『ファイナルファンタジー7 リバース』は濃厚なゲーム体験で面白い/映画『オッペンハイマー』観てきた感想/シャニマス6thライブ大阪が超良かった【2024年3月の振り返り】

月間振り返り
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3月の振り返り!

今月プレイして面白かったゲームをはじめ、印象深かったできごとをまとめていきます。
個別記事へのリンクも貼っているので、興味ある方はそちらもぜひご覧ください。

振り返り記事と言いながら投稿が4月になってしまった……。
振り返り記事はその月度のうちに出したかったのに間に合わなくてかなしい。

3月最終日にいろいろやることが溜まってしまった結果、遅くなってしまいました。

判断に悩むことがあって悶々としてたらいつの間にか一晩明けてましたね。
優柔不断だなあと反省……。何かを選ぶことって難しいですねえ。

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今月プレイしたゲーム:『ファイナルファンタジー7 リバース』をクリア!

今月はPS5の『ファイナルファンタジー7 リバース』(FF7リバース)『パワーウォッシュシミュレーター』を中心にプレイ。
体験版ではPS5の『ステラ―ブレイド』をプレイしました。

今月は『FF7リバース』にかかりっきりでしたねえ!
ボリューム満点で、色んな要素がいっぱい詰まった大作タイトルでした。

ストーリーよりもゲーム部分が思っていた以上に面白く、フィールド探索をしていたら気づけば数時間経っていた……ということもしばしば。

マップがオープンワールドではなくエリアごとに区切られているんですが、十分に広かったです。
エリアごとに分けられていることで、違うエリアに行ったときに雰囲気がガラッと変わるのが旅をしている感じが味わえて好きなポイント。

マップの密度も高いのも良かったです。
マップ上に「ワールドレポート」という様々なコンテンツが点在し、ちょっと進むたびになにかしらのコンテンツに出会えるので、飽きずに探索できました。

一部のオープンワールド系のゲームだとマップは広いものの、あまり探索要素はなくて移動時間がただ長くなるような作品もある中で、『FF7リバース』は密度のバランスが個人的にちょうど良かったですね。

ミニゲームも予想以上に豊富に用意されていて驚きました。
ゲーム中にミニゲームがある作品は度々見かけますが、かなり多くて豪華なつくり!

メインストーリー・サブクエストのどちらでもミニゲームが登場し、アクションRPGとは異なったジャンルのゲームが入るのはバラエティ豊かで飽きさせない。

ミニゲームのクオリティはバラバラで、なかには「今の時代にこんなゲームやらされるのか……!?」と思うようなものもあるんですがご愛敬。

僕が好きだったのは、カードバトルの「クイーンズブラッド」とレースゲームの「チョコボレース」。
どちらもジャンルの面白さを感じ、試行錯誤する機会もあったので、やりこみがいがありましたね。

面白いと思う反面、ミニゲームが定期的に差し込まれることでストーリーのテンポ感が多少削がれる点や、アクションRPGをプレイしたいときに別のジャンルのゲームを度々プレイさせる構成はどうなのかと思うところもあったり。

ミニゲームは必ずしも勝利する必要はないし、スキップすることも可能など救済措置はあります。(それはそれでどうなんだろうと思うときはある)

ただ、現代はインディーズゲームなどで色んなジャンルの傑作が安価でプレイしやすい環境なだけに、あえて『FF7リバース』でいろんなジャンルのゲームをプレイする必要があるかなと思うところはあります。

また、FF7リメイクプロジェクトは3部作でストーリーが続き物ですが、前作『FF7リメイク』から『FF7リバース』の発売までに4年ほど経っているので、その期間の長さにミニゲームの開発が多く含まれているのなら、もうちょっと削ってでも早くストーリーの続きを見せて欲しいという気持ちがあったのは正直否めないですね。

次回作も4年くらいかかるんだとしたら、さすがにストーリーを覚えていられないのでもっと早く出して欲しい気持ちはあります。

ですが、冒険の中でいろいろなゲーム体験をして、あの手この手でプレイヤーを楽しませようとする姿勢は凄く好感が持てるので、自分の気持ちが揺れ動きながらプレイしていました。

ストーリーは好きな部分もありつつも、一部の展開や演出が分かりにくく感じるところがあり、後半は気持ちが乗りづらいところがあってもったいなかったです。

考察要素などは嫌いじゃないんですが、僕はFF7オリジナル版をプレイしていないので今回のリメイク3部作で、「あの歴史的な作品に手を出してみよう!」という気持ちが強かっただけに、変に捻った展開を入れなくてもいいのになと正直思いました。

「オリジナル版から展開を変えるのかも!?」のような伏線を感じますが、個人的には「昔から話に聞いていたFF7という作品の世界観やストーリー、キャラの魅力を、現代の技術で楽しみたい」という気持ちが強いので、ストーリーはストレートに描いてくれた方が嬉しい。

ストーリーは置いといて、世界観やキャラクターの魅力は大きいですね。
テクノロジーと自然が入り混じった世界観とか、旅の中で関係性を築き上げていくキャラクターたちが1人1人個性的で印象に残るのは、凄く良いなと感じました。

前作からティファやエアリスは好みでしたが、『FF7リバース』では、バレットやナナキといったキャラ達に対しても好きになりました。

過去が明らかになったり、ギャップが可愛かったりと、メインストーリー・サブクエスト含めてキャラクターの掘り下げが随所に描かれていて、プレイすればするほど魅力が伝わってくるつくりになっていて良かったです。

グラフィックも綺麗だし、本当にスクエニが本気を出してつくった作品だったんだなと感じました。
気になるところはあってもそれ以上にとても面白かったし、プレイして満足したゲームでした!

