Switch『スーパーマリオブラザーズワンダー』をクリアしたので感想・レビュー!
最初から最後まで色々なアイデアが詰まっていて、非常にワクワクした2Dアクションでした!
2Dマリオシリーズはこれまでの作品でも安定の面白さでしたが、今作ではステージ演出がビジュアル的にもゲームプレイ的にも非常に凝っていて楽しい!
新しいステージに進むたびに、新鮮な驚きと楽しさを味わえてワクワクします!
ワールドマップ形式でステージ選択の自由度が大きくなったことや、「バッジ」によって様々な効果を付与できる要素など、プレイヤーの腕前に合わせて調整できる絶妙なバランスも見事。
ボリュームに関して、スタッフロールまでに10時間前後くらいでいけたかな。
クリアしていないステージが結構あるので15時間以上は遊べそうな感じ。
(腕前にもよります)
概要
機種:Switch
メーカー:任天堂
ジャンル:アクション
発売日:2023/10/20
『スーパーマリオブラザーズワンダー』は2Dアクション『スーパーマリオブラザーズ』シリーズ最新作。
『New スーパーマリオブラザーズ U』から約11年ぶりの2Dマリオ完全新作。
(思ったより前作から期間空いてたことに驚き!)
マリオやルイージなど12種類のキャラクターから選択し、敵や仕掛けを乗り越えゴールを目指す王道の2Dアクション。
今作で新登場のアイテム「ワンダーフラワー」に触れると、コースが大きく変化!
「土管が動く」「敵の大群が出現する」などコースごとに異なる変化が発生するのが特徴。
パワーアップでは、ゾウの姿に変身する「ゾウマリオ」やアワを放出する「アワマリオ」などが新登場。
これらの能力を活かしてステージをクリアしていきます。
冒険で入手する「バッジ」によって、キャラの性能やアクションを変更できるのも今作の特徴。
帽子を使って滑空したり、穴に落ちても1回だけジャンプ可能だったりとコースや好みにあわせてカスタマイズできます。
Joy-Conのおすそわけで最大4人プレイ可能。
オンラインプレイではフレンドプレイだけではなく、同時間に世界のどこかでマリオワンダーをプレイしているプレイヤーが、コースやワールドマップに薄い見た目(ライブゴースト)で出現する要素もあります。
リアクションで挨拶をしたり、ミスした相手を助けたりなど、お互いにゆるく繋がり一緒にプレイしている気分を味わえます。
良かったポイント!
ビジュアルが面白い&アイデアが詰まったステージがたくさん!
ステージのギミックや演出が凝っていて面白い!
色んなアイデアが詰まっていて、おもちゃ箱のような作品でした。
横スクロール2Dアクションの面白さはさすがの任天堂。
シンプルでありながら操作していて気持ちいい。
今作はそれだけではなく、ステージ演出がビジュアル的にもゲームプレイ的にも凝っており、ステージごとに新鮮な驚きと楽しさを味わえてワクワクします!
特に今作で追加された「ワンダーフラワー」というアイテムを取ることで、ステージに大きな変化が現れるのがインパクトあります。
ステージいっぱいにキャラが登場したり、自キャラが敵の姿に変わってアクションが変化したり、ステージ全体が影で表現されるビジュアルになったりと「ワンダーフラワーとったら何が起きるんだろう」というワクワク感がありました!
アクションに合わせて音楽が奏でられる演出とかプレイしていて気持ちいい!
2Dかと思ったら見下ろし3Dみたいな動きに変わるギミックには「こんなパターンもあるのか!」と驚きと感心でニコニコしちゃいました。
あの手この手で楽しませようとしてくれる感じでいっぱい!
道中では「おしゃべりフラワー」というキャラがコミカルに話す演出があり、これまでのマリオ作品とは違った賑やかさを感じて楽しい。
今作からのパワーアップ「ゾウマリオ」や「アワマリオ」といった能力も印象的!
