『地球防衛軍6』のミッションを難易度ノーマルで一通りクリアできたので感想!
使用した兵種は基本的にレンジャー。他の兵種も一通りプレイはしておりますが、レンジャーが1番地球防衛軍をプレイしている感が味わえる気がする。
ちなみに僕がプレイしたのはPS5版です。
地球防衛軍シリーズならではの「大量の巨大生物に武器をぶっぱなしてひたすらぶっ倒す」というシンプル&爽快感満点のアクションは健在!
シリーズの持つ面白さを順当にパワーアップさせた良作でした!
次世代ハードでもリリースされたこともあり、ロード面や処理落ちの少なさなど快適さはアップ。
グラフィック面の進化よりも、快適にミッションをプレイ出来る点の方がゲーム的な進化を実感しました。
シナリオ面もこれまでのシリーズに比べ、一ひねりのある展開で面白い試み。
まさかストーリー方面でも工夫を入れてくるとは思わなかったので嬉しい誤算!
(といってもシナリオがメインのゲームではないので、アクションのためのエッセンス程度に考えていた方が楽しめると思います)
一方、良くも悪くも地球防衛軍シリーズらしいゲーム性なので、欠点も他シリーズと似たようなところはあるかなと。
「ステージ上の敵を全部撃破する」というのが基本的なゲーム性なので、長時間プレイしているとマンネリ感があるのは否めない。
とはいえ、シリーズで一番遊びやすい作品だと個人的には思います。
プレイ時間は42時間ほどでノーマルの最終ミッションクリア。
そこから他難易度のプレイや武器集めも行っているので50時間近くはプレイしているかな。
全兵種でのミッションコンプリートや武器コンプリートを目指す場合は、100時間以上は遊べるボリュームです!
概要
地球防衛軍(EDF)の隊員となり、地球を守るために巨大生物を相手に武器を駆使して戦うサードパーソンシューティング。
画面を覆いつくすほどの敵の物量と、アサルトライフルやロケットランチャーなどの武器をぶっぱなしながら時には街を破壊しつつも、敵をなぎ倒していく爽快感が魅力の人気シリーズ。
初代はPS2で発売された低価格帯ソフトシリーズの1つ『SIMPLE2000シリーズ THE 地球防衛軍』。
低価格帯の作品ながら独自のゲーム性や面白さから口コミを呼び、少しずつ人気を博していったシリーズであり、最新作である『地球防衛軍6』がシリーズで一番ヒットしているというのが何気に凄い!
難易度は5段階。最初はEASY/NORMAL/HARDのみ選択可能。
最終ミッションクリア後に残りの難易度が解放される感じ。
兵種は前作と同様に4種類で、地上兵の「レンジャー」・空を飛び機動力に優れる「ウィングダイバー」・重火力の「フェンサー」・支援系の「エアレイダー」から選択可能。
基本的な操作性はこれまでのシリーズと大きく変わっていませんが、兵種毎のアクションが追加されていたり、持てる武器の種類が変わっていたりと遊びやすい調整が施されています。
良い点
大量の巨大生物をなぎ倒す爽快感のあるアクション!
画面を覆いつくすほどの大量の巨大生物を次々となぎ倒す爽快感は今作でも健在!
アサルトライフル、ショットガン、スナイパーライフル、ロケットランチャーを始めとして、各兵種の様々な武器を駆使して、敵をぶっ飛ばしていく面白さは他のゲームではなかなか味わえない魅力。
登場するすべての敵を倒すのが主なミッションの目的なので、難しいことを考えずにサクッと遊べるのはプレイしやすくて嬉しい。
他のゲームをプレイしているときの息抜きにもなりますし、こういうゲームが1本あるとありがたい。
登場する敵も、アリやクモ、アンドロイド集団や怪獣など、様々な敵が襲ってきますが、攻撃によって敵が弾け飛んでいくのが快感です!
