニッティブエディション』の順でプレイ済みです。

現時点での『ゼノブレイド3』全体の個人的感想を書いておくと、かなり面白くハマっています!
個人的にゼノブレイドシリーズはRPG作品で特に好きなシリーズなので、今作もかなり良い印象です。

2つの勢力が命を懸けて闘い続けている過酷な世界を舞台に、相対する勢力同士がパーティーを組んで旅に出て、やがて世界の真実を知った果てに……というストーリーが面白い!

ゼノシリーズということもあって、今作では「生命」をテーマとした壮大で重厚な物語が描かれています。キャラクター同士の関係性が深まっていく様や打ち解けていく様も丁寧に描かれており、主人公たちに愛着が湧きます。また、雰囲気が暗くなりすぎないのも良い感じだと思いました。
旅路の果てにどういう結末を辿るのか気になり、どんどん先に進めたくなる!

さらに、ゼノブレイドシリーズ特有の見渡す限りの広大なフィールドを探索する面白さ、複数のクラスやアーツを組み合わせて戦略的に戦うバトルシステム、ヒーロークエストやサブクエストなどの豊富な寄り道要素……とボリュームもいっぱい!

ストーリーの続きが気になるのに横道反れて探索したくなるという誘惑に駆られて、気づいたら50時間。そりゃあ時間がかかってしまうわけだ……。

ただ、UI面の微妙な使いづらさや理解するまで取っつきづらさのあるシステムなど人を選ぶ要素もあるので、万人向けタイトルではないかなとは感じます。
(『ゼノブレイド2』よりはゲームシステム面が分かりやすくなった気はする)

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良い点

独特な世界観・心揺さぶられるストーリー・キャラクターが魅力的!

「命」をテーマとした重厚なストーリーが面白く、心揺さぶられるシーンも随所にあり感動的でした。

「ケヴェス」と「アグヌス」という二つの勢力が日々争い合い、そこで生きる人たちの寿命は10年という「酷い世界だろ!」と言わざるを得ないような過酷な世界が今作の舞台。
今作の主人公たち6人は、相対する勢力に属していたがある出来事をきっかけにパーティーを組むことになり、目的のため共に旅をすることになるというのがストーリーの序盤。

独自の世界観とそこで生きる人たちが、メインストーリーやサブクエストなど含めてしっかりと描かれているので、ゲームを進めるにつれ世界の実情を理解していくのが面白いです。
寿命が短い世界ということもあって、それぞれの人物がなんのために生命を懸けるのか各々の姿があり、ジーンとくる場面や熱い展開などもあります。

主人公たちも敵対関係にあった人たちが集まったということで初めは距離感のある関係なのですが、様々な出来事に出会う中で、関係が深まったり、それぞれの内面が深堀されていく描写が丁寧に描かれているので、主人公たちみんな好きになりますね!

僕が特に好きな主人公はタイオンですね。
始めは結構冷徹な人物なのかなと思ったのですが、心暖かい一面やお茶目なところが見られるのが、面白い奴だなあと感じました。
他の主人公たちも皆魅力的で、メインストーリー以外のクエストや移動中の会話でも、真面目な話からお茶らけた話までいろいろなやりとりを見ることができるので、長編RPGのような長いストーリーのゲームだからこそ細かな描写も描けて相性がいいと感じます。

豊富な組み合わせで戦略的に戦えるバトルシステム

バトルシステムにも色々な要素が用意されており、遊びごたえがあります。

最大7人が参加するバトルは中々忙しなく、状況が目まぐるしい一面もあるので慣れるまでちょっと大変かもしれませんが、システムを理解してくると思い通りに戦闘を進められるので面白い!

各キャラクターに装備できるアーツという技や、20種類以上存在するクラスなどを組み合わせることで、出せる技が変わるのでプレイ感覚も変わり、バリエーションのある戦闘を味わえます。

ロールタイプも複数あり、アタッカータイプなら前面に出てバリバリ攻撃を行いますが、ヒーラータイプなら後方で回復やサポートをするなど、動き方も考慮する必要があります。
クラスも選ぶことができるので、例えばアタッカータイプには「ソードファイター」や「破砕士」といったクラスが用意されており、それぞれのクラスを成長させていく楽しみもあり。

さらには、一定時間変身できる「ウロボロス」というシステムや、メンバー全員で総攻撃をしかける「チェインアタック」というシステムもあり、これらのシステムを使いこなすことで強敵を倒したときの達成感は大きい!

始めのうちはシステムの多さに戸惑うところもありますが、チュートリアルも前作よりしっかりしていますし、ストーリーの進行に合わせて順次システムが解放されていく流れになっているので、思っているほど理解に時間はかかりませんでした。
ただ、逆にストーリー序盤(2話くらいまで)は解放されるシステムが少ないので、バトル部分の面白さを十分に味わえるのは、プレイしてからある程度時間たってからでしたね。

クエストやフィールド探索のボリュームも満点

メインストーリー自体が大ボリュームですが、そのほかのクエストやフィールドを探索の要素もあり、ボリュームはめちゃくちゃあります!

