映画『Dr.コトー診療所』感想|感動と懐かしさがいっぱいの人情&医療ドラマ。感慨深さに溢れてた16年ぶりのDr.コトー

映画感想
引用元:公式予告編より
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最近観た映画の感想です。
今回観た映画は『Dr.コトー診療所

2000年代を代表するドラマの1つ『Dr.コトー診療所』が16年ぶりに復活。
しかも、ドラマ版のキャストの多くが続投しているという嬉しさ。

当時のメンバーを揃えるだけでも大変だったと思うのに、劇場で「Dr.コトー」の新たなエピソード、16年経ったからこそのドラマを見届けられたのは、なんとも感慨深かった!

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概要

公式サイト

原作は山田貴敏の『Dr.コトー診療所』。累計発行部数1200万部を超えるヒット作。

ドラマ版はフジテレビで2003年に「シーズン1」、2006年に「シーズン2」が放映され、どちらも最高視聴率20%以上を誇る大ヒットドラマ。

今回の映画版『Dr.コトー診療所』はドラマ版から16年ぶりとなる新作で、ドラマ版のスタッフ・キャストが大勢結集してつくられた作品となっております。

監督は中江功、脚本は吉田紀子。
監督も脚本もドラマ版と同じ。

出演は吉岡秀隆、柴咲コウ、時任三郎、大塚寧々、大森南朋、泉谷しげる、筧利夫、小林薫など。
キャストもドラマ版から続投している人が多いですね。

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ネタバレなし感想

この時代に『Dr.コトー診療所』の新作を観ることができたというのが感慨深かったです!

僕が幼少時にテレビで放映していたドラマで、良く再放送とかもされていたこともあってキャストの方々は馴染み深い面々も多い。
そのメンバーの多くが再集結してくれるて、懐かしさと再会できた嬉しさのようなものを感じました。

映像面では、舞台となる志木那島の風景がめちゃくちゃ美しい。
広大な海のバックや、自転車に乗って島を走るコトー先生を上空から撮影するシーンなど、映画館で観るとダイナミックで鮮明に映りました。

ストーリーはドラマ版同様に、島の人々との交流を描く人情ドラマと医療シーンの人間ドラマの魅力を味わえました。

特にドラマ版を見ていると感動するシーンがいくつもあり、思わず涙腺が緩んだところもいくつかありました。それぞれの人物が年を重ねており、その中で変わったことや変わらぬ関係性などが描かれていて良かったです。

また、過疎地域での医療問題にも触れられており、現代の社会問題の1つでもある身近なテーマでもあるので、「ここに触れてくれたか!」という興味深さがありました。
たしかに、今の時代に『Dr.コトー診療所』をやるなら関係してくるところだなと。

キャストの演技では、特に吉岡秀隆さんの演技が凄い。
コトー先生が慕われる理由が分かる優しさや、いざというときに見せる厳しさ、人間的な弱さを見せるシーンなど圧倒的な存在感でした。
映画版から追加された新キャストも良い感じに馴染んでいました。

医療シーンもしっかり用意されており、目が離せない緊迫感で良かったです。

気になった点としては、一部の展開がちょっと劇的過ぎた印象。
映画版ということもあってか、大きな困難にぶち当たるシーンが用意されているのですが、「そんな反応する!?」みたいな印象があって、そこのシーンだけ飲み込みずらかったです。
なんとなくやりたいことは分かるけれど、気になりましたね。

久しぶりにコトー先生達を観ることができたのは嬉しいと同時に、月日の流れを感じて「自分も年を取ったんだなあ……」という気持ちになってちょっとセンチメンタルになりました。

ドラマ版見ていなくてもストーリーは楽しめると思いますが、ドラマ版を見ていた方が何倍も感動は増すかなと思います。

おそらくシリーズとしては、これが最終作となると思うので寂しさはありますが、改めて新作を作ってくれたことには感謝しかない。
ありがとう!『Dr.コトー診療所』!

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