5/31(日)、東京競馬場で開催された日本ダービーを現地観戦してきました!
国内のG1レースの中でも一際高い注目度を誇り、すべてのホースマンが憧れる最高の舞台「日本ダービー」。
3歳クラシックの2つ目のレースとして、前走の皐月賞を制したロブチェン&松山弘平ジョッキーの2冠達成にも大きな注目が集まっていました。
もちろん、立ちはだかるライバル達も強力なメンバー。
皐月賞で好走した実力馬から、前走のリベンジを虎視眈々と狙う伏兵まで、誰が勝ってもおかしくない布陣。
ドキドキしながら見守ったレースは、新たな伝説を予感させる熱い結果になりました!
この記事では、日本ダービー(2026)を現地観戦してきた感想を書いていきます。
日本ダービーの概要&レース直前まで

第93回東京優駿(日本ダービー)は、5/31(日)に東京競馬場で開催。
芝2400メートルを舞台に行われる、3歳馬限定のGⅠレースです。
すべての競走馬にとって一生に一度しか出走できない特別な舞台であり、「ダービージョッキー」の称号はホースマンにとっても大きな意味を持つビッグレース。
皐月賞・菊花賞と並ぶ「クラシック3冠競走」の第2戦でもあり、皐月賞を制した馬が3冠馬へと至れるかという挑戦も見逃せないポイントです。
今年の出走馬は、皐月賞を制したロブチェンを筆頭に、皐月賞で惜しくも2着・3着だったリアライズシリウスやライヒスアドラーも参戦。さらには、ダービー開催2週間前の落馬負傷により鎖骨骨折などの怪我を負った岩田康誠ジョッキーが、相棒アスクエジンバラと挑むために執念で復帰するといったこともあり、リベンジを誓う熱い想いを感じます。
他にも、東京スポーツ杯2歳Sの覇者パントルナイーフや、ダービー最多勝のレジェンド武豊ジョッキーとコンビを組む青葉賞馬ゴーイントゥスカイ、弥生賞を勝った実績のあるバステールなど、前哨戦を勝ち抜いてきた猛者たちが、栄光のダービー制覇を目指して激突しました。

当日は見事な快晴!
昼頃に東京競馬場へ到着したのですが、気温はすでに30度越えで夏の気配が漂っていました。
外で観戦していると日差しも照り付けていて、まあ暑い!
今年の日本ダービーの入場者数は8万人越えとのこと。
皐月賞で中山競馬場行ったときよりも明らかに人が多く感じましたし、ゴール前には観客が密集していました。
僕はゴールの位置は見えるものの、少し離れたところから観戦。背伸びしてギリギリコースが見えるような場所に立っていました。