特にゾウマリオはビジュアルにインパクトがあるし、鼻で攻撃するだけじゃなく、水のある場所で水を補給すると放出できるようになり、それを使ったギミックがあるのも楽しいです。
2Dアクション系作品はインディーズゲーム等でも傑作が多く出ている定番ジャンルの中、老舗の任天堂がこれほど新鮮にワクワクさせてくれる2Dアクションを出してくれたのは凄い&嬉しい!
プレイヤーの腕前によって自由に調整できるバランスが絶妙
プレイヤーの腕前に合わせて調整できる要素が多く、幅広い層が楽しめるバランス!
ワールドマップ形式でステージ選択の自由度が大きくなったことや、「バッジ」によって様々な効果を付与できる要素、キャラ選択など色々と工夫されています。
各所で入手できる「バッジ」を付けることで、能力を付与できる要素はプレイに幅が出て面白い。
例えば、アクション追加のバッジでは「帽子で滑空」「水中を早く泳げる」アクションが追加され、パワーアップのバッジでは「穴に落ちても1回ジャンプ可能」など補助的な能力が得られます。
他にも、達人バッジでは「操作キャラがバネみたいに跳ね続ける状態」になり、むしろステージの難易度が上がってやりごたえが増すなど、同じステージでも幅広い遊び方ができるのはGOOD!
付けられるバッジが1つだけなので、「ジャンプアクションのサポートにするか、敵に当たった時のミスを考慮するか……?」みたいに、どのバッチでステージに挑むか考える楽しみもありました。
ステージはワールドマップ形式。
複数のステージの中から結構自由に選択できるため、プレイヤーの腕前に合わせて進められるのは良かったです。
簡単なステージもあれば歯ごたえ十分なステージもあり、また、バッチの能力を駆使するステージ・隠されたアイテムを探すステージミニゲーム的なものもあります。
どれから進めてもOKなので、幅広い層のプレイヤーが楽しめるバランスだなあと思いました。
また、ダメージを受けないキャラクターとして「ヨッシー」や「トッテン」が用意されているので、アクションが苦手な人や初めての人でもプレイしやすいのは親切。
友人や家族とも一緒に遊びやすいですね!
ゆるいオンライン要素がちょうどいい
1人プレイでもオンラインに接続するとワールドマップやステージ上に他プレイヤーの姿が現れるゆるいオンライン要素は個人的に好みな点。
ゲームをプレイしているときにオンライン状態だと、同じく『マリオワンダー』をプレイしているプレイヤーのゴーストが表示されます。
一般的なオンラインゲームみたいにコースやルールを決める必要はなく、自分が選んだステージをたまたま一緒にプレイしている人が現れるって感じが肩ひじ張らずにプレイできて楽しい。
「一緒にゲームをプレイしてる感」をゆるく味わえて良いシステムだと思いました。
他のプレイヤーに対して軽くリアクションし合ったり、プレイヤーがミスした時には他プレイヤーやコースに設置したパネルに触れると復活することができ、ゆるくサポートできるのもいい塩梅。
(ミスしやすそうな場所にパネルを設置しといて、たまたま他プレイヤーを助けた時にリアクションしてもらえるとなんだか嬉しかったです)
「他のプレイヤーとがっつりオンラインプレイしたいほどじゃないけど、誰かと一緒にプレイしている感じはほどほどに味わいたい」という体験ができて面白いシステムでした!
まとめ
めっちゃ楽しい2Dアクションゲーム!
2Dアクションの面白さはもちろん、見た目やアイデアでも楽しませてくれてまさにワンダーな作品でした!
動かしていて気持ちいいのはもちろん、ステージギミックや演出も力が入っており、バラエティ豊かなアイデアが堪能出来て面白かったです。
特別不満に感じたところはなく(強いて言えばボスキャラを増やして欲しかったくらい)、誰にでもおすすめ!
アクションゲーム好きにも初めてゲームをプレイする人にも触ってもらいたい作品。
一人で遊んでも楽しいし、友人や家族と遊んでも面白いゲームだと思うので、年末年始などのタイミングにも重宝される作品かと思います!
3Dアクションならこれがおすすめ!
クロノアも横スクロールアクション系で結構面白かったです
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