体験版ではPS5『ステラ―ブレイド』をプレイしました。

前評判通り、キャラクターのビジュアルに熱量を感じ、非常にエッ!でしたね。

アクション部分は『ニーア オートマタ』みたいな感じかと思ったら、思っていた以上にソウルライク系のアクションで、歯ごたえのあるプレイを楽しめそうな印象でした。
なかでも、パリィが重要な気がする。

制作陣の癖を感じる作品で個人的には興味深い。
発売も間近なので楽しみです。

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映画『オッペンハイマー』を観てきた

現在公開中の話題の映画『オッペンハイマー』を観てきました。
情報量に圧倒される映画で、非常に興味深かったです。

一部映画内の描写について触れるので、完全にネタバレを見たくない人はご注意ください

『ダークナイト』や『インターステラー』『テネット』など、高い人気を誇るクリストファー・ノーラン監督の最新作。
「原爆の父」と呼ばれたアメリカの物理学者ロバート・オッペンハイマーを題材にした作品。

原子爆弾を開発した人物が題材なだけに、日本で公開するかどうかについて紆余曲折ありましたが、先月からついに公開。

題材的に人を選ぶし、誰にでも勧められる作品とは言えない気はしますが、僕としては観て良かったと思いました。

3時間という長尺のなかで、ノーラン監督お得意の複数の時系列が並行して進む展開、数十人以上の登場人物が次々と登場し、量子力学などの物理用語が次々飛び出すなど、情報量が多くて圧倒されっぱなし。

事前情報全くなしの完全初見で観に行くと、油断したら振り落とされるんじゃないかと思わされるほど。

僕は歴史で何があったのかという時系列だけ事前に調べてから観に行ったのでなんとか分かりました。
(とはいえ、観終わったあとに調べて理解した部分も多い)

だけど面白いのが、会話劇主体の3時間という内容で、最後まで飽きずに集中して観れました。
複雑なのは間違いないですが、分からなくてつまらないということはなく、最後まで興味が持続する感じ。

この作品は、歴史映画であり、お仕事映画であり、一種の法廷映画である……といった複数のジャンルの面白さが入っている気がします。

オッペンハイマーという人物は、物理学の天才ですが決して善人ではなく、かといって悪人とも言い難いところが興味深い。

妻がいながら別の女性との関係を続ける女たらしであったり、原子爆弾開発前と開発後で考えや行動が変化したりと、一概にこういう人と断定できない感じがある意味人間らしいのかも。

原子爆弾という恐ろしい兵器を開発しますが、その背景に当時のドイツやロシアに対する恐怖や危機感があり、国中の空気感が開発プロジェクトに繋がっていくのは、アメリカの歴史に詳しくなかったので個人的に勉強になる部分でした。

開発プロジェクトはいわゆる「お仕事映画」の雰囲気を感じさせ、アメリカ中から天才研究者が集結し、これまで人類が開発したことがないものを開発するために、いろいろな壁にぶつかりながら目標に向かっていく様に、高揚感を感じてしまうのは否めない。

(テレビ番組で例えると「プロジェクトX」を見ているかのような感じ)

そして、核実験を行う「トリニティ計画」のシーンは映画館だと圧巻でした。

実験中のミスが許されない&何が起きるかわからないという凄まじい緊張感と、実験が成功した時の一種の神々しさと恐ろしさ。光が広がったあとに数分遅れで巨大な爆発音が届くのは、映画館だと震えるような迫力がありました。

ここで一瞬プロジェクト成功の達成感のようなものを感じるのですが、この計画の成功が原子爆弾の誕生になり、それがやがて日本に落とされるという結末を知っていると、非常に複雑な心境になります。

作中に登場する台詞で「300年の物理学の成果が大量破壊兵器なのか?」というものがあるのですが、まさにこの心境。
世界有数の天才たちが集まり、人類の英知を結集した結果、人間を滅ぼすものを生み出してしまったという流れに、あらゆる感情が渦巻きます。

ちなみに原子爆弾の被害を直接的に見せるシーンは特にはなかったです。
日本のどの都市に落とすか議論するシーンや、戦後に原爆の被害の映像をオッペンハイマーが見ている様子が描かれるシーンはありますが、直接的なグロテスクな描写はありません。