日本ダービーだけあって、メインレースの前から会場の熱気は高かったんですが、レース開始前の煽りVがさらに場内を盛り上げてくれました!
ダービーで勝つことの難しさを確率で表した内容で、ナレーションを務めたのは声優の津田健次郎さん。いつ聞いても渋くて良い声!
「コイントスで表が出る確率は50%」「おみくじで大吉が出る確率は26%」といった説明が続く中、「幼馴染・隣人と結婚する確率は1%」と紹介されて周囲から笑いが起きていました。
(100人に1人と考えたら意外と多いかも……?)
そして、第93回日本ダービーの出走確率は0.23%。勝利確率にいたっては0.013%という……!
まさに奇跡の瞬間を目撃するほどの確率。
そこから「奇跡への期待値 100%」という文字がパリーンとはじけ飛び、画面いっぱいに「第93回 日本ダービー」の文字がドーン!と表示されて激アツ!
こちらの興奮と期待を煽ってくる最高の演出でしたね。
日本ダービーのレース感想
ロブチェンが驚異の底力を見せて、見事クラシック2冠馬の栄光を獲得!
そして鞍上の松山ジョッキーが、ついにダービージョッキーの称号を手にしました!
鮮やかな逃げで制した皐月賞とは一転、今回はゴール前での激しい競り合いを制しての差し切り勝ち。
戦法にこだわらない自在な強さを発揮し、王者にふさわしい走りを見せてくれました。
レースがスタートすると、皐月賞のようにロブチェンがハナを奪うかと思いきや、メイショウハチコウとリアライズシリウスが先行する形に。道中、バステールがグングンと前方に進出する動きも見せるなか、最終コーナーまではリアライズシリウスが先頭をキープしてレースを引っ張ります。
リアライズシリウスは皐月賞2着の時も走りが良かった印象があったため、「今回はリアライズシリウスが逃げるのか!」と見ているこちらもワクワク。最後の直線で少し距離が長く感じられた点や、不利を被った場面もあったらしく結果は7着に終わりましたが、まだまだこれからの成長が楽しみな一頭です。
一方のロブチェンは、最終コーナーを回る段階では中団後方のポジション。「ちょっと後ろすぎるか……?」と一瞬不安がよぎりましたが、直線に向くと力強く踊り出てきました。
川田ジョッキーの巧みな判断で先頭に立っていたバステールを捉え、さらにルメールジョッキーの見事な捌きで追い上げてきたパントルナイーフとの真っ向勝負。最後は意地と意地がぶつかり合う大混戦となり、アタマ差でダービー制覇の栄光を勝ち取りました!
ゴール前の攻防はかなりの接戦で、僕も背伸びしながら「どっちが勝った……!?」と分からなかったですね。その後に時間が経ってモニターに「17」と点灯されたのを見て、「ロブチェン2冠じゃん!」と大興奮!
ウイニングランで松山ジョッキーとロブチェンがスタンド前に戻ってきた際、松山ジョッキーが涙を流す姿が見えて、胸が熱くなり感動しました……!初のダービージョッキーになった瞬間を目撃でき、本当に感慨深かったです。
2位のパントルナイーフの走りも見事。勝ったんじゃないかと思うほど鋭い伸び脚でした!
レース前は、「ルメールジョッキーの手腕が凄いとはいえ皐月賞14着だからなあ……」と思っていたら、しっかり巻き返してきたから恐れ入りました。
ロブチェンにアタマ差まで迫る実力を見せただけに、レース後に右第3手根骨の板状骨折が発表されたニュースはショック。手術を行ったそうなので、まずは無事回復し、再び大舞台で活躍することを願っています。
3着のバステールは、中盤で自らポジションを押し上げていった判断が光りました!
終盤までしぶとく粘っていたし、まだ成長途上の段階であることを考えれば、次走以降がさらに楽しみになる内容でした。
ゴーイントゥスカイはハナ差で惜しくも4着。
馬自身の実力はもちろんのこと、歴代最多のダービー制覇経験の持つ武豊ジョッキーの手腕はやっぱりすごいなと。馬券内にもう少しで入るところでしたからね。
僕も少し前に東京で開催された「武豊展」に行っていたこともあり、武豊さんがダービー勝つところを目の前で見たいなあという期待の気持ちもあったので、ドキドキする瞬間でした。
最後に、個人的に応援していたアスクエジンバラは10着という結果に。着順こそ振るわなかったものの直線での位置は悪くなく、夢を見させてくれました。
なにより、岩田康誠ジョッキーの怪我が完治しているとは言えないなか、人馬共に無事に走り切ってくれたことがまず嬉しい。もう少し距離が短い条件の方が良い結果を残しそうな感じがするので、今後も応援していきたいです。
おわりに

ロブチェンが2冠を獲ったことに興奮し、松山ジョッキーがダービージョッキーになったことに感動し、今年の日本ダービーも良いレースでした!
前走でも高いポテンシャルを見せていましたが、今回のレースで差し切り勝ちもできることを証明してみせたロブチェン。いろんな戦法が取れる柔軟性は、今後の大きな武器になるはず。
残るクラシック最後の1冠は菊花賞。
芝3000mという未知の長距離適正が鍵を握りますが、ロブチェンの父がかつて菊花賞を制したワールドプレミアであることは、血統的に期待できるところ。
現実的にクラシック3冠が十分狙えるだけの素質は持っていると思うので、もしかしたら新たな3冠馬誕生の瞬間をリアルタイムで目撃できるかも!?松山ジョッキーも今年調子良いし!
僕は競馬を本格的に見始めたのが2022年の日本ダービーからなので、3冠馬が誕生するところを見たことがないんですよねえ。
今年はフォーエバーヤングが史上初のサウジカップ連覇を成し遂げたり、オークスではジュウリョクピエロがJRA所属の女性ジョッキー初のG1制覇を果たすなど、記録的なことが続いているから、もしかしたらという期待感は膨らみますね!
秋への期待も胸に、残り少なくなってきた春のG1戦線も引き続き見届けていきたいです。
ちなみに、僕の日本ダービーの馬券結果は普通にマイナス。
ロブチェンはおそらく馬券内にくるだろうと信じつつ、リアライズシリウスとアスクエジンバラを絡めたワイドと、その3頭を軸にした3連複フォーメーションで見事に玉砕。
パントルナイーフかバステールのどちらかが馬券内に突っ込んでくる可能性は考えていたけど、両方来るとは……!
でも、アスクエジンバラはワンチャンあると思ったんだよなあ~。
↓皐月賞を観戦したときの感想

去年の日本ダービーの感想はこちら

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