PS5でプレイしていた『FORSPOKEN』(フォースポークン)のストーリーをクリア!
今はその勢いのまま、記事を書いています。
ストーリーをクリアしての僕の感想としては……
オープンワールドゲームの傑作になる素質は感じたけれど、色々な要素が全体的にバランス悪く、かなり人を選ぶ作品になってしまったもったいないゲーム……という印象。
点数で言うなら90点以上のゲームになりそうな要素はあるのに、プレイしてみると全体的には60~70点のゲームに感じた……みたいなもどかしさ!
結構面白く遊べたところもある作品なのですが、色々と痒いところに手が届かない部分が目に付いて、素直に称賛できない感じが「もうっ!」ってなりましたね。
詳細な感想・レビュー記事は後日書く予定なので、この記事では「このあたり、もう少しなんとかしてほしかった……!」と個人的にもったいないと感じた点をつらつら書いていく内容になっています。
そのため愚痴っぽく見えるところがあるかもしれないので、そういうのが苦手な方やフォースポークンが好きな方はご注意ください。
逆に、それらのポイントが許容できるなら、このゲームが向いている・楽しめる方かもしれないので、そういう意味では参考になるかも……?
ネタバレは極力避けてますが、ストーリーの内容に触れる部分もあるので気になる方はご注意ください
ちなみにプレイ中の感想はこちら
もったいないストーリー部分
人物や世界観に感情移入しづらい
登場人物や世界観への描写が薄いままストーリーが進んでいくので、感情移入しづらい!
メインストーリーの中で絡みがあるキャラがあまり多くないのと、キャラクターの深堀が行われるようなストーリー展開があまり用意されていないので、登場する人物の印象が薄いまま話が進んでいきます。
サイドクエストもありますが凝った内容ではないので、そちらでエピソードが補完されるわけでもありません。そのため、ストーリーの中で悲劇的な状況になったときも、いまいち乗り切れず、なんだか一歩引いた感じで見てしまいました。
舞台となる世界「アーシア」が絶望的な状況になった経緯や、なぜ敵キャラが攻めてくるようになったのかなど、見せ方によってはいくらでもドラマチックにできそうな設定がたくさんあるのに、淡々と紹介されたり、「アーカイブがあるから自分で読んでね!」みたいなスタイルになっていたりと、ストーリーに関しては少々雑な印象を受けてしまうのがもったいない。
あと、今作の世界観では、スタートとなる街である「シパール」以外は人が住める環境じゃなくなっているため、「シパール」に帰らない限りはほとんど人と出会う機会がないのも、登場人物に対する印象が薄くなる理由の1つかな。
しかも、フィールド探索を楽しむ場合には、体力回復やクラフトはフィールド上に点在する「宿」で行えるため、ストーリー進行意外に「シパール」に帰る必要性も薄く感じました。
振り返ってみれば、オープンワールドゲームでここまでキャラと会話しなかったゲームも珍しいかも。
後半の展開が駆け足気味過ぎる
メインストーリーの後半の展開があまりに駆け足。
いきなり真実が次々と明かされて、今まで伏せられていた設定がいっぺん紹介されていく展開は、さすがにもう少しうまい見せ方があったんじゃないか。
あと、ちょっと進む⇒雑魚敵とバトル⇒説明⇒ちょっと進む⇒雑魚敵とバトル⇒説明のようなシーンが続く箇所もあって、テンポが悪いわりに淡々と真相が明かされるので、驚きとか衝撃とかもなく作業的に終わってしまったという印象が残ります。
なぜこんなに詰め込むかのような、ストーリーの回収をするだけみたいな展開になっていったのか……。
例えて言うなら、1クールアニメのラスト3話で唐突に設定説明回が続いて、いまいち視聴者が呑み込めないうちにラストバトルが始まって、なんか良い感じの雰囲気を醸し出す最終回になっちゃったって感じで終わります。
根本のプロット自体は王道で良さそうに感じるので、じっくりストーリーを描いてくれたら感動できたかもしれないのに……!