(逆にアリとかクモが苦手な人は注意)
オフラインやオンラインでも2人協力プレイできるので、一緒にやる相手がいれば盛り上がる!
ゲーム性がシンプルなため、すぐにルールを理解できて手を出しやすいのも敷居が低くて良い点だと思います。
膨大なミッション数が用意されている大ボリューム!
140以上のミッション数があり、ボリュームも満点!
地球防衛軍シリーズはこれまでもミッション数のボリュームが多かったのですが、今作は過去最大級のミッション数。
さらにコンプリートを狙うなら4兵種×5難易度分あるので、極めるならかなりのボリューム。
これに加えてミッションで「weapon」のアイテムを拾うことでランダムの武器がもらえるという武器集め要素は今作もあり。
ハクスラ系のゲームが好きな人にも、ついつい長時間プレイしてしまうような魅力があると思います。
もちろん、コンプリートせずにサクッとミッションをプレイする遊び方もできるので、この辺は個人のプレイスタイルによる。
(僕の場合は、ノーマルでミッション最後まで行けてそれなりに満足できました。)
従来に比べてシナリオ面にも一ひねりあって面白い
地球防衛軍シリーズは、大まかには「外来生物が地球を襲う」→「地球防衛軍(EDF)が色々苦戦しながらも、敵の本体を倒し地球を救う」という王道展開がいつもの展開の印象だったのですが、今作のシナリオはちょっとしたギミックがあって面白かったです。
詳しくはネタバレになるので言えないのですが、地球防衛軍シリーズの王道的な展開をベースにしつつも、構成や演出面で工夫をしようという試みがあって個人的にも好きでした。
独特のシュールでちょっとバカバカしさを感じる展開(褒め言葉)や、王道だけに熱いノリなど、シリーズのテイストも残っているのでシリーズファンには安心感もあります。
気になる点
マンネリ感は否めない
全体的に快適になっているとは言え、ゲーム性自体はこれまでと大きな変化はないので、マンネリ感はありますね。
特に今作はミッション数が多く、途中似たようなミッションをプレイすることもあるので、長時間プレイしていると「これはいつ終わるんだ……」と思うときもあったのは正直なところ。
ステージによっては、乗り物に騎乗して戦ったり、敵のバリエーションを増やそうとしているところは感じられますが、シンプルなゲーム性だけにこればかりはしょうがないのかも。
アイテム集めが少々面倒に感じるときがある
地球防衛軍シリーズ恒例の要素である、敵を倒した時に落とすアイテムを拾うと、ミッション後に体力のパワーアップや新たな武器の入手ができるというシステムは今作でも健在。
これはゲーム性として1つの魅力であるとは思いますが、同時に、フィールドに落ちたアイテムを回収するのが面倒という側面もあり……。
フィールドが広いとその分集めるのに時間がかかるので、敵をあえて少しだけ残して、アイテム集めのために駆け回るといういつもの光景。
機動力の高いレンジャーやウィングダイバーなら集めやすいんですが、移動速度の遅いフェンサーだとちょっと一苦労。
ゲーム性と捉えるか、面倒と捉えるかで好みが分かれるところかもしれません。
まとめ
地球防衛軍シリーズのらしさが詰まった一作でありつつも、全体的な完成度を高めた良作!
気になる点に関しても今までのシリーズ通りではありますが、色々と工夫されて改善されている点も随所にあるので遊びやすくなっているのは好印象。
PS5でプレイした場合、ロード面や処理落ちのなさなど、ゲーム面でも快適にプレイできるようになっている点はGOOD。
ゲーム性はもともと初代で完成しているシリーズなので、シリーズで最も快適に遊べるという点でも、個人的に一番お勧めできる地球防衛軍!
マンネリ感は否めないのですが、時々遊びたくなるような強い魅力を持ったゲームなのは間違いない!
このシンプルさと爽快感は癖になる!
マルチプレイも楽しいと思うので、気になる方は是非。
その他のゲーム感想・レビュー記事はこちら
コメント