その点について、賛否両論あると思いますが、個人的にはオッペンハイマーの歴史を描いた作品なのでそのやり方は悪くないと思っています。

(強いて言うなら、オッペンハイマーが原爆被害の状況についての幻影を見るシーンは、少々中途半端に感じました。
特に日本人だと原爆によってどれほど悲惨な事態になったのかを歴史などで学ぶので、中途半端に描かれると矮小化しているように感じる気持ちはありました。触れるにしても触れないにしても、もっと振り切った描き方の方がこの部分に引っ掛からなかったかもなあと思いました)

むしろ、原子爆弾投下の判断については、開発者のオッペンハイマーが脇に追いやられていく様が恐ろしかったですね。

自分の預かり知らぬところで使い方が勝手に決められ、危険な兵器がコントロールできない様になっていくところに、国や組織の怖い部分を感じました。

もともと、「圧倒的な兵器をつくれば、それをみんなが恐れてもう誰も戦争しなくなるだろう」というもとで開発したのに、原子爆弾の開発後は、さらに強力な水爆の開発の話が進むところも無情。

水爆の開発に対してはオッペンハイマーは反対したものの、それをきっかけに今度はスパイ容疑をかけられて、尋問にかけられていく流れも考えさせられるものでした。

オッペンハイマーが、兵器の開発競争が続くと今後もより強力な兵器が生まれ、結果さらに世界が危機的状況になることを恐れるのと同時に、そもそも強力な兵器を生み出したのがオッペンハイマー自身というのも皮肉な話。

戦後のオッペンハイマーに対しての追求は、時系列が混ざって描写されているので分かりにくい部分はありつつも、世間から成功者として見られていたオッペンハイマーが国の敵と疑われる様が、歴史による立場の変化を感じさせて興味深い。

全編通してオッペンハイマーという人間、そして自らの生み出したもので自らを危機に落とし込む人間の様を描いていて、観る人によっていろんな感想であったり考えが生まれる興味深い作品だと思います。

主演を演じたキリアン・マーフィーの演技は見事だし、オッペンハイマーを陥れようとするストローズを演じたロバートダウニーJrの演技もマッチしていました。

ただ、この作品が素直に面白いと言っていいのかはちょっと迷うところはありますね。

上記のとおり、尺の長さや入り混じった時系列などといった複雑さに加え、日本人の視点だと感情的にモヤモヤする部分はあるとは思います。
(決して戦争や原爆を賛美する内容ではないとはいえ、原爆によって実際に凄まじい被害があったわけですからね)

とはいえ、その時代のアメリカの歴史背景やオッペンハイマー周囲の出来事は今まで知らなかったことだけに、この映画で知ることができたのは個人的に有益だったなと思います。

戦争が現在でも起きている「今」に繋がる作品だと思うし、人間社会や未来に対して思い馳せる上でも観て良かった作品でした。

こういう作品を観た後に誰かと話し合ったりしたいんだけど、周りにそういう友人がいないんだよねえ……。

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シャニマス6thライブめっちゃ良かった

3月の初めに大阪で行われたシャニマスの6thライブに行ってきました。
とても楽しかったですね~!!

最初から最後まで楽しさがいっぱいで大盛り上がりのライブ!

シャニマスのライブは一通り見ているのですが、今まで見てきたライブの中で1番お祭り感を味わえたかもしれないです。
ストレートに楽しく、良い意味で一般的なライブっぽさがありました。

最新CD「CANVAS」シリーズの楽曲やシャニソンの新曲も次々と披露されて新鮮でしたし、セトリが予想外でワクワクしました。

ソロ曲をユニット混合で歌う場面があったり、楽曲中にプロデューサー全員で歌うパートがあったりと演出も多彩。
楽しさとエモさで笑顔満開の時間でした!

4月は横浜公演があるので、こっちも楽しみすぎる!

今月のブログ

今月のブログ記事更新は10本!
本当はこの記事も入る予定だったけど、間に合いませんでした……。

今月だと『ハイキュー!!』の映画と『葬送のフリーレン』のアニメ最終回が思い出深かったかな。

『ハイキュー!!』は公開してすぐに映画観に行ったんですが、アニメ版を昔見たきりで内容忘れているところがあったので、1期~4期の全85話を見直して2回目を観に行きました。

これだけ話数の多い作品を一気に見直す経験はあまりないので、そういう意味でも新鮮。
それだけ、『ハイキュー!!』が面白い作品であったことは間違いない。

映画版もかなり面白く、バレーボールシーンの迫力は目を離せなかったし、アニメ版を踏まえたライバル校同士の熱い関係性が描かれていてエモかったです!

『葬送のフリーレン』のアニメも良かった……!
近年のアニメの中でもかなり面白い作品だったんじゃないかと思うくらい。

初回から面白かったのですが、話が進むにつれ、バトルシーンの迫力だったり、登場人物同士の関係性の魅力、旅の中での出会いと別れによる温かさと切なさなど、いろんな良さが詰まったアニメでした。

最終回も『葬送のフリーレン』らしい終わり方で、良いもの見たなあ……という気持ちに浸っていました。
いろんな人におすすめしたい作品ですね!

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