主人公たちのパーティーに加わる仲間を増やすための「ヒーロークエスト」や、各所で依頼を受ける「サブクエスト」などクエストも沢山用意されています。
特に「ヒーロークエスト」は、ムービーとかもしっかり用意されている力の入りようなのでメインストーリーにも負けないくらいちゃんと作られていました。こりゃあすげえや。

「サブクエスト」でも、主人公同士のやりとりが面白かったり、この世界で生きる人たちの生活を垣間見られるような展開があったりするので、ストーリーの面白さを増すつくりになっていると個人的には思いました。

また、フィールドも広大でありながら、見える場所には大体行くことができるので、マップを探索して訪れたことのないロケーションを探すのも面白いです。
フィールド各所にはアイテムやレアモンスターがいたりするので、収集にこだわり始めると時間泥棒と化します……!
僕はマップを埋めていくのが結構好きなタイプなので、ついつい行ったことがないエリアがあるといきたくなっちゃうんですよねえ。

他には、行き先を示すナビゲーション機能が便利なので、クエストの際に道に迷うということもほとんどなくて快適でした。
ファストトラベル機能もあり、数秒のロードで行きたい場所に飛べるので、広大なフィールドを探索するうえでストレスは殆ど感じなかったのもプレイに集中できて良かったです。

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気になる点

UI周りの使いにくさ

UI面では使いにくいと感じるところはありました。
特にアクセサリーが装備しづらく、自分が今所持しているアクセサリーを確認したり、どのアクセサリーを装備すれば今装備しているものよりパワーアップするかという表示が少なく確認しづらい。

あと、パーティメンバーが6人と多いので、アクセサリーやジェムやアーツの付け替えが面倒に感じるところはありました。

1人だけ変えるならあまり気にならないのですが、複数人を一気に変えるとなると人数分の装備を変更するときもあるので、ちょっと気になりましたね。
今作ではクラスのレベル上げの関係で、レベル上限になったら別のクラスに変えるということをよく行うこともあるので、このあたりの使いやすいUIだったらもっと良かったと思いました。

他に細かな点としては、クエストの確認やマップの確認で毎回メニューを開いて選択する必要があるのは少々煩わしく感じる時はありました。
ワンボタンでとべるクイックショートカット機能は用意されていますが、4つしか設定できないので正直足りなかったですね。

ムービーシーンが多いのは好みが分かれるかも

主にメインストーリー部分になりますが、ムービーシーンは結構多い印象。
1つ1つのムービーシーンは力が入っていて面白いのですが、気になる人は気になるかもしれないです。

僕としては、RPGではストーリーを重視するタイプなので、ムービーの多さはあまり気になりませんでした。ただ、ちょっと移動するだけで次のムービーが差し込まれる場面がたまにあるのですが、そこは一気にやってくれないかな…と思うところもありました。

お金やノポンコインの使い道が少ない

敵を倒したりコンテナから手に入るお金やノポンコインの使い道が少ないように感じました。
お金を使ってアクセサリーを購入したり、ノポンコインで料理を注文したりクラスのレベルアップは行えるのですが、溜まるには意外と使いどころが少ないです。

多くのRPG作品だと、装備購入のときに「欲しい装備があるけど、お金が足りないから今は買えない……」という場面があったりしますが、今作ではお金が足りないと感じた場面はあまりなかったですね。せっかく戦闘やフィールド探索で溜まっていくものなので、もっと使い道が用意されていると楽しみが増したような気はしました。

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まとめ

発表されてからずっと待っていた『ゼノブレイド3』。かなり面白いです!
特に主人公たちのキャラクターに好感をもてるので、ストーリーへの感情移入度も高いですね。
主人公パーティーが好きだと、道中の旅してる感も楽しく味わえるので個人的には刺さるRPGです。

ムービーシーンも力が入っており、アクションシーンの見せ方などが前作以上にダイナミックになっていたりと演出面もパワーアップしています。
終盤どのような結末になるかはまだ見ていませんが、今のところではかなりストーリーも面白いし、感動的な面や考えさせられる展開もあって良いです。

プレイしている感覚としては、メインストーリーを集中して進めるよりも、各所で寄り道しながら進めたほうがキャラクターへの愛着や世界観への理解が深まるので、一番楽しめている気がします。

サイドストーリーやヒーロークエストにも、ちゃんとストーリーやムービーが用意されていますし、休憩ポイントでの会話もキャラクター同士の関係性が伺える内容が見られるので、よりゼノブレイド3の世界を味わうなら、じっくりとプレイするのがおすすめかなと!

クリアしたら、また感想・レビューをまとめて記事にしたい。

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