メインストーリーが短い
メインストーリーは10時間ちょっとくらいで終わりますが、短く感じましたね。
アクションゲームとして考えるなら悪くないボリュームだと思うのですが、前述する通り人物描写や世界観描写の深堀がなく、こじんまりとした内容で終わってしまったので物足りなさを感じてしまうのかなと思います。
ストーリーの中で、色々な場所へ行く必要性がもっと提示されてたり、街の住人と交流するエピソードがもっと用意されていれば、密度の高い内容にできたと思うのですが、それらもあっさりしていたのでメインストーリーのボリュームは薄めに感じました。
もったいないゲームシステム部分
魔法の解放タイミングが遅い
色々な魔法が使えるのがこのゲームの売りなわりに、始めの5時間くらいは1つの属性の魔法しか使えないのでバトルを単調に感じてしまうのがもったいない。
後半になると次々と魔法が解放されて、ラストバトル直前くらいに全部開放されるのは正直遅い。
魔法が増えてくると、一気に戦闘のバリエーションが広がり、レベルアップ要素やスキルツリー要素の楽しみも増してくるのですが、なぜこれらの面白い要素をストーリー中盤くらいまで味わえないのかはよく分からない。
一番最初に覚える魔法が、遠距離から弾をチクチク打つタイプの技なので、戦闘が地味かつ単調になりがちなのももったいない。
ストーリーの魅力でひっぱるタイプの作品ではないのも合わさって、序盤でゲームを辞めてしまう人が出てしまうのではないかと思うともったいない。
デフォルト操作のR2ボタンを連打する仕様は指が痛くなる
このゲーム、使用する技によっては結構ボタンを連打する必要があるのですが、デフォルトのコントローラー設定だとR2ボタンで攻撃する仕様なので、ずっとプレイしていると指が痛くなります。
しかも、PS5はハプティックフィードバック機能があるので、ボタンの感触が重くなるときがあるのが、逆に指に負担を感じてしまい、連打系の技を使いたくなくなる時があるのは、なんかもったいないなと。
オプションで設定を変えられるので、このあたりは自分好み設定した方が良いと思います。
あと、このゲーム全体的に文字が小さくて見づらい!アップデートで文字大きくしてくれないかな。
もったいないオープンワールド部分
ストーリーに活かしきれていないオープンワールド要素
オープンワールドゲームなので広大なフィールドが用意されているのですが、ストーリーで行く必要のある場所はそれほど多くないので、広大なフィールドを活かしきれていないなと思います。
あと、スタートの街以外はすでに滅んでいるという設定なので、別の街に行ってそこに住む住人たちと交流とか、全く文化の違う村に訪れる……といった旅気分を味わう的な楽しみ方はあまりない。
せっかくなら、人が住んでいる街をいくつか用意してくれた方が、世界観の広がりを味わえてストーリーの魅力をもっと味わえたんじゃないかと思います。
もしくは、フィールドを狭くしてもいいから、密度を濃くして欲しかった。
探索の楽しさが薄い
収集アイテムはありますが、フィールド上でサブクエストを受注できるなどの要素はないので、オープンワールドゲームとしては密度の薄さを感じてしまいます。
ハイスピードでフィールドを駆け回るのは楽しいのですが、フィールド上で新たなイベントが発生するとか、思わぬ村を見つけたとかの楽しみはないので、そのあたりの要素があるとなお良かった。
DLCが出れば、そこら辺期待できるかも?
最後に
色々書いてしまいましたが、あくまで僕個人の印象になります。
なんで自分がこんなにもったいないと思うのかなと考えると、面白いと感じる部分も多いゲームだからなのかなと。
例えばストーリーも、話のプロット自体は悪くないと思うし、描き方によってはかなり盛り上がる展開もあったと思いました。(特に終盤とか)
ちゃんと人物や世界観への感情移入がしやすいつくりになっていれば、ゲーム自体の魅力も増したと思うし……。
魔法パルクールアクションも面白いのに、ストーリー上でそこまでフィールドを駆け回る展開がないとか、魔法を使いわけて戦うバトルが面白いのに魔法が解放されるタイミングが遅いとか、このゲームの面白いと思う部分は結構あるのに、効果的に遊ばせてくれない感じがあります。
作り方によっては、今年を代表する傑作になるポテンシャルも感じただけに、「もったいない……!」と思ってしまいます。
あとフルプライスタイトルで1万円近くかかるソフトという点も、ボリューム不足に感じた点かもしれないですね。
とはいえ、今回挙げた「もったいないと思うポイント」があまり気にならない人・割り切って遊べる人は、このゲーム楽しめる方かもしれません。
例えば、
「ストーリーを重視しない人」「魔法が解放されるまで多少我慢できる人」「フィールドを疾走するアクションが好きな人」などはこのゲーム向いているかも。
僕もなんだかんだ言いつつも、このゲームのアクション面は結構好きなので、賛否分かれるポイントを承知の上で、気になる方はプレイしてみてもいいかもしれないです。
プレイ後の感想はこちら
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